試合日程・結果 / FIXTURES & RESULTS

2019年1月13日14時00分 KICK OFFジャパンラグビー カップ 総合順位決定トーナメント戦 1回戦

NTTコミュニケーションズシャイニングアークスNTTコミュニケーションズシャイニングアークス

vs

神戸製鋼コベルコスティーラーズ神戸製鋼コベルコスティーラーズ

35vs37

前半14 - 20

後半21 - 17

2019年初陣で魅せたArcsAttack(アークスアタック)。トップリーグ王者に2点差惜敗もトライ数上回る!

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NTTコミュニケーションズ シャイニングアークス(以下アークス)の2019年初陣。

1月13日(日)、東京・秩父宮ラグビー場で、トップリーグ王者の神戸製鋼コベルコスティーラーズ(以下神戸製鋼)と対戦しました。

舞台は今季新設の「トップリーグカップ」総合順位決定トーナメント1回戦。勝てばカップ戦6位以上が決まります。

アークスの2018年度のトップリーグ順位は、チーム史上最高位タイの5位が確定しています。

今季新設されたカップ戦は総合順位に影響しませんが、チームは「最後まで強く終わろう」と話をしていたといいます。

「トップリーグシーズンで5位を獲れたので、カップ戦でも5位を狙おうということでした。そこは全員が同じゴールを見ていましたし、『最後まで強く終わろう』と全員で話し合っていました」(FL金正奎キャプテン)

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しかも相手は2018年度のトップリーグを制した神戸製鋼。

アークスにとっては、今季リーグ開幕戦で27-34で敗れた相手です。

その試合に出場した神戸製鋼メンバーは、この日9人先発。相手に不足はありません。

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神戸製鋼と対峙したアークスの出場メンバーはこちら

そしてこの日は、リーグ戦第7節の宗像サニックス戦に続いて、「花道キッズ」がピッチに登場。

サポーターズ倶楽部有料会員限定で募集・当選した子どもたちが、聖地・秩父宮ラグビー場で、選手たちを迎えました。

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冬晴れの午後2時、2019年初陣がアークスボールでキックオフ!

開始直後、いきなり今季新加入のHOアレックス・マフィが、ボールに絡んで攻撃権を奪取。

しかし敵陣ラインアウトでボールを失い、エリア外側を突破されて一転ピンチに。

すると前半3分、フォワードをおとりにしたプレーから突破を許し、相手14番がトライ。7点を先制されてしまいます。

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前半5分のファーストスクラムは、開幕戦に続いて優勢。しかしその後はレフリングへの対応に追われる展開に。

得意のアタックでもミスが起きるなど、序盤は防戦が続きます。

ところが前半12分でした。

ピッチ幅いっぱいのワイド展開から相手防御を突破。エリア中央でLOロスアイザックが突破口を開くと、得意のオフロードパスから、最後はCTBブラッキン・カラウリアヘンリーがトライ!

ボールを大きく動かすアタックでチームトライを奪い、キッカーのCTBルテル・ラウララのゴールも成功!7-7の同点としました。

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しかし王者も意地を見せ、神戸製鋼はキックオフボールを確保。

力強くフェーズを重ねて11番が左隅でトライ(ゴール成功)。ふたたびリードを7点(7-14)に広げます。

【途中交替/前半18分】SOガース・エイプリル→石井勇輝
【途中交替/前半25分】PR上田竜太郎→楢山直幸

さらにFL金キャプテンが「規律の部分が良くなかった」と総括したように、この日は自陣での反則が増え、正確な左足を持つ相手10番(ヘイデン・パーカー)にペナルティーゴール(PG)加点を許しました。

前半20、34分にPGを決められ、アークスのビハインドは13点(7-20)に拡大しました。

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しかし前半終了間際の39分でした。

アークスはラインアウトからNO8アマナキ・レレイ・マフィの突破でゴール前へ。

さらにフォワード陣がフェーズを重ねると、高いハンドリングスキルを活かしてバックス展開。

そして逆サイドのWTB羽野一志がボールを受けると、内側のギャップを切り裂いてトライ(ゴール成功)!

2PG差の6点ビハインド(14-20)に迫り、前半を折り返します。

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そしてこの日のハーフタイムでは、神戸製鋼サポーターとのハイパントキャッチ対決が開催されました。

アークスからは、サポーターズ倶楽部(有料会員)で募集した3名のアークスサポーターが登場!

選手が高く蹴り上げたボールをキャッチする姿に、会場は大盛り上がり。

参加したアークスサポーターの男の子はイベント後、マイクを通して「このイベントができて嬉しいです」と元気よく答え、会場を沸かせていました。

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ピッチの大半が日陰に入り、体感温度がぐっと下がった後半。

アークスはなんと後半開始30秒でトライを挙げます。

SH湯本のショートパントをNO8マフィがキャッチ。NO8マフィのオフロードパスがイーブンボールとなったところを、途中出場のWTB石井勇輝が巧みに捕球してトライ!

CTBラウララの難しい角度のコンバージョンゴールも成功して、21-20と逆転に成功します。

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トライ後の失点は注意したいところですが、NO8マフィがあわやトライの場面で相手を押し出す好守。

しかしアークスは自陣でのスローフォワードがあり自陣を脱出できず、攻勢を強めた神戸製鋼の10番が後半5分にトライ。スコアは21-27となります。

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さらに神戸製鋼はボール争奪局面でアークスのボールキャリアーの動きを止め、モールアンプレイアブルの反則を奪います。

アークスは連続攻撃ができずリズムが停滞。

さらに自陣で反則を犯してしまい、後半13分のPG加点で、ビハインドが9点(21-30)に広がります。

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しかし後半16分、相手反則で敵陣に入ったアークス。

ラインアウトモールから相手がさらに反則。クイックリスタートで相手ゴールへ猛進し、右展開からCTBカラウリアヘンリーがねじ込んでチーム4トライ目。

キック好調のCTBラウララがまたしてもゴールを決め、スコアは28-30に!

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【途中入替/後半19分】LOロバート・クルーガー→中島進護
【途中入替/後半21分】HOアレックス・マフィ→三浦嶺
【途中入替/後半23分】PR三宮累→平井将太郎
【途中入替/後半28分】SH湯本睦→鶴田諒

アークスはその後粘り強くディフェンス。

相手の強力フォワードによるラインアウトモールも防ぎ、相手が片腕一本でトライを狙った場面では、SH湯本睦がとっさに出した足でスーパートライセーブ。

自陣ゴール前の相手ボールスクラムでもプレッシャーをかけ、フォワード陣が男々しく雄叫び。

しかし神戸製鋼は、バックスを狙った突進からゲインを切ってゴールへ迫ると、後半30分、素早い右展開から相手10番がトライ(ゴール成功)。28-37

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【途中入替/後半32分】CTBブラッキン・カラウリアヘンリー→石橋拓也
【途中入替/後半35分】FLヴィリー・ブリッツ→鶴谷昌隆

自陣からボールを展開してトライを狙うアークスですが、残り時間はついに1分に。

ここで気を吐いたのはFL金キャプテン。

ラックでボールに絡みついてノットリリースの反則を奪取。ここから右ゴール前ラインアウトのチャンスへ。

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そしてアークスのサインプレーが炸裂。突破したWTB石井魁のロングパスを受けたのは、ルーキーのWTB石井(勇)。

WTB石井(勇)が左隅にトライを決め、さらにCTBラウララのコンバージョンはポール内側に当たるも成功!

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CTBラウララはこの日のプレースキック5本を全て成功。

アークスはトライ数でも1トライ差(5-4)をつける攻撃力を見せましたが、3PGで9点を追加していた神戸製鋼が、37-35で逃げ切りました。

いよいよ次はシーズン最終戦。

アークスの2018-2019シーズンは、カップトーナメント2回戦(7位決定戦)、1月19日(土)、11時30分キックオフのキヤノンイーグルス戦が締めくくりとなります。

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ロブ・ペニーHCの声

ロブ・ペニーHC

もどかしい局面もありましたが、チームとしてのパフォーマンスには誇りを持っています。
神戸製鋼のような素晴らしいチームを相手に我慢強くプレーしてくれました。

トライカウントでも相手を上回ることができて(5トライ-4トライ)、素晴らしかったです。

すこし違えば結果も変わったでしょう。両者が良いアタックをしました。日本ラグビーにとっても良い試合を見せることができたと思います。

金正奎キャプテンの声

金正奎選手

負けたことはすごく残念です。大きくはやはり規律の部分が良くなかったことが何度かあったことです。

NTTコムとしては敵陣でプレーしたかったのですが、相手の土俵でプレーしてしまい、3点だったりトライを奪われてしまい、結果として負けてしまいました。

ただロブ(ペニーHC)が言ったように、アタックは本当に素晴らしかったと思います。自分たちが出したい形でトライを取れたことは成果でした。

次は最後の試合なので、この先のシャイニングアークスにつながる良いゲームができればと思います。

――カップ戦へ向けてどのようなモチベーションで臨みましたか?

トップリーグシーズンで5位を取れたので、カップ戦でも5位を狙いにいこうということでした。そこは全員が同じゴールを見てモチベーションを持っていきましたし、最後まで強く終わろうということを全員で話し合いました。

年を越す前から良い準備ができていました。カップ戦というより、年間を通してきたことを変えずにやることが、僕たちにとって大事なことでした。そこはできていたと思います。

PR 楢山直幸選手の声

楢山直幸選手

――今日の試合を振り返ってください。

日本一になった神戸製鋼さんに勝ちにいきましたが、結果は残念でした。チームとして詰め切れていないところがあると思うので、来週に向けて修正しなければいけないです。

――前半25分から今季初出場して、ファーストプレーがスクラムでした。

もうすこししっかり出来たかなと思います。ひとつターンオーバーもされましたし、試合トータルで見て、スタンダードで組めたら良かったかなと思います。

1年ぶりくらいに公式戦に出て、緊張しましたが、慌てることなくできました。あとは自分の力を出し切れれば、もっとチームに貢献できたかなと思います。

――今日の収穫を挙げるとすると?

しっかりアタックできている時は一人ひとり良い動きをして、リンクをしてチームでトライを取れました。あとはそれぞれが良さを出して取ったトライなど、いろいろあったと思います。そこは良かった部分だと思います。

――昨日(1月12日)の大学選手権で、母校の明治大学が22年ぶりに大学日本一になりました!

僕は外出していて、車の中で応援していました。やっぱり嬉しかったですね。(勝因は)スクラムをしっかり組めていたことと、ブレイクダウンでは強さが光っていたのかなと思います。

PR三宮累選手の声

PR三宮累選手

――今日の試合を振り返ってください。

自分たち自身の反則に苦しんだ試合だと思います。細かいミス、反則で相手にゲームを上手に進められました。

最終的には2点差でしたが、規律を守れていればチャンスはあったのかなと思います。

――今日のスクラムはいかがでしたか?

前半は相手ゴール前でプレッシャーをかけるべきところで、反則を取られてしまいました。誰がどう見てもスクラムで勝っている、と思ってもらうようにしなければいけないなと思います。

――日本代表候補にも入ったナンバーエイトの相手17番(中島イシレリ)がプロップとして出てきて、スクラムで対峙しました。

一発目は受けてしまって、重いなと思いました。ただその後対応はできたと思います。

――カップ戦に対して、どんなモチベーションで臨んでいますか?

シーズンの試合には変わりないので、そこに出してもらって、チャンスをもらえているので、全力でやろうという気持ちでした。

CTBブラッキン・カラウリアヘンリー選手の声

CTBブラッキン・カラウリアヘンリー選手

――今日は2トライを挙げる活躍でした。

難しい試合でした。神戸製鋼のアタックが強かったです。

相手はフォワード3人が走り込んでくる形を多く使っていて、ディフェンスが難しかったですね。9番の選手(アンドリュー・エリス)がクレバーで、キック、パスも上手だったと思います。

――ご自身のプレーはいかがでしたか?

良かったと思いますが、チームが負けてしまいました。トライは運が良かったです。最初のトライはパスをもらって、相手のタックルが高かったのでハンドオフしました。

――今シーズンはリーグ戦やカップ戦など、シーズン通しての試合出場が続いていますね。

ありがとうございます。今シーズンは13番と15番でプレーしています。もともとは13番をやっていて、大好きなポジションですが、15番がチームにとってはベストなポジションなのかなと思います。

――ファンの皆さまへメッセージをお願いします。

次が最後の試合です。ガンバリマス!応援よろしくお願いします。

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