試合日程・結果 / FIXTURES & RESULTS

2018年11月18日11時30分 KICK OFFジャパンラグビー トップリーグ カップ プール戦 第2節

NTTコミュニケーションズシャイニングアークスNTTコミュニケーションズシャイニングアークス

vs

Honda HEATHondaHEAT

40vs31

前半19 - 12

後半21 - 19

好調維持でカップ戦連勝!
愛知でHondaと熱戦。

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今季より新設のカップ戦『ジャパンラグビー トップリーグカップ』。

今季トップリーグの最終順位に影響はありませんが、各チームが戦力の底上げなど、独自の戦略を立て、まずはプール戦全3試合(1月に順位決定戦2試合)を戦います。

11月18日(日)、愛知・パロマ瑞穂ラグビー場。

カップ第1戦で大勝スタート(52-24)を決めたNTTコミュニケーションズ シャイニングアークス(以下アークス)。カップ第2戦の相手はHonda HEAT(以下Honda)戦です。

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第1戦の試合後に鶴谷昌隆ゲームキャプテンが語ったのは、カップ戦も12月のヤマハ発動機戦(総合順位決定トーナメント1回戦)へ向けた準備である、ということ。

カップ戦を全勝して12月1日(静岡県磐田市・ヤマハスタジアム)のヤマハ発動機戦に臨むのと、全敗で臨むのとでは、チームの雰囲気は異なるはず。アークスはカップ戦を重要なステップと捉えています。

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対戦相手のHondaは、今季リーグ戦(ホワイトカンファレンス)で5位。

これまでトップリーグ昇格・降格を繰り返してきた歴史はありますが、今季は中位に食い込んでおり力をつけているチームです。

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この日のアークスのスタメンは、15人中3人が今季初先発。7年目のHO(フッカー)白隆尚、3年目のLO(ロック)目崎啓志、7年目のCTB(センター)溝口裕哉がスタートでピッチに立ちました。

ゲームキャプテンは第1節に続いてFL(フランカー)鶴谷昌隆。チームの金正奎キャプテンはリザーブに入りました。

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アークスの先発を見てみると、FW第1列(フロントロー)は、先週に続いて3年目のPR(プロップ)庵奥翔太。

HOは初先発の白隆尚。この日トイメンだったHondaの先発2番は帝京大の先輩、天野豪紀選手。スクラムで真っ向勝負となりました。

もう一人のPRはリーグ第3節以来の先発となったレイルアマーフィー。山梨学院大卒で日本語はもちろんペラペラ。

先週復帰戦となったLO金嶺志は2戦連続のスタメン。もう一人のLO目崎は今季初出場・初先発。チームを鼓舞する筑波大卒の25歳です。

FLは身長193センチで南アフリカ出身のロバート・クルーガー。もう一人のFLはゲームキャプテンの鶴谷。

NO8(ナンバーエイト)は先週に続いて山下弘資。中央大卒で8年目を迎えた30歳。

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続いてバックスの先発は、俊足を持つ攻撃的SH(スクラムハーフ)光井勇人。リーグ開幕戦以来の出場となった近畿大卒の26歳。

SO(スタンドオフ)は先週に続いて先発のルテル・ラウララ。ボールキャリーにキック、タックルでも魅せるオールラウンダー。

CTB(センター)は元キャプテンで今季初先発の溝口裕哉。明大でもキャプテンを務めた宮崎県出身の29歳。

もうひとりのCTBは、ルーキーながら全試合に出場中の池田悠希。大学時代のポジションであるCTBでは初先発です。

バックスリーと呼ばれるWTB(ウイング)とFB(フルバック)は、まずWTB(ウイング)が先週に続いてルーキーの石井勇輝。

もう一人のWTBはスクラムハーフとしても活躍できる、7人制代表経験を持つ鶴田諒。FBは左足のキックも効果的な豪州出身のブラッキン・カラウリアヘンリーです。

アークスの出場メンバーはこちら!

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日差しが注ぐ午前11時30分、町田裕一レフリーの笛でキックオフ。

今季好調のスクラムはこの日も健在で、ファーストスクラムでコラプシング(スクラムを崩す反則)を奪い、チームを助けます。

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この日BK(バックス)ラインは、相手の出足の速いディフェンスに苦しみますが、代わりに8人いるFW(フォワード)が奮起。

Hondaの反則(インテンショナル・ノックオン)で左ゴール前に侵入すると、前半7分、相手がさらに反則を重ねてチャンスとなり、密集戦からFLクルーガーが先制トライ!

SOラウララのゴールも成功し、7点を先取します。

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さらに前半15分、ふたたび相手の反則で敵陣右ゴール前へ。

ここで強力なラインアウトモールを組んで前進したのち、NO8山下が突破からグラウンディング(ゴール失敗)。FW陣の連続トライで試合を有利に進めます。12-0

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ディフェンスでも好守を見せ、前半18分では自陣ゴール前ラインアウトのピンチで、ジャンパーと競って相手ボールを乱すと、連続攻撃も防いでトライラインを死守。

しかし自陣を脱出したい局面で、相手のキックカウンターを受け、最後は前半23分、自陣ゴール前のFW勝負で粘れずに相手8番がゴール下にトライ。

前半32分には、ラックから出たボールに反応するプレーが反則となり自陣へ下がると、スペシャルサインで突破されて失トライ。

前半30分過ぎでスコアは振り出し(12-12)となります。

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アタック力が再度爆発したのは前半終了間際。

ホンダが連続攻撃を防ぎきって攻撃に転じると、CTB池田が左隅でラインブレイク。フォローしていたFL鶴谷につなげ、さらに右展開からWTB鶴田が突破。

最後は相手ゴール前の攻防から、PRレイルアが逆転トライ!ゴール成功で19-12とし、後半へ向かいました。

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曇天となりスタンドが肌寒くなるなか、後半のスタートは相手のトライから。

アークスはキックオフボールを確保する好プレーを見せますが、後半2分、敵陣深くでのターンオーバーからカウンター攻撃を受け、パスをつながれて失トライ。

ふたたび同点(19-19)に追いつかれると、後半7分、カウンター攻撃から左サイドを攻略されて逆転トライ(ゴール失敗)。

5点のビハインド(19-24)を背負います。

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【選手入替/後半9分】WTB鶴田諒→シェーン・ゲイツ
【選手入替/後半12分】PR庵奥翔太→上田竜太郎/HO白隆尚→アレックス・マフィ/PRレイルアマーフィー→三宮累

後半10分過ぎからは途中出場組が存在感。

フロントローを替えたスクラムでも圧倒し、後半14分、替わったばかりのCTBシェーン・ゲイツはラックでファイトしてボール奪取。

ここからターンオーバーとなり、こちらも途中出場のHOアレックス・マフィがボールをつなぎ、右サイドでFLクルーガーが独走!ゴールも決まり逆転に成功します。26-24

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【選手入替/後半16分】LO目崎啓志→金正奎/CTB溝口裕哉→石橋拓也
【選手入替/後半18分】SH光井勇人→湯本睦
【選手入替/後半21分】LO金嶺志→ロスアイザック

Hondaは猛攻を仕掛けますが、ディフェンスでは自陣22メートル内への侵入を許さない奮闘を見せ、最後は相手ノックオン。会心の守備で攻撃権を奪います。

スクラムでも押し込んで再三ペナルティを獲得。相手ゴール前でノックオンとなりボールを失う場面もありますが、次々と多彩なランナーが走り込む攻撃で観客を魅了。

すると後半34分、優勢のスクラムから左展開すると、CTBゲイツがビッグゲインで相手ゴール前へ。すぐさま連続攻撃を重ねて、最後はCTB池田がトライ(ゴール成功)!31-24

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後半37分にはマイボールスクラムからSOラウララが、空いた目の前のスペースを逃さずに突破。そのまま走りきってチーム6トライ目!

自身でゴールも決めて40-24。勝敗を決定的とし、最後は後半ロスタイムに相手11番に意地のトライを許しますが、最終スコアは40-31でカップ戦2勝目を挙げました。

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マン・オブ・ザ・マッチは今季新加入のFLクルーガーが初受賞しました。

カップ戦2連勝のアークスは、プールAで同じく2連勝のサントリーサンゴリアスに次いで2位。

次戦は11月24日(土)、大阪・キンチョウスタジアムで、そのサントリーとのカップ戦全勝対決。いずれ越えなければならないトップリーグ2連覇王者と激突します。

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ロブ・ペニーHCの声

ロブ・ペニーHC

結果については満足です。この試合の3つの目的だった「勝つこと」「プレーしていなかったメンバーも含めたスコッド全員を使うこと」「怪我なく終わること」を達成できました。

正確性を欠いている場面がいくつかあったので、そこは突き詰めていかなければなりません。Hondaさんは良いチーム、良いメンバーであり、良いラグビーをしていました。今後TLの相手として強敵となっていくことでしょう。

ゲームキャプテン 鶴谷昌隆選手の声

鶴谷昌隆選手

今日は勝てたことが収穫だと思います。今日の試合から学べることはたくさんあり、次の試合に活かすことが大事になってくると思います。次はスタートからその課題をしっかり共有し、活かしていきたいと思います。

――今日の試合から学んだことは何でしょうか。

プレッシャーを受けるなかでどうアタックするか、ミスしたあとにどうマインドチェンジして次のプレーに臨むか、というところは学びだったと思います。

相手がどうのこうのというより、自分たちのラグビーをしっかりやるというところが大事です。後半は自分たちのやることをしっかり遂行する、ということを確認し、良い方向に向かったかなと思います。

SO ルテル・ラウララ選手の声

ルテル・ラウララ選手

――今日の試合を振り返ってください。

試合はとてもタフでした。小さなミスから悪い方向へ向かってしまうところがありました。そういう重要な瞬間には、自分たちの力を出し切らなければいけません。

――ファンに見てほしいプレーを教えてください。

まずはボールキャリー。あとはキッキング、ハイボールです。主にその3つを見せて、全力でチームに貢献し、ファイナルまで行きたいです。

――来日は初めてでしょうか?

2回目です。高校最後の年にニュージーランドから来たことがあります。流通経済大学とのフレンドリーマッチのためでした。

――今季新加入したアークスはどんなチームでしょうか?

可能性はたくさんあります。良いプレーができているときは、どんなチームも止められません。

――ファンへメッセージをお願いします。

毎週たくさんのファンの方々にサポートを頂いて感謝しています。選手にとって、ファンの存在はとても重要で、ファンなしでは自分たちの好きなラグビーをすることができません。アリガトウゴザイマス。

CTB 溝口裕哉選手の声

溝口裕哉選手

――今日の試合を振り返ってください。

自分たちのプレーをし続けようという話はしていたんですけど、前半の終盤くらいにトライを取られたことで、自分たちのプレーができなくなりました。しかし後半に立て直すことができました。良い結果につながったので良かったです。

――チームが立ち直ったきっかけはありましたか?

自分たちのプレーに立ち返ろうというところで、一つひとつのプレーを強くやろうとか、シンプルなことをそれぞれ意識した結果、良いタイミングで良い流れになったと思います。

――7年目の溝口選手から見て、今年はどんなチームですか?

間違いなく今までで一番強いチームだろうと思います。さらに伸びしろもまだまだあります。これからどんどん伸びていくチームですが、さらに成熟もしていると思います。

――あえて、伸びしろの部分、チームの課題を挙げるとすると?

ミスをし続けてしまうところが課題です。ミスを継続させず、一回のミスで自分たちのプレーに立ち返ることが、課題を解決する方法だと思います。

――カップ戦は残り1試合。12月には順位決定戦が始まります。残るシーズンへ向けて、ファンの方へメッセージをお願いします。

一試合一試合、熱い試合を目指していきます。ぜひとも背中を押して頂ければと思います。応援よろしくお願いします。

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