インターネットゲートウェイ
(サービス単体名称: Flexible Secure Gateway、vUTM2)
インターネットゲートウェイは、各拠点やリモート環境、データセンター、そしてクラウドサービスへのセキュアな接続を実現。インターネット環境へアクセスする際にセキュリティを担保します。必要なネットワークとセキュリティ機能を「セル※1」単位で提供し、これらのセルを組み合わせることで帯域の拡張や冗長構成の設定が可能です。柔軟な帯域設定と高い可用性を実現します。
※1「セル」とは?
インターネットゲートウェイの機能やリソースを構成する基本単位のことです。ネットワーク帯域やセキュリティ機能をひとまとまりにした“モジュール”のような存在で、必要に応じて追加・削除することができます。たとえば、「帯域を広げたい」「拠点を増やしたい」「冗長化したい」といったニーズに応じて、セルを組み合わせて柔軟に構成を変更できるため、無駄なく最適なネットワーク環境が構築できます。
特長/メリット

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1セル単位での契約による柔軟な帯域設定/高可用性
セルの追加/削除により自由に帯域の増減が可能です。さらに、最低利用期間もなく、課金も1分単位なため、予測できない急激なビジネス環境にも対応できます。
東日本/西日本 2つのエリアに分散してセルを配置可能。さらに、エリアごとに設置するセルの数を変更できるため、災害時などエリアごとのリスク対応にも柔軟に対応できます。
ポータルからオンデマンドで簡単にセルの追加/削除や設定変更が実施可能で、運用負荷を軽減します。 -
2必要な機能を組みあわせて脅威への対策が可能
インターネットをセキュアに利用するため、ファイアウォール、URLフィルタリング、IPS/IDS、アンチウイルス、ファイルブロッキング、サンドボックスなどセキュリティ機能(UTM機能)をクラウドで利用できます。
さらに、SSL復号化により暗号化通信のチェックも可能で、インターネットアクセス環境のセキュリティを担保します。 -
3あらゆる拠点やサービスからの接続を実現
docomo business RINK®(Flexible InternetConnectやFlexible Remote Accessなど単体利用含む)やArcstar Universal One連携し、データセンター、オフィス拠点、リモート環境、各種クラウドサービスなど、あらゆる拠点からのインターネットアクセスをセキュアかつ柔軟にアクセスし、お客さまのDX推進を後押しします。
Webサイト・SaaSセキュリティリスクの最小化
高度化・多様化するWebサイトやSaaSの活用が進む一方で、改ざんされたサイトや悪意のあるWebサイトへのアクセスを通じて、機密情報の漏えいやランサムウェア感染といった重大なセキュリティリスクへの対策が十分に講じられていないケースが見受けられます。さらに、業務でMicrosoft 365を利用しているものの、個人のプライベートなMicrosoftアカウントとの混在や無断利用により、シャドーITが発生し、組織全体のセキュリティ統制が困難になるリスクが高まっています。
- 多様な脅威を防ぐ高度セキュリティ機能
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SSL復号、ファイルブロッキング、サンドボックス、Web無害化など高度なセキュリティ対策を実現可能
- 個人アカウントの利用による被害を防止
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テナントアクセス制御により業務利用のMicrosoft 365アカウントのみ許可し、プライベートアカウントを制限
※「インターネットゲートウェイ」は docomo business RINK®のコンポーネントの1つです。「Flexible Secure Gateway」「vUTM2」は単体でのご契約・ご利用も可能です。
※「Flexible Secure Gateway」「vUTM2」をご利用いただくにはFlexible InternetConnectのご契約が必要です。