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ニュース

2009-R019
平成21年6月2日

クラウドを実現する新しいサービス基盤構想"Setten"の第一弾実証実験を開始
~コンテンツ事業者、SaaS事業者などの
クラウドを包含したサービス基盤から新たな市場の創出を目指す~

NTTコミュニケーションズ(略称:NTT Com)は、クラウドを実現する新しいサービス基盤構想"Setten"において、平成21年6月2日から第一弾となる実証実験を実施します。

本実証実験を通じて具体的サービスの実現可能性を探り、新たな市場創出を目指します。

1.背景と目的

クラウドコンピューティングとは、ネットワーク上に広がるサーバー群(コンピュータ)を使って、利用者に情報サービスやアプリケーションサービスを提供する、コンピュータの構成・利用に関する考え方です。企業のICT環境においては、導入の容易さやコスト削減などの観点から、クラウドコンピューティングサービスには大いに注目が集まっています。

そこで、NTT Comは、既存のクラウドコンピューティングサービスを包含し、かつネットワークからアプリケーションまでを高品質・高信頼・高付加価値で提供する仕組みとしてのクラウドを実現する新しいサービス基盤構想、“Setten"を実現し、新たな市場を創出することを目指します。

2."Setten"の特長

○ いつでもどこでも、多様なアクセス手段によるサービス基盤への接続

○ 既存のネットワークを活用することで、新たな投資を抑え、コストの削減を実現

○ 通信事業者の強みを活かし、ネットワークからシステムまで高品質・高信頼で運用

○ ビジネスパートナーとの連携を深める、社外環境とのオンデマンドな接続

○ 仮想化環境の一元的な運用による、企業のICT運用負担の軽減

<"Setten"のイメージ>

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3.実証実験概要

【仮想デスクトップを活用したリモートオフィス環境】

国内・海外を問わず、いつでもどこでも、接続環境を選ばないワークスタイルを実現する、仮想デスクトップによるリモートオフィス環境を構築します。

流通業やNPO団体、教育機関のほか、グローバルに展開する企業など15社の協力を得て、実証実験システムの操作性や使用感、業務をサービス基盤上で実施するにあたっての課題、今後追加を検討すべきSaaSアプリケーションなどを検証します。

本実証実験を通じて、参加企業とともに、社内システムとクラウドコンピューティング環境を連結させ、社内に閉じたシステムでの業務から脱却するというワークスタイル変革を検討します。さらに、ビジネス性や利便性、システムの有効性を検証し、サービスの実現可能性を探ります。

<実証実験システムの仕組み>

認証、OS(WebOS*1)、SaaSアプリケーション*2、ストレージ機能をサービス基盤として構築し、PCと携帯に仮想デスクトップ環境を提供します。

実証実験参加者はインターネット経由で、Webブラウザから仮想デスクトップ環境を利用できます。サービス基盤上では社内システム、社内メール、社内ファイルサーバなどと接続して、社内にいるのと同等の環境で仕事ができます。また、オフィス系アプリケーション、Webメール、グループウェアをSaaSアプリケーションとして利用できます。

SaaSが提供するWebメールに添付されたオフィス系の資料を、別のSaaSアプリケーションで編集するなど、複数のSaaSを組み合わせた使い方(マッシュアップ)が可能です。

サービス基盤への接続には多要素認証技術*1を活用し、セキュリティの高い接続を確保します。

実証実験システムの仕組み

<実施期間>

平成21年6月2日~平成21年8月(予定)

4.今後の展望

本実証実験で得られた結果を元に、BizCITY*3 ブランドのもと、平成21年度内に具体的なサービスの提供を開始予定です。

今後は、NTT Comで開発中の新技術やNTTの研究所で開発中のクラウド技術*4、市中の関連技術をお客さまニーズに応じて追加するほか、アプリケーションインターフェース(API)の公開による、多くのSaaSアプリケーションの接続、全てのNTT Comのサービスの接続などを実現することで、更に多彩なクラウドサービスの実現を目指します。

5.「Interop TOKYO 2009」でのデモンストレーションについて

平成21年6月10日~12日に幕張メッセにて開催される「Interop TOKYO 2009」において、本サービスのデモンストレーションを行います。

参考: 「INTEROP TOKYO 2009 NTT Communications Group Booth」
http://www.ntt.com/interop/
「Interop TOKYO 2009」公式Webサイト
http://www.interop.jp/
*1 WebOSや多要素認証にはNTTの研究所の技術が応用されています。

*2 SaaSアプリケーションとして、アドベントネット株式会社提供のSaaS型オンラインオフィスアプリケーション(Zoho Writer、Zoho Sheet、Zoho Show)とSaaS型オンラインメール(Zoho Mail)、NTTレゾナント株式会社提供のオンライングループウェアサービス(ビジネスgoo)をご利用いただけます。

*3 BizCITYは「いつでもどこでも、安全・便利に仕事ができるICT環境」を実現するサービス群のブランドです。

*4  OSGiや仮想化運用管理技術などを採用する予定です。

※本リリースに記載のサービス名などは一般に各社の商標または登録商標です。
<本件に関するお問い合わせ先>




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