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2020年10月6日

セキュリティ対策に有益な情報を参加者間で売買し利活用するプラットフォーム「ブロックチェーン型セキュリティ情報流通フレームワーク」の実証実験を開始

~実証実験の参加者を募集~

NTTコミュニケーションズ株式会社(以下NTT Com)は、サイバー攻撃者のIPアドレスや悪質サイトのURLなどセキュリティ対策に有益な情報であるセキュリティインテリジェンスを参加者間で売買し利活用可能なプラットフォーム「ブロックチェーン型セキュリティ情報流通フレームワーク」(以下 本プラットフォーム)の開発を進めています。それに伴い、実証実験(以下 本実験)を、2020年11月30日より開始するとともに、本実験の参加者を募集します。

1.背景

昨今、攻撃手法の高度化や多様化により、セキュリティ対策ソフトなど従来の対策ではすべてのサイバー攻撃に対応することは難しくなりました。それを補完するものとして、セキュリティインテリジェンスの必要性が高まっています。セキュリティインテリジェンスは、セキュリティベンダーからユーザーとなる企業や個人に提供されることが一般的ですが、サイバー攻撃の高度化や多様化により、すべてのサイバー攻撃に対応することは困難です。その対策として、これまで個人やセキュリティベンダー以外の企業が保有し入手が難しかったセキュリティインテリジェンスを流通させ、利活用することを本プラットフォームで実現します。

2.本プラットフォームの特長

本プラットフォームの主な特長は以下の通りです。

(1)これまでは入手が難しかったセキュリティインテリジェンスの売買が可能

参加者間でセキュリティインテリジェンスを売買することが可能です。これにより例えば、個人で活動するセキュリティエンジニアや企業の情報システム部が独自に持つセキュリティインテリジェンスなど、今までは入手が難しく、狭い範囲でのみ活用されていたセキュリティインテリジェンスを売買し利活用することができます。なお、本プラットフォームにはブロックチェーン※1およびスマートコントラクト技術※2が採用されており、それを使った安心・安全な売買が可能な仕組みが実装されています。

(2)セキュリティインテリジェンスの評価と利用状況の把握が可能

参加者は、本プラットフォームで取引されたインテリジェンスの流通状態と購入者のフィードバックを確認することが可能です。そのため、買い手は取引が盛んに行われ他の参加者から支持を集めるセキュリティインテリジェンスを探し、購入することができ、売り手は売買履歴を基準に自身のセキュリティインテリジェンスの貢献状況を把握することができます。

(3)収集したインテリジェンスを利用可能な状態にする方法を学習可能

そのままでは活用が難しいセキュリティインテリジェンスを利用可能な状態にした方法を参加者間で相互に共有可能です。そのため、現状では上手く活かせてないセキュリティインテリジェンスを利用可能なものに改善することができます。

<本プラットフォームの特長>

<本プラットフォームの特長>

3.本実験の概要

本プラットフォームのさらなる改善に向け、参加者からのフィードバックを目的とした実証実験を行います。参加をご希望される方は以下の応募フォームからお申し込みください。

(1)期間:2020年11月30日~2021年3月31日

(2)応募フォーム:こちらからお申し込みください。

(3)参加費用:無料

(4)その他:参加者には本実験で利用可能なポイントを付与します。ポイントを利用し、

NTT Comが独自に提供するセキュリティインテリジェンスを購入可能です。

4.出展情報

2020年10月14日~16日に開催する「NTT Communications Digital Forum2020」で、本技術を紹介予定です。ログイン後の画面から「Innovation Center」の展示ゾーンをご覧ください。

会期:2020年10月14日(水)、15日(木)、16日(金)9:30~18:00

※講演・セミナーおよび展示は24時間いつでもご覧いただけます。

※社員とのインタラクティブなコミュニケーションは上記時間帯で可能です。

参加費用:無料

参加方法:事前登録が必要です。公式Webサイトよりお申し込みください。

公式Webサイト:https://www.ntt.com/business/go-event

5.今後の展開

本実験の結果を踏まえ、来年度以降の商用化を目指し本プラットフォームの改善に取り組みます。これらを通じて、お客さまのさらなるセキュリティ向上に貢献していきます。

※1 ブロックチェーンは、発生した取引をブロックと呼ばれる記録の塊にし、それをチェーン上に繋げてデータを記録する技術です。

※2 スマートコントラクトは、ブロックチェーン上で契約を自動的に実行する技術です。

2020-R078

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