平成14年7月23日


民放テレビ局各社へのディジタルテレビジョン中継回線の提供について


 NTTコミュニケーションズ(略称:NTT Com)は、社団法人民間放送テレビジョン中継回線運営センター(*1)理事会および総会の承認を経て、平成15年から予定している地上波ディジタル放送用回線を提供する通信事業者として、全国民放テレビ局各社から指名を受けました。


1.民放テレビ局各社への提供内容

 NTT Comでは、HDTV(*2)伝送機能を含んだ「ディジタルテレビジョン放送中継サービス」の開発・構築を進めているところですが、今後、同サービスを通じて全国民放テレビ局各社にディジタルテレビジョン中継回線を提供するとともに、その運用・保守を行っていくことになります。
 また、現在提供中の地上波アナログ放送用回線についても、「ディジタルテレビジョン放送中継サービス」に切り替えて、トータルでの運用・保守を行っていきます。

2.放送全体の中の位置付け

 放送のディジタル化については、平成8年開始のCSディジタル放送、平成12年開始のBSディジタル放送に続き、平成15年には地上波ディジタル放送が三大都市圏で開始される予定となっています。NTT Comは、この地上波ディジタル放送開始に向け、既に指名を受けている日本放送協会(NHK)用回線も含めて日本の主要な放送局全てに対して「ディジタルテレビジョン放送中継サービス」の提供を行っていくこととなりました。

3.「ディジタルテレビジョン放送中継サービス」について

 NTT Comが提供予定の「ディジタルテレビジョン放送中継サービス」は、全国の放送局間をディジタルネットワークで結び、映像や音声を伝送するサービスで、平成15年からの地上波ディジタル放送開始に向け、現在開発を進めています。
 (別紙:「ディジタルテレビジョン放送中継サービス」の概要


*1 社団法人民間放送テレビジョン中継回線運営センター:民放テレビ局全社の窓口になり、NTT Comに対する毎日のテレビジョン放送中継サービスの回線運用申請や料金計算業務のほか、中継伝送の技術的研究、回線網充実のための調査研究、急速な技術革新に伴うテレビ放送の高度化・多様化への対応など、民放テレビの中継業務に係わる幅広い活動を行っている。現在、全国128社の民放テレビ局が回線運営センターの会員となっている。
昨年3月に、民放テレビ局各社の代表者により構成される「回線デジタル化特別委員会」が設置され、平成15年に迫った地上波ディジタル化に備えて、1年余にわたりディジタル回線導入に関わる様々な問題点について検討を行うとともに、地上波ディジタル放送用回線の通信事業者選定の検討を行ってきた。

*2 HDTV(High Definition Television):高精細度テレビジョン。


<本件に関するお問い合わせ先>