
ケーススタディ(想定事例)製造メーカーA社
Windows Updateによる通信障害や、帯域の狭さによる業務ストレスに悩んでいた製造メーカーA社。その問題から解決までのケーススタディ(想定事例)を紹介します。
この記事の目次
- ・ 現状
- ・ 解決
- ・ メリット
- ・ 採用理由
- ・ ネット回線の通信トラブルでお悩みならIPoEワイドプラン
従来のPPPoE方式に比べて大容量で、通信が混雑することなくスムーズに行われ、快適で安定した接続環境のため、法人向け回線としても大きなメリットがあります。IPoEは、いったいどのようなサービスなのか、詳しくご紹介します。

【IPoE接続とPPPoE接続】改善とヒント
Case Studies
◆Case1:サービス業 ◆Case2:製造業
◆Case3:建築業 ◆Case4:小売業
ネットワーク環境について、ご意見をお聞かせください。
Q1:ネットワークの見直しについて
Q2:クラウドサービス導入後
(例:Office365やG Suite)
Q3:今回の訪問の目的は何ですか
現状
製造メーカーA社は、拠点間との意思疎通をビデオ会議にて行っていました。しかし、以下のような問題が発生し、頭を悩ませることが度々ありました。
- 時間帯によってビデオ通話の品質が悪化することがある
- Windows Updateが配信されると社内で一斉にダウンロードが行われ、ビデオ通話が切断される
この問題では、時間帯やWindows Updateといった特定の条件下でビデオ通話の悪化が起きています。そのため、「帯域の狭さ」や「通信環境の輻輳」が、問題の原因であることが考えられました。

そこで業務内容を確認してみたところ、Excelなどの管理ファイルをWeb上で共有しながら作業しており、業務中の通信量が想像よりも大きくなっていたことがわかりました。そこに追い打ちをかけるようにトラフィックの大きなビデオ会議が行われたことで、通話に支障が出ていたのです。
また、Windows Updateに関しては、2019年4月からWindows 10の差分アップデートが廃止されてフルパッケージのみの配信となりました。フルパッケージは容量が1GBを越えるため、トラフィックを気にしないで一斉にUpdateをすると、一時的に通信が繋がりにくい状態となってしまうのです。
解決
業務中の最大トラフィック時にビデオ通話をしても問題が起きないように、回線プランを「IPoE ワイドプラン」に変更しました。ワイドプランは、PPPoEサービスより6倍も多く帯域を使用できて、Windows Update通信を自動で判別して分離する機能も備え付けています。このプランの導入により、問題が以下のように解決しました。
- どの時間帯でビデオ会議をしても品質が悪化することがなくなった
- Windows Update配信日でもビデオ会議や業務が通常通り使用できた
使用できる帯域が増えたことによって、業務中にビデオ会議が行われても問題が発生しなくなりました。更にWeb上の共有ファイルの入力においても効力を発揮し、これまで時間が掛かっていた処理もスムーズに行えるようになったのです。
また、Windows Update配信日は、ビデオ会議の日時や業務内容を変更することがありましたが、今ではその必要もなくなりました。
メリット
「IPoE ワイドプラン」は、大容量の帯域やWindows Updateの分離機能以外にも、余計なトラフィックを干渉させない機能がついています。それが「個人利用のトラフィック分離」です。
従来の回線では個人・法人関係なく、同じ回線を通る仕組みとなっていたため、個人利用のトラフィックで輻輳が起きてしまうと、法人回線にも影響が及ぶことがあるそうです。
しかし、IPoE ワイドプランでは、個人利用のトラフィックを分離してくれます。法人回線が個人回線の影響を受けることがなくなるため、自社とは関係のない遅延で悩まされることはありません。
また、サポートも充実しているため、不意のトラブルがあってもすぐに連絡をして修理を受けられます。社内にネットワークに詳しい人材がいなくても、問題なく導入できるのです。

採用理由
これまでは、Windows Updateの配信情報に合わせて会議の日時をずらす必要がありました。それに合わせて業務や予定のずれが生じるなど、Updateに振り回されていたのは事実です。
また、時間帯による通話悪化の問題では、自社と外部どちらのトラフィックが干渉しているのか切り分けが難しかったのです。そこで、外部のトラフィックに影響されない回線かつ、業務中の通信量増加にも耐えられるサービスを選択することを考えました。
しかし、これらの条件を満たすためには従来のPPPoE接続では難しかったので、IPoE接続のサービスを視野に入れることにしたのです。IPoE接続でIPv6を導入することで、網終端装置を通ることがなく、個別利用のトラフィック増加による干渉をほとんど受けないだろうと考えました。
加えて、Windows Updateや個人利用のトラフィックの分離機能があるということで、「OCN IPoEワイドプラン」を導入することに決めました。
このプランでは万が一のサポート体制が整っていて、月々の料金もお得だと感じました。その他、このプランでは固定IPと動的IPのどちらかを選択できます。現状では動的IPでも問題ないとの事だったのですが、今後、クラウドサービスに移行してセキュリティ強化が必要なときは固定IPの利用を考えていきます。
ネット回線の通信トラブルでお悩みならIPoEワイドプラン
IPoEワイドプランは、IPv6通信が可能な大容量のインターネット回線です。帯域設計は「通常のIPoEプランの3倍、PPPoEプランの6倍」となっており、社内業務をクラウドシステムに移行しても十分に利用できる設計です。
現在、通信が遅くて業務がはかどらないという企業も、スムーズな通信で効率的に作業をすることができます。また、個人利用による輻輳やWindows Updateといった外部の問題による遅延の影響を受けることがなく、いつでも快適でストレスのない通信を実現します。
OCN光 IPoEサービス ワイドプランの詳細は以下からご覧いただけます。

【OCN光 IPoEサービスのご案内】
Case Studies ネットワークの改善とヒント
◆Case1:サービス業
◆Case2:製造業
◆Case3:建築業
◆Case4:小売業
「法人向けOCNサービスとは」関連情報
オンライン会議もサクサク! OCN光 IPoEサービス
企業向けベストプランワイドプラン
標準プランから3倍の収容設計(従来サービスの6倍)。Windows Updateによる通信をその他の業務用通信から分離し、つねに安定した通信が利用可能です。
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標準プランから3倍の収容設計
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Windows Updateによる通信をその他の業務用通信から分離
オンライン会議に最適アプリコントロールA
Windows Updateのトラフィックを分離するワイドプランに、オンライン会議用の独立した帯域をプラス。収容設計もワイドプランの6倍。ストレスフリーなコミュニケーション環境を実現します。
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ワイドプランから6倍の収容設計
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オンライン会議用、Windows Update用、一般業務用で帯域を分離
標準プラン
従来サービスから2倍の収容設計。動画サービスなど、混雑の原因となりやすい個人向けインターネット通信のトラフィックを論理的に分離し、快適なインターネット接続環境を実現します。
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法人向け設計
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従来サービスから2倍の収容設計
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固定IPアドレス利用可能
VPNセット
高品質なOCN IPoEインターネット接続と拠点間VPN機能、専用レンタルルーターをセットで提供。IPsecによる暗号化技術により、インターネットVPNによる高品質な拠点間通信を実現します。
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IPoEインターネット接続と拠点間VPN機能、専用レンタルルーターをセットで提供
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IPsecによる暗号化技術でセキュアな拠点間通信を実現
vUTMセット
IPoEインターネット接続とクラウド化されたUTMをセットで提供。運用保守をNTT Comが行うため、つねに最新のセキュリティ対策を実現します。クラウド利用時のセキュリティ対策にも最適です。
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インターネット接続とセキュリティ対策をセットで提供
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専門スキルを有する人材不要
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つねに最新のセキュリティ対策を実現
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