製品IoT化パックとは?
初期費用0円でできるアフターサービスの高度化!
製品の遠隔監視、遠隔保守に必要な機能をパッケージで提供するサービスです
自社の製品を「IoT化」することで、IoTにより付加価値を付与された各種製品・サービスをエンドユーザーに提供が可能です。
「IoT化」に必要となる機能をNTT Comがパッケージで提供します
製品のIoT化で得られる価値について
製品のIoT化による課題解決の鍵は“アフターサービスの強化”
- 次第に製品がコモディティ化し、競合他社との価格競争にさらされている
- 自社製品の付加価値向上・収益改善に向けた新たな取り組みへの必要性を感じている
- IoT化により駆けつけ対応などが削減し、アフターサービス領域におけるサービスが充実
- 「モノ売り型」から「サービス提供型」へのビジネス変革により収益性を向上
製品のIoT化により、価格競争力・収益力の向上へ!
お客さまの製品のIoT化をご支援します!
①かけつけ対応回数の削減
遠隔から保守を行うことでサービスマンの派遣回数を減らし、保守コストを削減
②適切なアフターサービス
遠隔で状況を確認し、必要な工具・備品を準備したうえで駆けつけ対応
③適切なタイミングでの部品交換
累積移動時間などのデータから消耗品の適切な交換提案を実施
④収集したデータを生かした製品開発
製品からのデータを収集・分析することで製品開発の検討材料として利用可能
⑤適切なアップセル・クロスセル提案
ユーザーの利用状況データを分析し、製品の追加購入や周辺機器の提案を実施
なぜアフターサービスの強化がマネタイズに繋がる?
製造業界では、設計/生産、製造/組立に対しては多額の投資をして効率化をしている一方、マーケティングやアフターサービスといった事業プロセスにおいては効率化に余力があると言われています。
IoT市場全体を見ても、特に自社製品への付加価値付与目的でのIoT活用が進展しており、数多く事例が創出されています。
参照元:経済産業省作成
マーケティングやアフターサービスを効率化することで…
製品の販売後に
かかっていたコストの低減
新たな利益の創出
製品の導入価格の低減
製品のIoT化によって
価格競争力・収益力の向上へ!
製品IoT化パック構成図
●NTT Com提供範囲
Point 1
製品状態管理/可視化ポータル機能
- 製品状態可視化機能
- アラート通知機能
- データ分析機能(オプション)
Point 2
様々なクラウドサービスにセキュアかつ安価に柔軟に接続
- 様々なクラウドシステムに対応
- プロトコル変換によるデータ通信量削減
- デバイスの開発コストを最小限にしデータ連携
- オンデマンドな遠隔アクセス機能(オプション)
Point 3
柔軟なモバイル回線を利用した設定、設置の簡略化
- 回線の開通/休止/廃止を柔軟にコントロール可能
- アラート通知機能
- 製品の出荷サイクルに合わせた回線開通が可能なテストモード
料金
()内は消費税10%を含んだ金額
項目 | 料金メニュー | 提供概要 | 単価 |
---|---|---|---|
基本項目 | モバイル回線利用料(SIM)※1 |
- モバイル(SIM/eSIM)によるLTE/3Gインターネットアクセス - Smart Data Platformポータル/APIによる管理 - 保守サポート |
792円/SIM (871.2円/SIM) |
クラウド接続利用料 |
- プロトコル変換機能(HTTP→HTTPS,MQTT→MQTTS) - クラウドアダプター機能 |
||
デバイス管理利用料※2 |
- データ蓄積/グラフ・地図など可視化機能 - アラート送信機能 |
||
オプション項目 | 追加モバイル回線利用料(SIM) | - 基本項目に含まれるデータ通信量を超過した場合の追加利用料 |
0.64円/MB (0.704円/MB) |
リモートアクセス利用料 | - リモートアクセス機能 |
240円/SIM (264円/SIM) |
|
追加デバイス管理利用料 | - 基本項目に含まれるストレージ容量を超過した場合の追加利用料 |
0.24円/MB (0.264円/MB) |
|
- 基本項目に含まれるAPIコール数を超過した場合の追加利用料 |
0.0944円/回 (0.10384円/回) |
- ※1. 本パッケージはご利用開始日から1年以内に10SIM以上、ご契約頂けることをご提供条件とします。
- ※2. モバイル回線(SIM)利用料に含まれるデータ通信量は1SIMあたり500MB/月までとします。
- ※3. デバイス管理利用料に含まれるストレージ容量は1SIMあたり50MB/月、APIコール送信頻度は10分に1回以下とします。
ユースケース・導入事例
ユースケース
製造業におけるマーケティング、アフターサービス領域では、以下のような課題が想定されます。
課題1:作業の対応が遅れる
製品の販売後、遠隔から状態確認や
設定値変更ができる環境がなく
タイムリーな保守サービスが
提供できない
課題2:運用コストがかかる
適切なアフターサービスが提供できず
保守運用コストが高い
課題3:開発が遅れる
業務効率化が進まず、
製品の設計・開発にリソースが
あてられない
製品IoT化パックの導入により、製品の遠隔監視・遠隔保守を実現することで解決します
セキュアなリモートアクセスによるメンテナンス作業が実施可能
アラート通知を契機とした適切なアフターサービスで
現場作業員の派遣回数や運用コストも削減
製品のデータをリアルタイムで収集蓄積し、ダッシュボードでの可視化により
製品開発の検討データとして活用可能に
導入事例
- 納品した清掃ロボットを遠隔から状態確認や設定値変更ができる環境がない
- 競合も意識し、製品のIoT化機能の実装を急ピッチに進めたい
- 清掃ロボットが異常停止した場所の名称の通知や管理画面からの状態確認や設定値変更を製品IoT化パックによってかんたんに実現
- Network Gatewayのフォーマット変換機能によって自社製品の改修/開発コストなくIoT化機能を実装
- ユーザーごとのロール設定により一つのプラットフォームで清掃ロボットの状態確認や、設定値変更が可能に
- 製品を販売後、利用状態の把握が出来ずタイムリーに保守サービスを提供できなかった
- 製品の使用回数、装置稼働状況、アラームなど約200点のデータをネットワーク経由で収集し、販売代理店やお客さまとも取得データを共有
- 詳細状況を把握することで、タイムベースメンテナンスにより保守業務を効率化
- 常時モニタリングにより、お客さまに安心感を提供
- 提供中のパレット自動管理サービスの利用拡大に対応できる基盤を構築したい
- 基盤移行にかかるコスト/時間を抑えたい
- 安定性の高いインフラを構築したい
- IoT基本要件が標準搭載されたIoT Platformにより基盤を構築
- 通信環境をクラウドと一元提供されるモバイルサービスに移行
- 利用拡大にも安心して対応できる基盤を構築でき、BCP観点でも安定したサービス提供を実現
- 社内の運用負荷が格段に軽くなった
- 管理画面上でシステム全体の状況をすぐに把握できるため、運用が効率化