NTTドコモビジネス株式会社

2026年10月6日

NTTドコモビジネス株式会社

映像AIプラットフォーム「docomo business SIGN® VPaaS」のAI解析機能を強化

~映像から現場改善を導くAIエージェント型UIとお客さま専用の映像AI解析環境を提供~

NTTドコモビジネス株式会社(旧 NTTコミュニケーションズ株式会社、以下 NTTドコモビジネス)は、多様なデバイスから映像を収集・蓄積・分析し、多様な現場の変革を加速させる映像AIプラットフォームサービス「docomo business SIGN® VPaaS※1」(以下 本サービス)のAI解析機能を強化します。

映像データから現場の課題や改善ポイントをAIが自動で可視化し、改善提案までを行う「AIエージェント型UI」と、機密性の高い映像データをお客さま専用の映像AI解析環境でセキュアに解析できる「プライベート映像AI解析基盤」の提供を2026年10月6日に開始します。

これにより、お客さまは映像データから現場の課題や改善ポイントを効率的に把握することができ、継続的に生産性向上や品質改善、安全対策の強化などに資する業務改善が可能となります。

1.背景

近年、監視カメラやウェアラブルカメラなどで取得される映像データは、防犯や品質管理、安全確保、製造効率の向上など、さまざまな用途で活用されています。しかし、映像データは膨大な量にのぼるため、人手で確認・分析する負荷が大きく、現場の課題発見や業務改善に十分活用されないまま保管・破棄されるケースも少なくありません。さらに、マルチモーダル大規模言語モデル(LLM)や視覚言語モデル(VLM)の進化により、映像データを業務改善に活用する可能性が広がる一方で、個人情報や機密情報を含む映像については、外部クラウドへの持ち出しやAIによる分析に慎重な対応が求められるため、映像データの利活用が十分に進んでいないという課題があります。

2.追加機能の概要

(1)AIエージェント型UI

AIエージェント型UIは、本サービスで統合管理する映像データや検知データをAIが分析し、現場の課題発見から改善施策の提案、効果予測、次のアクションの提示までを支援する機能です。映像データを活用した継続的な業務改善を実現するとともに、業界や業務に応じた柔軟なカスタマイズが可能です。

<「AIエージェント型UI」の画面イメージ図>

① 現場状況の可視化と課題の早期発見
複数のデバイス設置拠点から収集した映像データや検知データを集約し、インジケータや検知映像、AIによるサマリーを用いて運営状況を可視化します。これにより、改善が必要な事象や現場で発生している課題をリアルタイムで把握できます。

② AIによる改善施策の提案と継続的な業務改善支援
映像データや検知データの分析結果をもとに、AIが改善施策の提案、期待効果の予測、次にとるべきアクションの提示を行います。

③ 業務に応じた柔軟なカスタマイズ
各機能をコンポーネントとして提供することで、製造、物流、小売など業界や業務に応じた柔軟なカスタマイズが可能です。

(2)プライベート映像AI解析基盤

プライベート映像AI解析基盤は、本サービスと弊社のGPUクラウドサービス「GPUaaS※2」を連携させることで、個人情報や製造ノウハウなどの機密情報を含む映像データをお客さま専用環境で解析できる機能です。これにより、従来はAI活用が難しかった機密性の高い映像データも、セキュリティやガバナンス要件に対応しながら業務改善に活用可能となります。

<「プライベート映像AI解析基盤」のサービスイメージ図>

① お客さま専用の映像AI解析環境によるセキュアなAI活用
本サービスの統合管理基盤と「GPUaaS」をセキュアなネットワークで接続し、お客さま専用のAI解析環境で映像解析を実施できます。これにより、個人情報や製造現場の機密情報を含む映像データについても、データ管理やガバナンス要件に対応しながらAIを活用できます。

② お客さま環境に応じたAIモデルの活用
外部のパブリックなマルチモーダルLLM/VLMに加え、標準で利用可能なGemmaモデルや、お客さまが保有するLLM/VLMモデルも利用可能です。用途や要件に応じて最適なモデルを選択でき、より柔軟な映像解析環境を実現します。※3

③ コストと要件に応じた提供メニューの拡充
お客さま専用環境ほどの隔離性は不要である一方、推論環境やデータの取り扱いの所在を明確にしつつ、コストを抑えてAIを活用したいお客さま向けに「プライベート映像AI解析基盤 共用メニュー」を2026年度内に提供予定です。これにより、お客さまのセキュリティ要件やガバナンス要件に応じて最適な映像解析環境を選択いただけます。

3.提供開始日

2026年10月6日

4.利用料金

「docomo business SIGN® VPaaS」サービスサイトからお問い合わせいただくか、NTTドコモビジネス営業担当までお問い合わせください。

5.お申し込み方法

「docomo business SIGN® VPaaS」サービスサイトからお問い合わせいただくか、NTTドコモビジネス営業担当までお問い合わせください。

6.今後の展開

今後も、AI時代に最適な次世代ICTプラットフォーム「AI-Centric ICTプラットフォーム®」※4構想のもと、本サービスの機能拡張を通じて、お客さまの事業課題の解決と新たな価値創出に貢献します。

本サービスは、映像の統合管理や解析の利便性向上を図るとともに、さまざまなシーンでご活用いただけるよう、閉域ネットワークへの対応を進め、デバイスから推論環境までをセキュアに接続する、よりソブリン性の高い映像解析環境の実現をめざします。また、新たな機種への接続対応、Web UI経由によるデバイス保管の映像を取得する機能など、さまざまな追加機能の提供を計画しております。

7.NTT docomo Business Forum'26出展情報

2026年10月8日(木)、9日(金)に開催する「NTT docomo Business Forum’26」にて、本サービスを紹介予定です。公式Webサイトの展示情報よりご確認ください。

公式Webサイト:NTT docomo Business Forum'26

■展示名:現場から生まれるデータを、AIで価値に変える

■展示番号:IT-01


「NTTコミュニケーションズ株式会社」は2025年7月1日に社名を「NTTドコモビジネス株式会社」に変更しました。私たちは、企業と地域が持続的に成長できる自律・分散・協調型社会を支える「産業・地域AXのプラットフォーマー」として、新たな価値を生み出し、豊かな社会の実現をめざします。

※1:docomo business SIGN® VPaaSとは、NTTドコモビジネスが2026年6月11日に発表した、多様なデバイスから映像を収集・蓄積・分析し、多様な現場の変革を加速させる映像AIプラットフォームサービスです。

※2:GPUaaSとは、NTTドコモビジネスが2026年9月17日に発表した、高性能なGPUリソースとAI開発環境を統合したGPUクラウドサービスです。

※3:ご希望またはお持ち込みのAIモデルが利用可能であるか、事前の検証が必要です。検証結果によっては活用いただけない場合がございます。

※4:AI-Centric ICTプラットフォーム®とは、企業がAIを活用して、生産性の抜本的改善、競争力強化やビジネスモデル変革を進めるAI時代に最適な次世代ICTプラットフォームのことです。

関連リンク

本件に関するお問い合わせ先

プラットフォームサービス本部

IoT&フィジカルAIサービス部

第二サービス部門


本件に関する報道機関からのお問い合わせ先

経営企画部 広報室

2026-R115

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