
ウイルス対策ソフトの比較ポイントとは。法人と個人の違いも紹介
さまざまな製品があるウイルス対策ソフトは、比較してぴったりのものを選ぶことが大切です。法人向けと個人向けの違いも解説するので、導入の参考にしましょう。使い勝手のよい製品で、自社PCをウイルスから守ってください。
この記事の目次
- ・ ウイルス対策の必要性
- ・ ウイルス対策ソフトの違いとは
- ・ 法人向けソフトの比較ポイント
- ・ まとめ
従来のPPPoE方式に比べて大容量で、通信が混雑することなくスムーズに行われ、快適で安定した接続環境のため、法人向け回線としても大きなメリットがあります。IPoEは、いったいどのようなサービスなのか、詳しくご紹介します。

【IPoE接続とPPPoE接続】改善とヒント
Case Studies
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ウイルス対策の必要性
近年、セキュリティリスクが高まっています。巧妙化する攻撃に対し、企業も万全の対策を取らなければいけません。そのためには、ウイルス対策が必要不可欠なのです。

サイバー攻撃の動向
サイバー攻撃を受けたことのある企業を調査すると、ランサムウェアによる被害が最も多い結果でした。データを暗号化し、その制限解除をするために、身代金を要求するマルウェアです。 また、ホームページを改ざんされた企業も多くあります。ソースコードを書き換えられ、マルウェアが組み込まれてしまうのです。 ポップアップ広告が組み合わされることもあります。本物の広告のように表示し、不正サイトへ誘導したり、不正ファイルのダウンロードを促したりするのです。 他にも、『電子メールの不正中継』『ビジネスメール詐欺』『標的型攻撃』など、注意が必要な攻撃手法があります。
企業が直面するセキュリティリスク
ウイルスに感染したときに起こるのは、
・データの暗号化
・ファイルの削除
・システムの破壊
などの症状です。ただし、リスクはこれだけではありません。 上記の症状によってPCが使えなくなれば、業務が進まなくなります。被害状況によりますが、全社の機能がストップしないとはいえません。PCやネットワークの復旧に、時間とコストがかかるのもリスクです。 また、情報漏洩のリスクもあります。顧客情報が盗み取られてしまうと、情報の重要度によって、損害賠償が請求されることもあるのです。社会的な信用も失ってしまいます。
ウイルス対策ソフトの違いとは
一口にウイルス対策ソフトといっても、その種類はさまざまです。具体的にどのような種類の製品があるのか、法人向けと個人向けの違いは何か、解説します。

数多くのソフトの種類や機能
ウイルス対策ソフトは、さまざまな製品があり、それぞれ備えている機能が違います。そのため、ソフトを比較して最適なものを選びましょう。 複数の機能がパッケージになっている総合セキュリティソフトなら、基本的な機能を全て備えているので便利です。逆に、ファイアウォールやフィッシング対策などを個別に取り入れると、自社に必要なものだけを無駄なく導入もできます。 他にも比較するポイントとして、更新料・国内シェアなどを参考にするとよいでしょう。
法人向けソフトと個人向けの違い
ウイルス対策ソフトには、法人向けと個人向けがあります。一番の違いは、一元管理できるかどうかです。法人向けソフトは、複数のPCに製品を導入する必要があるので、その管理が便利になる機能が備わっています。 個人向けは、PCをそれぞれのシリアルコードで管理しますが、法人向けは1つのアクティベーションコードで全PCを管理可能です。PCが増えたときの手続きも簡単にできます。 一括管理ができるので、アップデートの適用漏れがなく、セキュリティレベルを統一可能です。設定変更の権限を制限でき、社員が勝手に設定変更するのも防げます。 セキュリティ面においても、管理の仕方においても、企業が導入するなら法人向け製品がおすすめです。
法人向けソフトの比較ポイント
さまざまな法人向けソフトの中から、どの製品を選べばよいのでしょうか?自社に最適な製品選びのための、比較ポイントを紹介します。

自社のニーズで比較する
大切なのは、自社に必要なセキュリティを備えた製品を選ぶことです。 一般に、多機能だと高性能と判断されがちですが、ウイルス対策ソフトはそうとはいえません。多機能であるほど、PCへの負荷が大きく動作が重くなる可能性があるからです。 セキュリティに優れていても、重く使いづらいPCでは、業務がはかどりません。そのため、機能は必要なものに絞るのがおすすめです。 例えば、権限を設定する機能は大企業には必須です。しかし、社員数名の小さな企業なら必要ないかもしれません。 このように、自社に必要な機能と不要な機能を洗い出してください。必要な機能を過不足なく備えた製品が、自社に最適なソフトです。
使用者の使いやすさで比較する
セキュリティ担当者の使いやすさも大切なポイントです。 扱いにくい管理画面や仕組みの製品を使い続けるのは、業務効率の低下につながります。チェックの抜け漏れも発生しやすいので、セキュリティに問題が生じる可能性もあるのです。 管理しにくいと感じるなら、製品の乗り換えを検討しましょう。
サポート体制で比較する
自社に最適な製品を導入するには、サポートの比較も大切です。比較してみると、製品によって体制が違うことに気づくでしょう。 例えば、問い合わせは電話なのかメールのみなのか、24時間対応しているのか、サポートしている範囲はどこまでなのか、確認してください。 サポートサイトが充実して使いやすいこともポイントです。日本語表記で公開されているサイトだと、内容が分かりやすく安心でしょう。
まとめ
法人に必須のウイルス対策をするには、最適な製品を選ばなければいけません。そのためにはまず、自社に必要な機能を洗い出します。その上で、使い勝手のよい製品を比較検討しましょう。 万一のときのサポート体制も、重要なポイントです。過不足なく必要な機能を備えている製品で、自社のセキュリティ対策を整えましょう。
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