試合日程・結果 / FIXTURES & RESULTS

2022年5月21日12時00分 KICK OFFNTT JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2022 D1/D2 入替戦 第1戦

シャイニングアークス東京ベイ浦安シャイニングアークス東京ベイ浦安

vs

三菱重工相模原ダイナボアーズ	三菱重工相模原ダイナボアーズ

25vs33

前半11 - 12

後半14 - 21

入替戦ファーストラウンドは敗戦。次戦は最終第2戦。
いざシャイニングアークスの集大成へ!!

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ディビジョン1(D1)残留か。
ディビジョン2(D2)降格か。
ついに来シーズンの運命を決める入替戦(全2戦)が始まった。

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NTTリーグワン2022のD1/D2入替戦が、5月21日(土)、雨の東京・秩父宮ラグビー場で行われた。

リーグ初年度のNTTコミュニケーションズ シャイニングアークス東京ベイ浦安は、コロナ禍による不戦敗を3度味わうなど、不測の事態に苦しんできた。

チームとしてリズムに乗れず、全16戦のレギュラーシーズンで10位となったアークスは、D2で3位だった三菱重工相模原ダイナボアーズとの入替戦に回った。

第1戦は東京、第2戦は大阪(東大阪市花園ラグビー場)となる。絶対に負けられない勝負の2週間だ。

D1昇格を狙う三菱重工相模原ダイナボアーズは、トップリーグ経験もある強敵。堅固なディフェンスが武器のひとつで、D2のリーグ戦では9勝1敗の首位通過だった。

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必勝を期するアークスは、前戦から先発15人中5人を変更。

まずはジャッカルも得意なPR(プロップ)齊藤剣、41歳となったLO(ロック)トンプソン ルーク。そして不動のリーダーであるFL(フランカー)金正奎クラブ主将もスターターへ。

そして今季初先発となったSO(スタンドオフ)前田土芽、ユーティリティー性溢れるWTB(ウイング)安田卓平が、アークスの代表として先発を飾った。

またリザーブにはルーキーのPR柳川正秀、「ビッグマック」の愛称を持つ身長204センチのLOカラム・マクドナルド。

そしてスキルコーチであり、練習試合から強烈なディフェンスを披露していた元日本代表、ロビンスブライス スキルコーチが初メンバー入り。後半にリーグワン初出場を果たした。

※三菱重工相模原ダイナボアーズ第1戦のメンバーはこちら!!

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一進一退の好勝負だった。

序盤にあった三菱重工相模原ダイナボアーズのトライは、直前の反則によりノートライ判定に。

するとアークスは前半9分、元スコットランド代表主将のSH(スクラムハーフ)グレイグ・レイドローのキックなどで敵陣へ入ると、前半9分にPG(ペナルティゴール)で3点を先制。相手の気勢を崩した。

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三菱重工相模原ダイナボアーズはアークスのバックス陣を警戒していた。

相手のグレッグ・クーパーHC(ヘッドコーチ)が試合後に「相手のバックラインが脅威でした」と語ったが、そのバックラインの一人であるFB(フルバック)イズラエル・フォラウはこの日も勇猛だった。

3点リードの前半12分、FBフォラウが豪快な走法でラインブレイク。10番前田土芽のロングパスから、安定感抜群のフィニッシャーであるWTB石井魁がトライ。バックス陣が見事に躍動し、ゴール失敗もリードは8点に。

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アークスは守備でも魅せた。

反撃に転じたい三菱重工相模原ダイナボアーズだが、FL金正奎が鋭いディフェンスでパスミスを誘えば、ラインアウトの要であるLOサム・ジェフリーズ、HO(フッカー)藤村琉士がビッグタックル。8点リードのまま時間は進んだ。

雲行きが怪しくなった理由のひとつはセットプレー(スクラムやラインアウト等)での反則だった。

アークスは前半18分のスクラムで、押し合う前の反則(アーリー・プッシュ)で自陣へ後退。ピンチで安田卓平が猛タックルを放つなどしたが、ショートサイドを突破されてトライを許した。

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元アークスの名選手たちも立ちはだかった。

三菱重工相模原ダイナボアーズは元アークスの鶴谷昌隆、小林訓也の両フランカーが守備で活躍。しかしアークスもPR齊藤がジャッカルから攻勢に転じた。

前半30分のスクラムでは、平均年齢24歳の若手フロントロー(PR齊藤、HO藤村、PR竹内)を最前列に並べ、この日初のペナルティ奪取。

陣地を挽回して敵陣に入ったが、前半33分にイーブンボールを捕球され、手薄だった右隅でカウンターを受ける。

金正奎、安田卓平が追いすがったが逆転トライを許し、PGで3点は返したものの、前半を1点ビハインド(11-12)で折り返した。

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後半は三菱重工相模原ダイナボアーズが、昇格への想いをプレーで示した。

獅子奮迅だったのは相手CTBマイケル・リトル選手。後半2分にリトル選手の突進を足場としてトライを奪われ、相手のリードは8点(11-19)に。

一方のアークスはラインアウトの精度に苦しみ、後半5分のチャンスはラインアウトのミスにより得点チャンスを失った。

そんな窮地で馬力を発揮したのはフランカーで先発した中島進護だ。

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後半7分には中島がキックチャージ。トライはならなかったが、懸命なプレーで抗戦を続ける。

さらにアークスは途中出場のHOアナル・ランギを中心とした強力スクラムでプレッシャー。優勢となったスクラムで再三の勝負を仕掛け、敵陣で始まった攻撃から、中島進護が好キャリーから豪快なワンハンド・トライ!!

大舞台での勝負強さを見せた中島の活躍で、ついに1点差(18-19)に迫った。

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しかし三菱重工相模原ダイナボアーズも負けていない。

元アークスの小林訓也が見事なジャッカル。さらに新ルール「50:22」のキックからモール・トライを奪うと、さらに後半22分にはCTBリトル選手がタックルを振り解いて独走トライ。

2連続トライを浴びたアークスは15点を追いかけることになったが、粘り強さを証明してきたアークスも反撃する。

FW一体のモール攻撃を返して、途中出場のHOランギがグラウンディング成功!!前田土芽が見事にコンバージョンを決め、ふたたび8点差(25-33)に詰めた。逆転まであと一息だ。

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アークスは猛攻した。

自陣の相手ペナルティから金正奎が速攻。左隅で石井魁がスピードに乗って敵陣まで駆ける。

ボールを繋いでランギが右隅で今日2トライ目!!しかしここはトライ直前のオブストラクションによりノートライ判定。8点差のまま時間が過ぎていく。

残り時間は2分。ここでラックからこぼれ出たボールを相手に奪われた。最後は三菱重工相模原ダイナボアーズが時間を使い、8点差(25-33)のままノーサイドを迎えた。

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入替戦の第1戦は三菱重工相模原ダイナボアーズが勝利し、勝利チームに与えられる勝ち点「4」を獲得した。

第1戦を落としたアークスだが、第2戦(最終戦)の勝利条件によっては、まだまだD1残留の可能性は大いにある。

どちらが上位になるかどうかは、レギュラーシーズン同様に勝ち点で決まる。

アークスは第2戦で、勝ち点4の相手にボーナスポイントを与えず、3トライ差以上のボーナスポイント付きの勝ち点5を獲得すれば、D1残留だ。

勝ち点で並んだ場合は「勝利数」「得失点差」「トライ数」・・・の順で上位チームが決まる。

共に1勝1敗となれば「得失点差」で決まることになり、現在相手との得失点差は8点のため、上回るためには9点差以上での勝利が必要になる。

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2010年のトップリーグ昇格から12年。
2022年5月28日(土)が、シャイニングアークスとしての最終戦だ。舞台は東大阪市花園ラグビー場。
想いを結集し、D1残留を掴みにいく。

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ロブ・ペニー監督の声

ロブ・ペニー監督

まずは三菱重工相模原ダイナボアーズの皆さん、勝利おめでとうございます。今日は相手が完全に勝利に値するパフォーマンスでした。逆に自分たちはそのようなパフォーマンスが出せませんでした。

――準備してきたことが出せなかった要因は?

モチベーションの差が大きいと思います。今日は相手の方がハングリーでした。我々にはチームを代表して戦うというパッションがいまいち欠けているように見受けられました。

――ロビンスブライス コーチが出場した経緯は?

バンジー(ロビンスブライス スキルコーチ)の身体の状況もよかったこと、あとはシンプルにケガ人が多いことが大きいです。チームを助けたいという意欲が強い人でもあり、彼を出場させるという決断に至りました。コーチとしてディフェンス、フェーズ・アタックを担当しており、ふたたびブーツを履くという決断をしてくれたのはありがたいことでした。

CTB シェーン・ゲイツ主将の声

シェーン・ゲイツ主将

ロブ(・ペニー監督)の言った通り、今日はダイナボアーズさんが勝利に値しました。私たちは修正できる部分を修正して、次に向けて準備をするだけです。

――入替戦へ向けてのモチベーションはどうでしたか?

やるべきことはやるだけ、ということでこれまでと何も変わりません。その上で、自分の作戦なりをベストな形で発揮しようと準備していました。

ロビンスブライス スキルコーチの声

ロビンスブライス スキルコーチ

試合は3、4年ぶりのプレーでした。チームにケガ人等あり、できることはないかということでヘルプに入った形でした。相手の方がハングリーでした。私たちは今後、それを上回る形で挑まなければならないと思います。

――今日出場した感想は?

追う展開だったので、反撃するためにエナジーを上げることしか考えていなかったです。ディフェンスやボールキャリーのところでシンプルに貢献していこうという意志で戦いました。

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