意外と知らない?ITトレンド用語
NTTコミュニケーションズのICT Business OnlineではITトレンドに関する基本用語を中心に解説しています。用語に関連するITソリューションも紹介しています。
ITトレンド用語ランキング
情報セキュリティ関連用語
年末年始は、総務省やIPAなどの機関から、セキリュティの注意喚起が多く出されています。マルウェアや不正アクセスなどの外部から攻撃について、理解を深めましょう。
-
EDR
EDR(Endpoint Detection and Response)とは、ユーザーが利用するパソコンやサーバー(エンドポイント)における不審な挙動を検知し、迅速な対応を支援するセキュリティソリューションです。具体的には、パソコンやサーバーの状況および通信内容などを監視し、異常、あるいは不審な挙動があれば管理者に通知します。EDRは、よくEPPと比較される事が多く、EPP(Endpoint Protection Platform)とは、一般的にはアンチウイルス(AV)ソフトやウイルス対策ソフトと呼ばれます。これらの製品はパターンマッチングなどによって、マルウェアがデバイスに侵入することを防ぎます。
詳細を見る -
DDoS攻撃
DDoS(Distributed Denial of Service)攻撃とは、攻撃対象となるWebサーバーなどに対し、複数のコンピューターから大量のパケットを送りつけることで、正常なサービス提供を妨げる行為を指します。大量のパケットが送りつけられると、サーバーが高負荷状態となり、正常なアクセスに対するレスポンスが低下、あるいは応答できない状態となるほか、サーバーに接続されているネットワークの帯域が消費される弊害も生じます。
詳細を見る -
ゼロトラスト
「何も信頼しない」を前提に対策を講じるセキュリティの考え方のこと。デジタル活用の促進により、業務効率がアップした一方、これまで見過ごされがちだったセキュリティリスクが顕在化しています。それを踏まえて提唱されているのが「ゼロトラスト」というセキュリティの考え方です。従来のセキュリティ対策は、信頼できる「内側」と信頼できない「外側」にネットワークを分け、その境界線で対策を講じるというものでした。内側は社内LANやVPNで接続されたデータセンターなどが、外側はインターネットが該当します。
詳細を見る