クラウドセキュリティ導入時に考えること。導入メリットとともに紹介

インターネット環境と端末があれば、簡単に利用できるクラウドサービスは業務の効率化に有効です。しかし、それだけに強固なセキュリティが求められます。本記事では、クラウドセキュリティの導入について解説します。

従来のPPPoE方式に比べて大容量で、通信が混雑することなくスムーズに行われ、快適で安定した接続環境のため、法人向け回線としても大きなメリットがあります。IPoEは、いったいどのようなサービスなのか、詳しくご紹介します。

【IPoE接続とPPPoE接続】改善とヒント
Case Studies
◆Case1:サービス業 ◆Case2:製造業
◆Case3:建築業 ◆Case4:小売業

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Q1:セキュリティ対策の導入について

Q2:自社のセキュリティ対策について

Q3:今回の訪問の目的は何ですか

クラウドセキュリティの必要性

クラウドサービスの利用は、自社でオンプレミスサーバーを使うときと同様、セキュリティ対策が必要です。ここでは、近年のサイバー攻撃の動向と、クラウドセキュリティについて解説します。

サイバー攻撃の動向

ランサムウェアやホームページの改ざん、電子メールの不正中継など、企業に対するサイバー攻撃は年々激しさを増しています。 中でも、データを勝手に暗号化し、制限を解除するために身代金を要求するランサムウェアは、他のサイバー攻撃に比べ被害が拡大傾向にあるのです。 サイバー攻撃の脅威はどの企業にもつきまとうため、万全のセキュリティ対策が必要といえます。

クラウドセキュリティとは

クラウドセキュリティとは、クラウド環境でのセキュリティ対策を指します。例としては『クラウド型WAF(Web Application Firewall)』などが挙げられるでしょう。 クラウドセキュリティの基本的な考え方は、物理的なサーバーを自社で管理・運用するオンプレミスと同じです。前述したようなサイバー攻撃や悪意ある不正アクセスなどから、自社のインフラや大切な情報を保護します。

クラウドセキュリティ導入のメリット

クラウドセキュリティを導入して得られるメリットについて、従来のオンプレミスのセキュリティと比較しながら解説します。

導入のしやすさ

オンプレミスのセキュリティサービスを利用するためには、機器の購入やネットワーク構築などの準備が必要で、導入までに数カ月かかることがありました。 しかし、クラウドセキュリティはクラウド上で機能するため、これらのインフラの準備は不要です。 クラウドセキュリティを導入する際は、WebサイトやWebアプリケーションの改修も必要ないため、短期間で導入できるというメリットがあります。

コスト

オンプレミス型セキュリティサービスは機器の導入や初期設定などが必要であり、イニシャルコストが数千万円に及ぶケースもありました。 一方、クラウドセキュリティは機器の導入が不要であるため、数万円のコストで済ませられます。運用管理をユーザー側でする必要もないため、技術教育や人材確保にかかるコストが不要なのも魅力です。

専任技術者は不要か

オンプレミス型セキュリティは運用するために専門の知識が必要であり、専任の技術者を用意する必要がありました。 これに対しクラウドセキュリティは、運用をセキュリティベンダーが行うため、専門的な知識をオンプレミスほど必要としません。専門的な知識を身につけ、専任技術者を用意する時間やコストを大幅に削減できます。

導入時に考えるポイントとは

クラウドサービスは、多くの業者がさまざまなサービスを打ち出していますが、安全に利用するためには信頼できるクラウドサービスを選ぶ必要があります。ここでは、クラウドサービス導入時に考えるべきポイントについて解説します。

暗号化やアクセス制御など信頼性

クラウドサービスはインターネットを利用してデータのやり取りをする以上、悪意のある第三者に通信を盗聴されるリスクがあります。そのため、SSL通信によるデータの暗号化は必須です。 また、Wi-Fi利用時は特に盗聴のリスクが高まるため、WPA2等の安全性の高い暗号化技術を使う必要があります。 アクセス制限を細かく設定したり、ログインにはワンタイムパスワードを採用したりすることで、より高い安全性を確保することが可能です。

データの保管やバックアップ

クラウドサービス事業者によっては、データセンターを海外に設置している場合があります。 万が一、データセンターのサービスに何か問題が起こった場合には、現地の法律が適用されてしまいます。問題解決までに時間やコストがかかる可能性があるのです。 国によっては治安が悪い、電力供給が不安定といったリスクがあり、必ずしもデータが保護されるとは限らないでしょう。 また、日本国内であっても、災害のリスクは逃れられません。複数のデータセンターにバックアップをとっておけば、データ消失のリスクを低減できます。

適切な事業者かどうか

クラウドサービスは、大手から中小まで多くの事業者が提供しています。当然ながら事業者によってサービス内容やセキュリティ体制は異なるのです。 コストやサービスといった表面上のメリットばかりでなく、有事の際の保証や責任問題まで考慮した上で、適切な事業者を選ぶ必要があります。

まとめ

クラウドサービスはコストや運用面で非常に便利なものです。しかし、データを外部に預ける以上、自社サーバーで運用管理するよりも高いセキュリティ対策が求められます。 クラウドサービスのメリット・デメリットを理解した上で、万全のセキュリティ対策をとることが大切です。

紹介動画

企業を狙うサイバー攻撃は巧妙化。セキュリティソフトを入れておけば安心という時代は終わり、多層防御によるセキュリティ対策が急務です。多層防御とは?ポイントを含めご紹介します。

セキュリティ対策を怠ったために、取引先にまで、マルウェアを感染させてしまったら・・・。ほぼすべての中堅・中小企業がサイバー攻撃を受けていると言われています。専門ベンダへのアウトソース、インシデント時の緊急体制の整備、サイバー保険。セキュリティに関する業務を一人で抱え込まないためのポイントをご紹介します。

「法人向けOCNサービスとは」関連情報

オンライン会議もサクサク! OCN光 IPoEサービス

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標準プランから3倍の収容設計(従来サービスの6倍)。Windows Updateによる通信をその他の業務用通信から分離し、つねに安定した通信が利用可能です。

  • 標準プランから3倍の収容設計

  • Windows Updateによる通信をその他の業務用通信から分離

オンライン会議に最適アプリコントロールA

Windows Updateのトラフィックを分離するワイドプランに、オンライン会議用の独立した帯域をプラス。収容設計もワイドプランの6倍。ストレスフリーなコミュニケーション環境を実現します。

  • ワイドプランから6倍の収容設計

  • オンライン会議用、Windows Update用、一般業務用で帯域を分離

標準プラン

従来サービスから2倍の収容設計。動画サービスなど、混雑の原因となりやすい個人向けインターネット通信のトラフィックを論理的に分離し、快適なインターネット接続環境を実現します。

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  • 従来サービスから2倍の収容設計

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  • つねに最新のセキュリティ対策を実現

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