試合日程・結果 / FIXTURES & RESULTS

2018年12月1日13時00分 KICK OFFジャパンラグビー トップリーグ 総合順位決定トーナメント戦 1回戦

NTTコミュニケーションズシャイニングアークスNTTコミュニケーションズシャイニングアークス

vs

ヤマハ発動機ジュビロヤマハ発動機ジュビロ

21vs33

前半14 - 19

後半7 - 14

チーム初の4強に手をかけた。
無念乗り越え、新たな戦いへ。

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勝てば4強入りが決まる大一番「ジャパンラグビー トップリーグ総合順位トーナメント1回戦」。

NTTコミュニケーションズ シャイニングアークス(以下アークス)は、12月1日(土)、静岡・ヤマハスタジアムで、ヤマハ発動機ジュビロ(以下ヤマハ発動機)と対戦しました。

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アークスは8月31日に開幕したリーグ戦で3勝4敗。レッドカンファレンスを4位で通過していました 。

一方のヤマハ発動機は、6勝1敗でホワイトカンファレンスを1位通過。会場はヤマハ発動機のホームスタジアムであり、相手にとっても負けられない戦いとなりました。

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この重要な一戦のためにサポーターズ倶楽部より応援バスツアーが組まれ、20台以上のバスに選手が同行し、試合の見所やルール解説など行い試合開始前から応援ムードを高めました。

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アークスは今年の夏合宿中に行われた、北海道での練習試合(40分×3本)で勝利(57-45)しています。

3本すべてのスコアで相手にリードを許さず(1本目31-21、2本目14-14、3本目12-10)、肝心のスクラムでも負けない強さを披露しました。

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しかしヤマハ発動機にとってはこの敗戦が発奮材料になった様子。ヤマハ発動機はスクラムのための海外遠征を2度敢行(2012、2015年)するほど、スクラムに注力するチームです。

「夏合宿で試合をして、NTTコムさんもスクラムを強化していることは分かっていました。僕らとしてはヒットで前に出たかった。一番はそこでした」(ヤマハ発動機・NO8堀江恭佑主将)

「夏合宿ではスクラムで後手を踏んだイメージがあったので、今回は絶対後手は踏まないように、先手先手でいこうと思っていました」(ヤマハ発動機・HO日野剛志選手)

相手も周到に準備し、大一番を迎えていました。

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迎えた決戦で、アークスの命運を託されたメンバー23名は以下の通り。

先発FW:PR上田竜太郎、HO三浦嶺、PR三宮累、LO中島進護、LOロスアイザック、FLロバート・クルーガー、FL金正奎、NO8アマナキ・レレイ・マフィ

先発BK:SH湯本睦、SOルテル・ラウララ、WTB石井魁、CTB石橋拓也、CTBシェーン・ゲイツ。WTB羽野一志、FB小倉順平

リザーブ:アレックス・マフィ、庵奥翔太、レイルアマーフィー、鶴谷昌隆、牧野内翔馬、鶴田諒、石井勇輝、池田悠希

FL金正奎キャプテンをはじめ、カップ戦を通して信頼を勝ち得た者など、ヤマハ発動機へ向けたベストメンバー、チーム総力戦で、正念場に臨みました。

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まず機先を制したのはアークス。

前半6分、敵陣ラインアウトのオーバーボールをFB小倉がキャッチ。左展開してCTBゲイツがビッグゲイン。ここでイーブンボールとなり、これに反応してグラウンディングしたのはNO8アマナキ。

見事トライが認められ、リーグ戦初先発のSOラウララのゴールも成功。7点を先取します。

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直後のキックオフボール、ここはしっかり確保して自陣を脱出したいところ。

しかしここで長身の相手11番がキャッチ。さらに連続でペナルティを犯してしまい、自陣ゴール前スクラム。

スクラムトライを狙いにきた相手に対し、アークスもこだわりを見せますが、ヤマハ発動機は3度にわたりスクラム勝負を選択。

今季何度もチームを救ってきたスクラムですが、ここは押されて相手8番がトライ(ゴール)。スコアは7-7となります。

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この日のアークスは反則にも苦しみました。

しかしPR三宮、NO8アマナキがラックでファイトして攻撃権を奪い、SOラウララは右隅でビッグタックル。好プレーを続け、スコアはイーブン(7-7)のまま動かず。

肝心のスクラムでもコラプシングを奪うなど好勝負を演じていると、前半29分でした。

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攻守交代が起き、アークスが高速アタック。

エリア右隅でNO8アマナキが突進し、絶妙なワンハンド・パス(フリックパス)。これを受けたのが右WTB羽野。

右タッチラインぎりぎりを疾走し、さらに内側をフォローしていたLOロスへと繋げ、チーム2トライ目!

アークス得意のワイド展開については、敵将(ヤマハ発動機・清宮克幸監督)も「あれは(NTT)コムさんにしかできない」と語るなど効果てきめん。ゴールも成功で14-7に。

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しかし得点直後に失点をしがちなアークスは、トライから2分後(前半31分)、この日脅威となっていた相手11番に走られ、右隅で失トライ。

ゴールも成功で、ふたたびスコアはイーブン(14-14)となります。

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前半35分頃からはヤマハ発動機のアタックに対し、アークスは会場が固唾をのむ堅守を続けます。FL金キャプテンを筆頭に、FLクルーガーら全員が身体を張って相手を止めました。

しかし前半38分、最後は自陣ゴール前の攻防で押しきられて失点(ゴール不成功)。前半を14-19で折り返しました。

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この日のセカンドジャージに合わせた黄色いスティックバルーンを手に、観客席から大きな声援を届けました。

前半はスクラムトライを奪われたアークスですが、随所で粘りも見せ、強みであるパスワーク、ワイド展開で相手を翻弄しました。

迎えた後半で、アークスはNO8アマナキの突破などからチャンスメイク。

しかし規定秒数以内にラックから球出しを行わない反則など、細かいエラーにより攻撃権を失い、チャンスを得点に結びつけることができません。

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【入替/後半9分】PR上田竜太郎→庵奥翔太/PR三宮累→レイルアマーフィー

両プロップが交替して最初のスクラム。鍛錬の成果を見せて闘いますが、後半13分にNO8アマナキがラックで反則をしてシンビン(10分間の一時退出)。

14人となったアークスは、FW7人でスクラムを組むことに。ここでスクラムトライを奪われ、ビハインドは12点(14-26)となります。

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アークスはSOラウララがビッグゲインをした相手11番をゴール前で押し出すなど、14人ながら激しいディフェンス。

しかし後半21分、勢いづいたヤマハ発動機にキックチャージを受けてターンオーバー。自陣で怒濤の攻撃を受け、左中間でインゴールを失います(ゴール成功)。14-33

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【入替/後半22分】SH湯本睦→鶴田諒
【入替/後半23分】FLロバート・クルーガー→鶴谷昌隆/CTB石橋拓也→石井勇輝/
【HIA/後半23分→後半33分】HO三浦嶺→アレックス・マフィ

後半24分、NO8アマナキが戻ったファーストスクラム。

右サイドで途中出場の鶴田諒、WTB石井魁が大きくゲイン。一度はボールを失いますが、自陣でボールを奪い返して大きく左展開。

ここでSOラウララが左隅で突破し、さらに頼りになるCTBゲイツがパスを受けて左隅へダイブ!タッチに出ないよう粘りながら、トインラインの先へグラウンディング成功。

SOラウララの角度のあるコンバージョンも成功し、点差は11点(21-33)に。

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【入替/後半33分】HO三浦嶺→アレックス・マフィ
【入替/後半34分】WTB石井魁→池田悠希

残り時間は約12分。

ノックオンなどエラーもあり、なかなか思うように敵陣勝負ができないアークス。残り時間はさらに減っていきます。

すると後半36分、FB小倉に対するノーボールタックルで相手5番がシンビンに。

土壇場で相手が14人となり、11点を追いかけるアークスは、残り5分で2トライ1ゴール以上で逆転の状況に。

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しかしヤマハスタジアム特有の強風もあり、2連続でラインアウトのスローが失敗。勝負所でボールを失い、万事休す。

最後は相手20番にラックで絡まれ、相手の攻撃でフィニッシュ。最終スコアは21-33となりました。

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確かにトップ4以上は逃しましたが、スクラムでは後半出場メンバーが意地を見せ、またバックス陣も随所に躍動するなど持ち味を発揮。好勝負を演じました。

敗れたアークスの次戦は、12月8日(土)、舞台は東京・秩父宮ラグビー場。相手は今季好調のクボタスピアーズ。

昨季リーグ最終戦に5点差(17-23)で敗戦した相手。雪辱する機会がやってきました。

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ロブ・ペニーHCの声

ロブ・ペニーHC

まずヤマハ発動機さん、トップ4おめでとうございます。トップ4に値するチームだと思います。

金正奎キャプテンを含めて、選手は悔しがっていると思います。しかしヤマハに選手全員で挑戦したことはものすごく誇りに思います。今日だけではなく、今週ずっと努力を積み重ねてきました。

NTTコミュニケーションズがトップ4に入るチャンスはこれまでなかったことで、これ以上ないくらい選手たちのことを誇りに思っています。

まず、選手達の今までの努力に間違いはありません。しっかりコミットして準備してきました。ただ僅差の試合になると、小さなエラーが大きな違いを生みます。そこに併せて、今日はイエローカードが出てしまい、その間に得点を重ねられてしまいました。そこが負けにつながりました。

最終的な結果にはがっかりしていますが、選手たちがフィールド上で示したコミットメント、挑戦に対しては、がっかりしていません。

金正奎キャプテンの声

金正奎選手

カップ戦が終わってからの一週間は、素晴らしい準備ができていました。そこでスキルが大きく変わることはありません。メンタリティがこの一週間で成長したとすごく感じていました。

しっかり仲間を信じて、自分を信じて、その瞬間瞬間でベストを尽くしてやろうということをテーマにやってきました。残念ながら、結果には結びつきませんでしたが、そういった態度の部分はしっかりファンの皆様に示していけたんじゃないかなと思います。そして、それを示したチームメイトを誇りに思います。

敗因としては、ロブ(ペニーHC)が言ったようにディシプリンの部分。そこは年間通じて反省としてあります。しかしオフサイドはほとんどなかったので、チームとして成長した部分です。

後半入ってきたメンバーは、すごく良いエナジーをもってスクラムを組んでくれて、相手を2、3回ドミネートしてくれました。そこはヘッドコーチも評価してくれるんじゃないかなと思います。

ちょっとしたところのエラーをなくさなければトップ4にはなれない、という感覚にさせられました。でもこれで終わりではありません。まだまだ成長する機会はあるので、また1週間、素晴らしい準備をしたいと思います。

PR レイルア マーフィー選手の声

レイルア マーフィー選手

――後半はスクラムで相手を上回る場面もあったと思います。今日のスクラムを振り返ってください。

良いスクラムと悪いスクラムがありました。自分のことに集中しました。スクラムは一本ずつ大事にすること。それはたぶんフロントローはできたと思います。

――ロッカールームではどんな話を?

自分たちにフォーカスすることについてです。相手は相手として、自分たちのするべきことをやることです。チームとして出し切らなければいけません。

――今週の準備はいかがでしたか?

準備は良かったと思います。しっかりフォーカスできたと思います。ただ試合で集中はできたところと、できないところがあったと思います。

――ファンへ向けてメッセージをお願いします。

次の一週間も変わらないです。来週に向けて頑張ります。今日もみんなの応援がありがたかったので、来週も一生懸命プレーします。

 

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