
Windows10にウイルス対策は不要?信頼性や機能のまとめ
Windows10は、無料のセキュリティ対策ソフトが入っているため、セキュリティ対策はしなくてよいのでしょうか?有料セキュリティ対策ソフトの導入も必要なのか検討し、自社PCのセキュリティに役立てましょう。
この記事の目次
従来のPPPoE方式に比べて大容量で、通信が混雑することなくスムーズに行われ、快適で安定した接続環境のため、法人向け回線としても大きなメリットがあります。IPoEは、いったいどのようなサービスなのか、詳しくご紹介します。

【IPoE接続とPPPoE接続】改善とヒント
Case Studies
◆Case1:サービス業 ◆Case2:製造業
◆Case3:建築業 ◆Case4:小売業
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Q2:自社のセキュリティ対策について
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Windows10にウイルス対策ソフトは不要か
Microsoft社は『Windows Defender』というセキュリティソフトをWindows10にインストールしています。標準装備されているソフトは、無料で使えるのです。 無料で使えるウイルス対策があるなら、ウイルス対策ソフトは入れなくてよいのでしょうか?標準装備のウイルス対策ソフトについて、基本的な内容を解説します。

Windows Defenderの信頼性
サイバー攻撃を防ぐのがウイルス対策ソフトの役割です。その点でいえば、決して悪くはありません。ただし、ユーザーがどのように設定するかによって、防げる攻撃に差が出る部分が多いのが欠点です。 設定の仕方を間違えていると、防げるはずの攻撃を受けてしまうこともあります。他のウイルス対策ソフトと比べて、結果的に性能が劣った状態になってしまうのです。 また、誤検知が多いというのも、欠点といえます。他のウイルス対策ソフトがマルウェアと判断しなかったものを、マルウェアと検知したというケースも報告されています。
Windows Defenderは最低限?
ウイルス対策は、これまで個々の意識に任されてきました。その結果、マルウェアに感染するPCが増え、そこから周囲に被害を及ぼす、という事例が増えています。 被害を大きくしないための策として取り入れられたのが、Windows Defenderというわけです。そのため、求められているのは、必要最低限のセキュリティ対策をすることといえます。 実際、セキュリティ対策として実施できるのは、ウイルス対策とファイアウォールに限定されているのです。必要最低限のセキュリティという点では条件を満たしていますが、次々生まれる新たな脅威に対応するという点では、不十分でしょう。
Windows Defenderの主な機能
基本的なセキュリティ対策ができる標準装備のセキュリティ対策ソフトでは、具体的にどのような機能があるのでしょうか?個々の機能について解説します。

リアルタイム保護
ダウンロードしたファイルに不正なコードやデータが含まれていないかチェックする機能が、『リアルタイム保護』です。 ブラウザがファイルをダウンロードしたときに、不正なコードやデータを見つけると、それをユーザーに知らせます。 ファイルのダウンロードによるマルウェアへの感染を防ぐ機能です。
コンテンツスキャン
『コンテンツスキャン』はファイルに不正がないかチェックします。自動で行われるのは、システムの根幹部分やよく使われる場所を調べる『クイックスキャン』のみです。 他のスキャンは、すべて手動です。全体を調べる『フルスキャン』、指定した場所を調べる『カスタムスキャン』があります。他に、『Windows Defender オフラインスキャン』という機能もあるのです。 『Windows Defender オフラインスキャン』は、ウイルスに感染しているときに役立つ機能です。再起動しDefenderを稼働すると、インターネットにつながっていなくてもPC全体をスキャンできます。
ファイアウォール
『ファイアウォール』は、TCP・UDP・IPなどネットワーク通信のためのルールにおいて、不正な通信が行われたことを検知し、ブロックします。 主に侵入を防ぐために働く機能なので、そのままの設定では、万一自社PCがウイルス感染していると、被害を拡大させるかもしれません。 自社PCから発する通信で感染拡大を起こさないためには、設定を変更し、ウイルス感染したときの通信をブロックしましょう。
SmartScreen
不正なソフトウェアの配布やフィッシング詐欺をしているサイトを表示しようとしたとき、「本当にアクセスしますか?」とユーザーに注意を促す機能です。 危険性のあるサイトのリストがあり、それに則ってメッセージを表示します。マルウェアの挙動を検知して作動するセキュリティとは違い、リストや決められた条件に当てはまったときに作動するのです。
企業ではカバー外の部分の対策が必要
これらの基本的な機能は、あくまでもセキュリティ対策の一部です。これ以外の対策が必要な攻撃はたくさんあります。 そのため、企業では、下記に紹介するカバー外を対策する必要があるのです。

迷惑メールや広告ブロック
マルウェアへの感染は、スパムメールから起こる事例が多くあります。そのため、迷惑メールをブロックできると、ウイルス感染のリスクが下がるのです。 広告ブロックもセキュリティ対策として有効です。広告バナーを装って不正なサイトへ誘導する手口もあるので、ブロックしておくとよいでしょう。
ふるまい検知
新しいウイルスがどんどん生まれています。そのため、従来型の既知の情報から検知するシステムだけでは、セキュリティ対策は不十分です。そこで『ふるまい検知』が役立ちます。 パターンファイルの情報ではなく、ウイルスの動きによって判断する仕組みなので、まったく新しいウイルスにも対応できる可能性が高いのです。
まとめ
ウイルスに感染するPCが増え、その周囲に被害が広まり始めました。この状態に対処するため、最低限のセキュリティ対策を誰でもできるよう作られたのがWindows Defenderです。 しかし、その機能は限定的です。特に企業で使うPCの場合、十分な対策はできません。安全にPCを使うためには、有料のセキュリティ対策ソフトの導入がおすすめです。
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