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2026年10月8日
NTTドコモビジネス株式会社
「docomo business RINK®」を活用し、「カスタマーゼロ」として自社ネットワークをゼロトラスト化へ刷新
NTTドコモビジネス株式会社(旧 NTTコミュニケーションズ株式会社、以下 NTTドコモビジネス)は、「カスタマーゼロ※1」の取り組みとして、多様なセキュリティ機能とネットワーク機能を統合したNaaS(Network as a Service)※2である「docomo business RINK®」を活用し、約20年間運用してきた自社ネットワークの刷新を開始しました(以下 本取り組み)。これにより、通信体感品質の大幅な向上とゼロトラスト環境を図り、変化する利用環境にも柔軟に対応できる次世代ICT基盤を構築しました。
1.背景
近年、クラウドサービスの利用拡大やハイブリッドワークの定着に伴い、企業ネットワークには高い柔軟性とセキュリティを両立したICT基盤が求められています。NTTドコモビジネスにおいても、リモートワークに加え、出社と組み合わせたハイブリッドワークの浸透と、Web会議、SaaSおよび生成AIの利用拡大などにより、オフィスにおける通信量も日々変化しています。また、ネットワーク機器や複合機など、EDR※3を導入できない機器への対策強化も求められています。
このような背景から、通信の利用状況の変化に応じてネットワークを柔軟に最適化するとともに、お客さまへの提供価値向上につなげるため、NTTドコモビジネスは「カスタマーゼロ」の取り組みとして、本社拠点を起点に「docomo buisness RINK®」を活用したネットワークの刷新を開始しました。
2.取り組み概要
NTTドコモビジネスでは、閉域網とインターネット接続を別々の回線で運用し、インターネット通信をデータセンターへ集約する構成を採用していました。一方で、クラウドサービスや生成AIの利用拡大などに伴い、変化・多様化する通信需要へ柔軟に対応するため、「docomo business RINK®」のブレイクアウト機能を活用し、各拠点から直接インターネットへ接続する構成へ移行しました。これにより、利用状況に応じた柔軟な通信制御とトラフィックの最適化を実現しています。さらに、「docomo business RINK®」のWANセキュリティ※4を導入することで、セキュリティポリシーの一括管理と、ネットワーク上の通信情報を監視し、脅威を検知する仕組みを構築しました。これにより、PCだけでなく、IoT機器や複合機、ネットワーク機器など、EDRの導入が困難な機器についても通信監視による脅威検知が可能となりました。
3.導入効果
本取り組みにより、ネットワーク利用状況に応じた柔軟な帯域制御と通信経路の最適化を実現しました。その結果、実効利用帯域※5は最大45%向上し、利用者の体感品質を示すQoE(Quality of Experience)※6の実測値は5.4Mbpsから23〜86Mbpsへ向上し、最大値では16倍に向上しました。これにより、Web会議やクラウドサービス、生成AI利用など多様な業務において、より快適で安定した通信環境を実現しました。また、従来は個別に管理していた閉域網とインターネット接続を1回線で統合管理できるようになったことに加えて、IPアドレス帯の再整理やLAN内スイッチなどの削減により、設定変更や拠点追加への迅速な対応、障害発生時の効率的な運用を実現しています。
4.今後の展開
NTTドコモビジネスは、2027年度までに「docomo business RINK®」を全国の拠点へ展開を進めるとともに、AIを活用した障害予兆検知や運用ログ分析など、ネットワーク・セキュリティ運用の高度化を推進していきます。本取り組みで得られた知見を活用し、「カスタマーゼロ」により磨き上げた技術・サービス・運用ノウハウをお客さまへ還元していきます。また、これらを通じてネットワーク運用の自動化・高度化を推進することで、「AI-Centric ICTプラットフォーム®」構想※7の実現をさらに推進し、お客さまの競争力強化と持続的なビジネス成長に貢献していきます。
5.NTT docomo Business Forum'26 出展情報
2026年10月8日(木)、9日(金)に開催する「NTT docomo Business Forum'26」にて、「docomo business RINK®」および本取り組みを紹介予定です。公式Webサイトの展示情報よりご確認ください。
公式Webサイト:NTT docomo Business Forum'26
■展示名:AI時代は、もっとつながる。セキュリティ&ネットワーク
■展示番号:IF-02
- *会場:ザ・プリンス パークタワー東京 B2フロア
- *日時:2026年10月8日(木)、9日(金) 9:30~17:30
- *参加方法:完全招待制
- *参加費用:無料
「NTTコミュニケーションズ株式会社」は2025年7月1日に社名を「NTTドコモビジネス株式会社」に変更しました。私たちは、企業と地域が持続的に成長できる自律・分散・協調型社会を支える「産業・地域AXのプラットフォーマー」として、新たな価値を生み出し、豊かな社会の実現をめざします。
※1:カスタマーゼロとは、商品・サービスを社外のお客さまへ提供する前に、自社を最初の顧客として実際の業務で導入・活用し、その効果や課題を検証する取り組みです。
※2:NaaS(Network as a Service)とは、ネットワークや付随するセキュリティ機能などをクラウドサービスのように提供するもので、お客さまはサブスクリプション型で利用できます。
※3:EDR(Endpoint Detection and Response)とは、端末に導入することで不審な挙動やサイバー攻撃を検知・対応するセキュリティ対策です。ネットワーク機器や複合機など、一部の機器では導入が難しい場合があります。
※4:WANセキュリティとは、特許技術を活用した脅威を検知し、遮断する機能や通信ログの保管機能を備えた「docomo business RINK®」のセキュリティ機能のことです。
ニュース 2025年9月26日:「docomo business RINK®」において、ネットワーク組み込み型セキュリティ機能「WANセキュリティ」を提供開始
※5:実効利用帯域とは、利用者が実際に利用可能なデータ量の実測値です。最大45%向上した結果は、2026年4月にNTTドコモビジネス本社拠点において測定した結果にもとづきます。
※6:QoE(Quality of Experience)とは、利用者が体感する通信品質を示す指標です。
※7:AI-Centric ICTプラットフォーム®とは、企業がAIを活用して、生産性の抜本的改善、競争力強化やビジネスモデル変革を進めるAI時代に最適な次世代ICTプラットフォームのことです。
