MDM(モバイルデバイス管理)で解決できます!
スマホ・モバイル端末管理のお役立ち情報
01 なぜ今、MDM(モバイルデバイス管理)が必要なのか?
外出時のスマホやタブレットの利用が一般化するなか、法人スマホの紛失・盗難や、承認されていないアプリの使用(シャドーIT)による情報漏洩リスクが高まっています。こうした事態を防ぐには、端末管理の仕組みを整えることや、社員のリテラシー向上など、複数の視点からの対策が必要です。
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複雑化する端末利用環境と
管理リスクの顕在化
営業活動や外出先での業務や複数拠点での勤務、リモートワークの普及など、働き方の多様化に伴い、法人スマホの利用は急速に広がって
います。
その一方で、「誰が」「どのスマホを」「どこで使っているのか」を正確に把握することが難しくなっているのが現状です。
万が一、紛失や無断の持ち出し、設定ミスなどが発生した際に迅速な対応ができなければ、情報漏洩や不正利用といった深刻なリスクにつながりかねません。しかし、端末の状態を常に監視・把握する作業は管理者に大きな負担を強いるため、組織としての管理体制や対応力が強く問われています。
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MDMによる端末管理と、
管理効率化の両立
MDM(モバイルデバイス管理)は、法人スマホやタブレットを一元的に管理し、セキュリティ対策と運用効率化を同時に実現する仕組みです。法人スマホの利用状況をリアルタイムで把握できるため、異常があればすぐに検知できます。
万が一の紛失や盗難時には、遠隔操作によるロックやデータ消去を行うことで、情報漏洩の被害を最小限に抑えることが可能です。さらに、アクセス制御を用いて不要なアプリやサイトへの接続を制限し、シャドーITやマルウェア感染といったセキュリティリスクも軽減します。
3 端末の一元管理を実現するサービス
MDMに必要な機能を幅広く搭載し、従業員のスマホやタブレットを一括で安全・効率的に運用できます。

02 BYODを成功させる私用スマホ管理の方法は?
コスト削減や生産性向上に繋がる一方、情報漏洩のリスクも伴うBYOD。成功の鍵は、従業員のプライバシーを保護しつつ、業務データのみを安全に管理することにあります。
- BYOD(Bring Your Own Device): 従業員が個人のスマホやPCなどの端末を業務に利用すること
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情報漏洩リスクと
プライバシー保護の両立における課題
BYODを導入すると、個人のスマホなどに業務データが保存されるため、紛失・盗難や不正アクセスによる情報漏洩リスクが高まります。特に、業務用と個人データが混在するとセキュリティポリシーの適用範囲が曖昧になり、管理が難しくなります。
一方で、企業が個人端末を全面的に監視・制御すれば、私生活まで把握するおそれがあり、プライバシー侵害や信頼関係の悪化につながりかねません。
つまり、BYODの最大の課題は「情報セキュリティの強化」と「従業員のプライバシー保護」の両立にあります。
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業務データの管理権限の設定による
安全な運用モデル
BYOD環境で安全に運用するには、業務領域と個人領域を分離し、管理対象を業務データのみに限定する仕組みが有効です。
MDM(モバイルデバイス管理)を活用すれば、業務用のアプリやデータにのみセキュリティポリシーを適用し、個人用のアプリやファイルには干渉せず、暗号化やアクセス制御、遠隔でのデータ削除などが可能
です。
さらに、アプリの自動配布やアップデート、一括設定変更により管理者の負担も軽減されます。
この「必要な部分だけを管理する」モデルは、従業員の安心感を保ちつつ、情報漏洩リスクを最小化できるため、BYODを長期的に安定運用するうえで理想的です。
3 個人スマホの安全な業務利用を支援するサービス
BYODに必要な管理機能を備え、導入から日々の運用までシンプルに行えるMDMです。

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モバイル端末管理に欠かせない
ゼロトラストセキュリティ
社内と社外の境界で防御する従来のセキュリティ対策は、今日の多様な働き方の前では通用しづらくなっています。そこで今、「『社内だから安全』とは考えず、すべてのアクセスをその都度慎重に検証する」という考え方が求められています。
これは「ゼロトラスト」と呼ばれる新しいセキュリティモデルで、スマホやタブレットといったモバイル端末の管理においても欠かせません。
1 "社内は安全"の前提から、境界にとらわれないゼロトラストモデルへの転換
従来のセキュリティ対策は、社内と社外のネットワーク間に「境界」を設け、境界で不正アクセスを防ぐ方法が中心でした。
しかし、リモートワークやクラウド利用が一般化した現在、境界内部にいるだけでは安全とは限らず、社内に侵入を許すと内部での被害拡大を防ぐのは困難です。
「社内だから信頼する」という前提を捨て、すべてのアクセスを利用者・端末単位で検証するゼロトラストモデルへの転換が不可欠です。
法人スマホは持ち出しやすく社外利用も多いため、ゼロトラストの実装がセキュリティ維持の要となります。
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MDMを中心とした
アクセス制御と可視化の強化
ゼロトラストの考え方をモバイル端末管理に適用するには、MDM(モバイルデバイス管理)が有効です。
MDM導入により、OSやセキュリティ設定、アプリ状況など端末の状態をリアルタイムで把握し、基準を満たさない端末からのアクセスを自動で制限できます。
また、アプリ利用や通信履歴のログ管理で不審な挙動を早期に検知・対処でき、端末の位置情報や利用時間を可視化することで、業務ルールの順守状況も確認可能です。
これらのアクセス制御と可視化の強化は、ゼロトラスト運用の基盤を支える重要なステップです。
3 ゼロトラスト運用を実現するMDMサービス
MDMに必要な機能を幅広く搭載し、従業員のスマホやタブレットを一括で安全・効率的に運用できます。

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