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2025年11月25日
株式会社TAYA-SHIKKITEN
NTTドコモビジネス株式会社
ネットイヤーグループ株式会社
株式会社エリアノ
THE UPDATE ORGANIZATION株式会社
TAYA-SHIKKITEN、NTTドコモビジネス、ネットイヤーグループ、エリアノ、UPDATE、「WAJIMANURI VILLAGE」での輪島塗体験・見学に関する実証実験を実施
~輪島市の産業復興実現に向けて~
株式会社TAYA-SHIKKITEN(以下TAYA-SHIKKITEN)、NTTドコモビジネス株式会社(旧 NTTコミュニケーションズ株式会社、以下 NTTドコモビジネス)、ネットイヤーグループ株式会社(以下 ネットイヤーグループ)、株式会社エリアノ(以下 エリアノ)、THE UPDATE ORGANIZATION株式会社(以下UPDATE)は、輪島塗のギャラリー、工房などを備えた観光施設の「WAJIMANURI VILLAGE」にて、輪島塗の体験・見学に関する実証実験(以下 本実証実験)を行います。本実証実験は、輪島市のにぎわい創出や、災害により被害を受けた観光業、輪島塗関連事業の再建の手がかりとなることをめざして実施するものです。
1.背景
石川県輪島市は、「朝市」や「輪島温泉」などの観光地に加え、日本を代表する伝統工芸の「輪島塗」を擁し、観光産業を主だった生業とする地域です。近年、人口減少・少子高齢化に加え、令和6年能登半島地震などの被災により一部の輪島塗関連事業者や宿泊事業者が廃業。加えて、輪島塗関連事業従事者の転出による人員不足により、輪島塗関連事業を中心とした観光業の継続が困難になっています。そのため、全国の事業者の協力、新たなコンテンツの創出、および新たな輪島関連事業従事者や観光客呼び込みのための情報発信などが求められています。
上記の課題を解決し、輪島市のにぎわい創出や観光業、輪島塗関連事業の「生業再建※1」をめざし、本実証実験を実施します。
2.本実証実験の概要
本実証実験は、輪島市の観光施設「WAJIMANURI VILLAGE」を中心としたツアーを行うことで、新たな観光コンテンツを生み出します。
事前に約2,700名に向け輪島塗についてのアンケート調査を実施し、輪島塗への興味関心を高めるためには、輪島塗の魅力である「色使いや、模様・装飾などの美しい意匠やデザイン」や「職人の “手仕事の温かみ” や “こだわり・技術”」を体感いただくことが有効だとわかりました。この結果を元に、輪島塗を意識したデザインのトレーラーハウスで輪島塗の技法「沈金※2」を体験できるツアーを行います。
また、「WAJIMANURI VILLAGE」と輪島塗をより多くの方に知っていただき、輪島市へ足を運んでいただくきっかけ作りをするために、TAYA-SHIKKITENの所属する「田谷漆器店」グループ公式SNSで、本実証実験に関する投稿を実施します。
<本実証実験のツアーイメージ>

3.各社の役割
本実証実験における各社の役割は、以下の通りです。
| TAYA-SHIKKITEN | 本実証実験に関する統括、各種コンテンツの立案 |
| NTTドコモビジネス | アンケート調査の実施、アンケート調査結果を元にした企画案の策定支援 |
| ネットイヤーグループ | プロモーション企画、SNS立ち上げ支援、掲載コンテンツ作成支援 |
| エリアノ | トレーラーハウスの貸出、トレーラーハウスを用いた企画の立案支援 |
| UPDATE | 本実証実験のツアー企画 |
4.今後の展開
5社は、本実証実験の結果を踏まえ、輪島塗への興味・関心、魅力を分析し、「WAJIMANURI VILLAGE」における輪島塗販売の拡大を通じ輪島塗関連事業の再建をめざします。
あわせて、「輪島市に来て、輪島塗を体験し、買ってもらう」ことで観光客の誘致ができるように本実証実験のツアーの定期実施を検討します。
また、TAYA-SHIKKITENにおける今後の取り組みや、輪島塗の販売拡大の戦略へフィードバック、輪島塗の販売拡大を通じた輪島市復興への寄与をめざします。田谷漆器店の公式SNSを活用した情報発信・プロモーションを今後も継続的に行い、輪島塗への興味関心を醸成し、輪島市への観光客や、輪島塗従事者の誘致のきっかけ作りを行います。
※1:「生業再建」とは、災害によって被害を受けた企業や個人事業主が、被災した事業所や設備を復旧・再開し、地域の経済・雇用を早期に回復させることです。
※2:「沈金」とは、漆器の表面に細い文様を彫り、その溝に金箔や金粉を埋め込んで装飾する日本の伝統技法です。
本件に関するお問い合わせ先
株式会社TAYA-SHIKKITEN
contact@wajimanuri.co.jp
ネットイヤーグループ株式会社
pr@netyear.net
株式会社エリアノ
THE UPDATE ORGANIZATION株式会社
rimolver.the.red@gmail.com
本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
株式会社TAYA-SHIKKITEN
contact@wajimanuri.co.jp
ネットイヤーグループ株式会社
広報担当
pr@netyear.net
株式会社エリアノ
THE UPDATE ORGANIZATION株式会社
rimolver.the.red@gmail.com