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2018年11月6日

データセンター事業のさらなる強化に向けた準備会社を設立

NTTコミュニケーションズ株式会社(以下NTT Com)は、国内外で急速に高まっているデータセンター需要への対応と同事業のさらなる強化に向けて、NTTグループ共通のデータセンターの建設・保有・設備卸提供をグローバルで一元的に実施する投資子会社(以下 DC投資会社)の準備会社(以下 準備会社)を2018年度第3四半期に設立し、2019年度からDC投資会社による新たなデータセンターを建設していく見込みです。

1.背景

データセンター市場のグローバルな需要拡大に伴い、NTT Comのデータセンター事業は、NTT グループにおけるフルスタック戦略の基盤となるコアインフラを担っており、重要な事業領域として成長し続けています。

一方、グローバルに展開するお客さまから寄せられるサービス仕様のグローバル共通化などの要望に迅速に応えるために、さらなるグローバル標準化を進めることが課題となっています。あわせて、業務体制の見直しによる投資の効率化が求められています。

2. めざす方向性

今後建設を開始するデータセンターに対する意思決定の迅速化や、さらなる投資効率の向上のため、NTTグループの不動産・ファイナンスに関する知見を結集してNTTグループ共通のDC投資会社を設立し、データセンターの新事業体制を構築する方針です。今回この方針に向けた準備会社を設立し、今後のデータセンター建設に関する投資および資産保有機能を、DC投資会社が一元的に実施する体制を準備します。

新事業体制概要イメージ
イメージ

DC投資会社設立後の新事業体制において、NTT Comはデータセンター事業の中核業務として、戦略策定・仕様策定、お客さまへ対するサービス提供機能を担います。

新事業体制のもと、サービス仕様のさらなる統一を進めることにより、お客さまの利便性の向上を実現するとともに、米国、欧州、日本を含むアジア太平洋地域を中心に、従来以上にデータセンター事業への投資を加速し、お客さまが求めるサービスの規模と提供スピードに、より柔軟に対応していきます。

■準備会社概要

・会社名:NTTグローバルデータセンター準備株式会社

・所在地:東京都

・資本金:1億円

・資本構成:NTTコミュニケーションズ株式会社 100%

・代表者名:松尾 隆一

NTTコミュニケーションズ株式会社

クラウドサービス部 データセンターサービス部門長 兼務

・事業概要:データセンター建設の投資・資産保有、NTTグループ会社への卸販売などの

事業体制の整備

2018-R101

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