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2026年5月28日
日本庭園由志園株式会社
三光株式会社
国立大学法人島根大学
NTTドコモビジネス株式会社
日本庭園由志園、三光、島根大学、NTTドコモビジネスがカーボンファーミングとネイチャーポジティブを核とした地域循環型GXモデル推進に向けた連携協定を締結
日本庭園由志園株式会社(以下 由志園)と三光株式会社(以下 三光)、国立大学法人島根大学(以下 島根大学)、NTTドコモビジネス株式会社(旧 NTTコミュニケーションズ株式会社、以下 NTTドコモビジネス)は、地域循環型GX(グリーン・トランスフォーメーション)事業を推進することを目的とした連携協定(以下 本協定)を2026年5月28日に締結しました。
本協定に基づき各者は、島根県東部の中海に浮かぶ自然豊かな「大根島(だいこんしま)」を主な実証フィールドとして、カーボンファーミング※1とネイチャーポジティブ※2を中核とした事業に取り組みます。
1.背景
大根島は、火山活動に由来する肥沃な黒ボク土に恵まれ、古くから農業・園芸が盛んな地域として発展してきました。一方で、近年は黒ボク土や土壌有機物量の減少などにより、土壌の持つ本来の力や環境負荷への配慮が課題となっています。
こうした課題を踏まえ、将来にわたり持続可能な農業と地域産業を維持していくため、自然と共生する農業・地域づくりへの転換が求められています。
今回、バイオ炭散布による土壌再生と炭素貯留、生物多様性の保全・回復を両立させる取り組みを推進するため、各者がそれぞれの強みを持ち寄り、カーボンファーミングとネイチャーポジティブを中核とした地域循環型GXモデルの構築に連携して取り組むことになりました。
2.本連携協定を通じた取組概要
各者は、大根島をフィールドとした実証を通じて、次の取り組みを段階的に進めていきます。
- 大根島の土壌再生を目的としたカーボンファーミングを推進する取り組み
- 生物多様性の保全および回復に向けたネイチャーポジティブを推進する取り組み
- バイオ炭由来のJ-クレジット活用によるオフセット連動型商品の企画

【取り組みイメージ】
3.各者の役割
各者の役割は以下の通りです。
■由志園
- 大根島を中心とした黒ボク土壌・生態系の維持管理
- GX事業の企画・実装およびJ-クレジット創出の推進
- 日本庭園由志園を活用した「観光×環境」価値向上施策の実施
■三光
- 自社有機系廃棄物リサイクル工場で生成されるバイオ炭の安定的な提供
- 生物多様性向上に資するリサイクル資材の有効性検証
- 本実証への資源循環型素材の供給による環境負荷低減への貢献
■島根大学
- 大根島の黒ボク土を対象とした土壌分析および科学的評価の実施
- カーボンファーミングおよびネイチャーポジティブ推進に向けた学術的知見の提供
■NTTドコモビジネス
- データ取得・可視化基盤の構築/運用
- J-クレジット活用の設計・発信・販路連携
- 生物多様性を軸としたブランディング支援
4.今後の展開
今後各者は、地域循環型GXの取り組みを加速し、農業・観光・エネルギーがつながる循環型社会の実現に貢献します。
また、本協定によって得られる知見をもとに、地域資源を活かしたGXモデルの展開や、他地域への展開も視野に入れ、持続可能な地域づくりに向けた取り組みを進めていきます。
「NTTコミュニケーションズ株式会社」は2025年7月1日に社名を「NTTドコモビジネス株式会社」に変更しました。私たちは、企業と地域が持続的に成長できる自律・分散・協調型社会を支える「産業・地域DXのプラットフォーマー」として、新たな価値を生み出し、豊かな社会の実現をめざします。
【関連用語】
※1:カーボンファーミングとは、土壌や森林における炭素の分離回収を強化する活動(アグロフォレストリー、森林再生、より良い土壌管理)、および/または土壌から大気への炭素の放出を減らす活動(泥炭地の再生)により、土地に自然に炭素を貯蔵すること。
出典HP https://www.maff.go.jp/j/kokusai/kokkyo/platform/pdf/platform-172.pdf
※2:ネイチャーポジティブとは、環境省の指定した生物多様性の負(損失)の流れを止めて正(回復)に反転させること。
出典HP https://policies.env.go.jp/nature/nature-positive/#nav_02
本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
日本庭園由志園株式会社
広報担当
0852-76-2255
三光株式会社
社長室 新事業創造室
0859-44-5367
国立大学法人島根大学
オープンイノベーション本部
ura@soc.shimane-u.ac.jp
2026-R051
