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2019年10月31日
自然言語解析を手軽に利用できる「COTOHA API」に「音声合成」など3つのAPIを追加
2019年10月31日追記
「固有名詞(企業名)補正」のAPIにつきまして、「for Enterprise」での提供のみとなる旨、注釈にて追記を行いました。公開時に記載が漏れており、大変申し訳ございませんでした。
NTTコミュニケーションズ株式会社(以下NTT Com)は、NTTグループの40年以上にわたる自然言語処理解析技術の研究成果を手軽に利用できるAPIサービス「Communication Engine “COTOHA® API”」(以下「COTOHA API」)において、「音声合成」および「固有名詞(企業名)補正」「要約(ベータ版)」の3つのAPIを追加します。
1.追加するAPI
(1) 音声合成
テキストデータを音声に変換するAPIです※1。NTTグループが研究開発を通じて蓄積してきた日本語の発音やアクセントに関するデータベースを活用することで、人間の肉声のように流暢な表現を実現します。
＜特長＞
- 人間のように流暢な音声を合成可能
- テキスト中の漢字に複数の読み方がある場合にも、文脈に応じて精度良く読み分けることが可能
- 年齢や性別の異なる多様な声色(16種類)を用意
- 辞書機能を使うことで、特定の企業名やサービス名なども正しく読むことが可能
- 入力したテキストデータや出力する音声をサーバーに保存しないセキュアな仕様
(2) 固有名詞(企業名)補正
テキストデータ内の企業名に誤字や脱字があった際、正しい表記を補正候補として提示するAPIです※1。また、アルファベットとカタカナなど、複数の表記が見られる企業名については、最も代表的な候補に揃えて補正することも可能です。
約60万語超の企業名データを利用し、高い精度の補正を実現します。
(3) 要約(ベータ版)
テキストデータ(原文)の中から重要な文を抽出する機能に加え、重要な要素を組み合わせて自然な要約文を生成する機能を提供するAPIです。今回のベータ版では、日本語における重要な文の抽出機能までを提供します。正式版では、要約文の生成機能を提供し、日本語と英語の要約に対応します。
2.提供開始日
2019年10月31日※2
※1：本APIは、検証用の無償メニュー「for Developers」では提供しておりません。商用利用向けの「for Enterprise」のみの提供となります。
※2：同日夕刻から順次提供開始予定です。
関連リンク
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