中小企業向けエンドポイントセキュリティの要点は?ポイントのまとめ

ビジネスシーンにおけるエンドポイントセキュリティの重要性は、日に日に増してきています。中小企業が、自社の情報を守るためのエンドポイントセキュリティの方法や注意点などの要点をまとめましたので、ご参照ください。

従来のPPPoE方式に比べて大容量で、通信が混雑することなくスムーズに行われ、快適で安定した接続環境のため、法人向け回線としても大きなメリットがあります。IPoEは、いったいどのようなサービスなのか、詳しくご紹介します。

【IPoE接続とPPPoE接続】改善とヒント
Case Studies
◆Case1:サービス業 ◆Case2:製造業
◆Case3:建築業 ◆Case4:小売業

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エンドポイントセキュリティが大切な理由

インターネットが発展し、誰もが携帯デバイスを持っている時代だからこそ、エンドポイントセキュリティはとても大切です。まずは、エンドポイントセキュリティの定義について見ていきましょう。

エンドポイントセキュリティとは

社員が使用するパソコンや社内のサーバー、または企業データにアクセスできるモバイルやタブレットなど、社内ネットワークの末端をエンドポイントと呼びます。
このエンドポイントの情報を守るためのセキュリティが、エンドポイントセキュリティです。エンドポイントは多様化しており、ウイルスソフトのみでは守ることが難しくなってきているという現状があります。

今後は内部にも注意が必要

エンドポイントセキュリティとしては、アンチウイルスやメールのフィルタリング機能、マルウェア対策が一般的でした。しかし、それ以外にもエンドポイントにアクセスできるユーザーの動向にも注意が必要です。
TechTargetジャパン&キーマンズネットが発表した調査を見てみましょう。それによると、情報流出などの脅威として「社員による社内情報の公開や持ち出しについて対応を考えている」という企業が、かなりの数に上っています。
ログイン認証の強化をはじめ、データ管理に関する仕組みやシステムの構築も、エンドポイントセキュリティの課題と言えるでしょう。

中小企業向けとして求められるポイント

エンドポイントを守るための方法として、300人以下の社員である中小企業は、大企業や個人事業者とは異なったセキュリティシステムが求められます。
どのようなエンドポイントセキュリティを構築すべきか、ポイントを見ていきましょう。

専任者がいなくても簡単かどうか

日本の企業はセキュリティ意識の高さとは反比例し、セキュリティに関して専門的な知識を持つスタッフが社内にいないという問題点も挙がっています。
大企業であれば、セキュリティに対し専門の部署を作り、自社でセキュリティシステムを開発することも可能ですが、中小企業では難しい現状があるでしょう。
そこで、専門知識を持つセキュリティ専任のスタッフがいなくても導入できるセキュリティソリューションが、中小企業には求められているのです。

コスト

エンドポイントセキュリティにおいては、コスト対策も大きな課題の1つです。社内で扱っている顧客や商品、あるいはそのほかのデータの流出は避けなければいけません。
しかし、そのために何層にもわたる防御システムや、社内に独自のシステムを導入するとなれば、初期費用やランニングコストがかかってしまいます。
セキュリティ対策は手を抜けない一方、どこまでコストを抑えられるかというのもポイントになるでしょう。

製品選びの際の検討ポイント

セキュリティ対策の基本は、マルウェア対策やアンチウイルスであることは本質的に変わっていません。しかし、昨今はさまざまなウイルスが日々開発され、ユーザーが気付かないうちにデータを盗み出すタイプまで存在します。
ウイルスも高度に進化している現代では、どのようなセキュリティ対策製品を選ぶべきか、検討のポイントを見ていきましょう。

検知率やサポート

AV-Comparativesなどをはじめとする、調査機関によって発表された検知率の高いセキュリティ製品を選ぶようにするのが、まず1つです。
調査は数百万というマルウェアなどを対象とするため、1%の差でも実際には数万件もの差が出るということになります。検出率の高さが、セキュリティ製品を選定する上で大きな基準の1つと言えるでしょう。
また、導入後に必要なサポートを受けられるかも確認が必要です。セキュリティ上でトラブルが起こったときに対応してもらえるかどうか、窓口が設置されているかも確認しておきましょう。

フルクラウド型など運用負荷

ウイルスやマルウェアは日々増え続けているのは前述した通りですが、それに対応するためには、セキュリティ側にもコンスタントな更新が必要です。
そのためには、クラウド型のセキュリティソフトの利用が推奨されます。クラウド型であればセキュリティを自動更新してくれるので、常に最新のセキュリティを保てるからです。
また、フルクラウド型のソフトであれば、パフォーマンスをベンダーのサーバーに依存できます。したがって、導入しているセキュリティソフトが重くてほかのソフトのパフォーマンスが発揮できないといった問題も解決するのです。

中小企業向け製品の特徴も知っておこう

最後に、中小企業向けのセキュリティ製品の特徴について解説します。次のポイントを押さえたソフトを選ぶと、導入・運用が比較的楽にできるでしょう。

一元管理が簡単にできる

セキュリティにもアンチウイルスやアクセス履歴の検出、アカウントの作成や削除といったさまざまな管理が必要です。それぞれを管理するために別々の操作が必要になるような製品だと、手間とコストが余分にかかってしまいます。
そのため、履歴や機能について一元管理できるソフトが望ましいと言えるでしょう。

オールインワン

『All in one』は、システム形態の用語で、複数の機能やサービスが1つにまとめられている形態を言います。
エンドポイントの多様化に対応できるよう、ウイルス対策、データ保護、Web などさまざまな面でのセキュリティが、パックとして1つにまとまっている製品がおすすめです。

まとめ

エンドポイントセキュリティは、情報漏洩やデータの破損といったリスクを減らすために必要なシステムです。中小企業の場合、システムの利用しやすさやコストの低さも大切でしょう。
運用しやすいセキュリティ製品を利用して、社内セキュリティの強化に努めてください。

紹介動画

企業を狙うサイバー攻撃は巧妙化。セキュリティソフトを入れておけば安心という時代は終わり、多層防御によるセキュリティ対策が急務です。多層防御とは?ポイントを含めご紹介します。

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