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2021.04.13

東京2020大会における最重要拠点のべニューテレコムマネジャーとして活躍中
<2>メインプレスセンター 石田聡毅さん

石田聡毅さん

1987年入社。北海道支社を経て、1990年からイギリスのシェフィールド大学大学院に留学。シンガポールやインドの海外通信インフラ整備事業に取り組んだ。その後、世界各国通信事業者との公衆無線LAN接続交渉に従事。各国で、独特の英語にどっぷり浸かったり洗礼を受けたりと、幾多の試練も経験している。

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(以下、東京2020大会)のゴールドパートナーとして、大会運営を通信サービスで支えるNTT(持株会社、NTT東日本・西日本、NTTドコモ、NTTコミュニケーションズ)。各会場での通信関連業務を統括するのが「べニューテレコムマネジャー(VTCM、Venue Telecom Manager)」と呼ばれる運用・保守責任者です。長年NTT Comで通信関連業務に当たり、東京2020大会でVTCMを務める4人の熟練技術者たちに、現場の様子や準備状況、大会に向けての思いを伺いました。今回はメインプレスセンターを担当する石田聡毅さん(2019年7月からNTT東日本にてご就業中)です。

※この記事は2019年7月時点の情報です

One NTTで立ち向かいたい

私は2019年1月からこのプロジェクトに入りました。会場の占有制限や工事期間についてはすでに決定事項で、もうその制約条件の中でやるしかない、という状況です。今さら何も変えられないので、どちらかというと、やるしかないという、あきらめの混じった覚悟といいますか……(笑)。それでも、これ以上悪いことはないだろう、あとは頑張った分だけ少しでも良くなる! という気持ちですね。

私自身は、シンガポールやインドなどでの現地プロジェクトに携わったほか、アジア各国(タイ、シンガポール、ベトナム、ブルネイ、マレーシア、中国、韓国など)の通信事業者と設立したAMF(アジア・マルチメディア・フォーラム)の事務局長を務めたり、公衆無線LANの国際ローミング対地拡大のため海外通信事業者と交渉を行ったりもしてきました。それなりに長年、海外経験をしていますので、今回のような国際的なイベントに生かせるものは多い気がしています。

今回のプロジェクトに関してもまだまだ困難はあると思いますが、やっぱり、NTT一丸となってOne NTTで立ち向かう、ということだと思います。私たちが入社したときは、NTTは一社でしたから、そうするのが当然という感覚ですね。

記者やカメラマンのオフィス「メインプレスセンター」

メインプレスセンターは、世界各国のメディア関係者の取材拠点となる施設です。主に世界のニュース通信社、新聞社、写真などのニュース素材を提供するような人たちが、メインプレスセンターのお客さま、ということになります。日本国内の各新聞社も来られるだろうということで、利用者は概ね5000人くらいと想定しています。

ここで求められているのは、こういったメディア関係者のための“オフィス機能”。各国から記者が集まって、撮影された写真を見ながら記事を書く場所なので、電話やインターネット、パーティションの他に、PC、プリンター、報道用カメラなどを接続するためのLAN環境、競技映像を受信するCATVの視聴環境も構築します。それから、電源ですね。コンセントも、1人で複数使いますので。そういった電気工事も同時並行で行われます。世界各国の施設利用関係者に対し、具体的にどんな環境が必要なのか、通信利用を含むオフィスニーズを詳しくヒアリングしながら準備している最中です。

2020年の5月から工事をスタートし、通常であれば約3カ月かかる工程をほぼ1カ月で仕上げます。というのも、2020年5月のゴールデンウイークまで、東京ビッグサイトにはイベント開催の予定が入っており、それはもう動かせない。一方で、メインプレスセンターには2020年6月中旬ころから記者の方たちが続々とやってくる予定です。そのため、NTTで知恵を絞って対応しています。

さすがに1カ月のみですべてを終えるのは難しいので、年明けからゴールデンウイークまでの間は、催事のない期間や夜間を使って少しずつ工事を進めておき、最後一気に仕上げる計画です。今回は、東京ビッグサイトの通信設備をほとんど使わずに、大会専用の設備を一から構築するため、LAN配線の工事などは、外部からの引き込みや建物内の配線が必要です。催しが行われている期間中は、そういったケーブルが決して邪魔にならないようにし、見えないように上手く隠しながら、という工事になりますね。

※本記事の内容は2019年7月時点の情報です。

世界各国の報道拠点を支えるためにわれわれができること

石田聡毅さん

VTCMとして求められる仕事は、施設内で提供する通信サービスに必要な設備を、設計から構築まで計画し、大会に間に合うように全体を見渡しながら調整し、進めること。開催期間中は、24時間体制で各提供サービスの運用・保守を担う窓口となります。

メインプレスセンターの利用者である記者やカメラマンの方々は、自身のプライドを懸けてというか“一匹狼”的な厳しい姿勢で仕事に取り組んでいる方も多いと聞いています。作成した原稿や画像データを、競技実施とほぼリアルタイムに本国に送り届けなければなりません。特に、新聞など紙の媒体では印刷に合わせた締め切り時間がありますので、本国とも、数十カ所に及ぶ各競技会場とも、スムーズなやり取りができるよう、通信サービスを提供する必要があります。映像データを扱う国際放送センターとはまた違った厳しさや緊張感がメインプレスセンターにはあるのかなと思っています。

加えて、5000人が全部同じパソコンやカメラを使っているわけではなく、機材は各人の持ち込みです。それらを上手くつなげられるように対応していく必要もあります。そんな利用者の方々がここで通信トラブルに見舞われたりしないよう、全力でサポートしていくのがわれわれの役割だと思っています。

社員メッセンジャー

NTTコミュニケーションズビジネスソリューション本部 事業推進部

佐藤 晴紀

東京オリンピック・パラリンピック推進室では、大会に関するNTT ComグループやNTTグループの動き、また、大会成功に向けて挑戦する社員の姿・経験などを社内向けに情報発信するほか、NTTグループ各社と連携したさまざまな活動を行っています。そういった情報をShinesでもご紹介します。

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