2025年7月より、NTTコミュニケーションズは
NTTドコモビジネスに社名を変更しました
NTTドコモビジネス株式会社,株式会社NTTドコモ

2026年3月26日

NTTドコモビジネス株式会社
株式会社NTTドコモ

ネットワークスライシング技術を活用し、混雑時にも安定した通信を提供する法人向けモバイルネットワークサービス「5Gスライシング」の提供を開始

~フィジカルAI時代を支える安定通信を多様なメニューでワンストップに提供~

NTTドコモビジネス株式会社(旧NTTコミュニケーションズ株式会社、以下 NTTドコモビジネス)と株式会社NTTドコモ(以下 ドコモ)は、法人のお客さま向けに提供している5Gの総合コンサルティングサービス「docomo business プライベート5G※1」(以下 プライベート5G)において、5G SA※2のネットワークスライシング※3技術を活用した新たな法人向けモバイルネットワークサービスメニュー「5Gスライシング」(以下 本メニュー)の提供を開始します。

本メニューでは、ドコモが運用するモバイルネットワークを論理的に分割し、一部の帯域を占有して提供することにより、安定した通信環境を構築することができます。

1.背景

近年、製造や物流の現場、社会インフラなどさまざまな分野において、センサーデータや映像データを活用した業務効率化・生産性向上の取り組みが拡大し、これらのデータ伝送時の無線ネットワークの活用も拡大しています。さらに今後は、AIの活用が進展する中で、AI処理に伴うデータ量の増加や、エッジやクラウドなど分散した環境での処理が一般化することにより、ネットワークを介したデータ連携や処理の重要性が高まることが見込まれます。

こうした背景から、無線ネットワークにおいては、従来以上に低遅延かつ安定した通信環境が求められるようになってきました。

しかし、従来利用されているベストエフォート型の通信では、周辺の利用状況によって通信品質が変動しやすく、製造業における機器制御や自動運転、中継映像利用など高い通信安定性が求められる利用シーンにおいては、「ローカル5G※4」などの自営設備構築が一般的でした。一方で、自営設備の構築には、構築期間と導入コストがかかるという課題があり、イベント開催時やAI学習期間など、特定の場所・日時に限定して安定した通信を利用したいケースや、産業ロボットなど特定の機器やシステムに限って一定水準の通信環境を確保したいといったケースへの適応が難しい状況でした。

NTTドコモビジネスとドコモは、こうした課題に対応するため、5G SAを前提としたネットワークスライシング 技術の検討や検証を進め、さまざまな利用シーンにおける知見を蓄積してきました※5。そして、この度、ネットワークスライシング技術を活用し、必要な通信容量を、必要な場所・時間で、安定して利用可能となる本メニューの提供を開始します。

また、NTTドコモビジネスでは、AI時代に最適な次世代ICTプラットフォーム「AI-Centric ICT プラットフォーム®※6」構想の実現に向けた取り組みを推進しており、「docomo business SIGN™※7」(以下、SIGN)をはじめとする各種サービスを通じて、お客さまにおけるAIを活用した競争力強化・ビジネス拡大に貢献しています。今後、AI活用の進展に伴うトラフィックの増加や通信形態の変化により、さらに通信の安定性確保の重要性が高まることを踏まえ、本メニューについても将来的にはSIGNと連携し、「AI-Centric ICT プラットフォーム®」を担うサービスとして提供していきます。

2.本メニューの概要

本メニューは、「プライベート5G」の新メニューとして提供し、利用シーンや用途に応じて以下の利用形態からプランをご選択いただけます。

① 常時利用プラン

特定拠点や施設内で契約者用に一定の帯域を占有することで、業務システム、制御機器、監視カメラなど、継続的な高信頼通信が必要な用途に対して安定した通信環境を提供します。

② 予約利用プラン

大規模イベント、スタジアム、展示会場など、特定の期間・時間帯のみ安定した通信を確保したいケースで、事前予約により一定の帯域を占有することで、安定通信を実現します。

<ご利用イメージ>

3.主な特長

(1)モバイルネットワークを活用した帯域確保による安定した通信の提供

5Gネットワークのリソースを論理的に分割し、特定の業務用途向けに一定の帯域を占有することで、混雑時や他ユーザーの利用状況の影響を受けにくい通信環境を提供します。

(2)利用場所・時間・通信容量を柔軟に設定可能

利用場所や期間、必要な通信容量を業務要件に応じて設定でき、常時利用から期間限定の利用まで幅広いニーズに対応します。

(3)就業環境や業務システムに合わせた、オーダーメイドのモバイルネットワーク

本メニューは、「5Gワイド」や「ローカル5G」などと複合してご利用いただけます。多様なモバイルネットワークサービスを持つNTTドコモビジネスだからこそ、お客さまの作業現場や利用されている業務システムの必要要件、求められる通信品質に対して、最適なモバイルネットワークをワンストップ&オーダーメイドにご提供することができます。

4.提供開始日

2026年3月26日(木)

5.お申込み方法

NTTドコモビジネス営業担当者にお問い合わせいただくか、「docomo business プライベート5Gポータルサイト」からお問い合わせください。

6.今後の展開

本メニューは、将来的にSIGNとの連携を視野に入れ、SIGNが提供するIoTデバイス向けのセキュリティ機能と、本メニューによる安定した通信の価値を組み合わせることで、5Gの産業利用におけるさらなる付加価値の提供をめざします。

これらの取り組みの推進により、NTTドコモビジネスおよびドコモは、「AI-Centric ICTプラットフォーム®」の実現に寄与するネットワーク基盤を提供し、人・モノ・環境を高度に融合させる「フィジカルAI※8」時代の社会インフラを支えることをめざします。


「NTTコミュニケーションズ株式会社」は2025年7月1日に社名を「NTTドコモビジネス株式会社」に変更しました。私たちは、企業と地域が持続的に成長できる自律・分散・協調型社会を支える「産業・地域DXのプラットフォーマー」として、新たな価値を生み出し、豊かな社会の実現をめざします。

※1:docomo business プライベート5G とは、5Gをはじめとしたモバイルネットワークをお客さまのご要望に合わせ、エリア調査から設計・構築・導入支援まで幅広くサポートする総合コンサルティングサービスです。
https://www.ntt.com/business/lp/5g/private5g.html

※2:5G SAとは、5G専用のコアネットワーク設備である5GC(5G-Core)と、5G基地局を組み合わせて通信を行う方式です。

※3:ネットワークスライシングとは、5G SAにおいてネットワークを仮想的に分割(スライシング)し幅広いニーズに対応する技術です。多様なニーズに柔軟に対応する最適なネットワークが提供可能となります。

※4:ローカル5Gとは、自治体や企業が自らの建物内・敷地内でユースケースに応じて個別に5G環境を構築できる制度です。

※5:過去の取り組みについては下記リリースをご参照ください。
https://www.ntt.com/about-us/press-releases/news/article/2025/0417.html
https://www.docomo.ne.jp/binary/pdf/info/news_release/topics_251127_c1.pdf

※6:AI-Centric ICTプラットフォーム®構想とは、企業がAIを活用して、生産性の抜本的改善、競争力強化やビジネスモデル変革を進めるAI時代に最適な次世代ICTプラットフォーム構想です。詳細は以下のニュースリリースをご確認ください。
ニュース 2025年6月10日:NTT Com、ゲットワークス、NTTPCが戦略的業務提携を締結

※7:docomo business SIGNとはNTTドコモビジネスが提供するセキュリティ機能を標準搭載した安全・手軽なIoT/M2M向けネットワークサービスです。

※8:フィジカルAIとは、AIによる分析や判断を、現実世界に存在する人や設備、環境データと組み合わせて活用し、業務の効率化や高度化につなげる考え方です。製造や物流、社会インフラなどの分野において、デジタルとフィジカルの連携を通じた新たな価値創出が期待されています。

本件に関するお問い合わせ先

NTTドコモビジネス株式会社

プラットフォームサービス本部

5G&IoTサービス部

第一サービス部門


本件に関する報道機関からのお問い合わせ先

NTTドコモビジネス株式会社

経営企画部 広報室


株式会社NTTドコモ

ブランドコミュニケーション部

広報担当

03-5156-1366

2026-R025

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