ƒ√ NTT Com ラグビー部(ジャパンラグビートップリーグ第4節 vs 日野レッドドルフィンズ戦試合レポート) | (試合日程・結果) | NTT Com

試合日程・結果 / FIXTURES & RESULTS

2018年9月22日16時00分 KICK OFFジャパンラグビートップリーグ 第4節

NTTコミュニケーションズシャイニングアークスNTTコミュニケーションズシャイニングアークス

vs

日野レッドドルフィンズ日野レッドドルフィンズ

45vs28

前半23 - 8

後半22 - 20

7トライ奪取!一時13人の窮地を脱し、
チーム一丸で今季2勝目。

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短期決戦といわれる今季トップリーグ(リーグ戦7試合+順位決定トーナメント3試合)。

リーグ戦はすでに残り4試合。

まずはリーグ戦を勝ち抜き、所属グループ(レッドカンファレンス)で8チーム中4位以内に入らなければ、8強による優勝決定トーナメントへ出場ができません。

8月末に開幕した「ジャパンラグビー トップリーグ2018-2019」で、ここまで1勝2敗のNTTコミュニケーションズ シャイニングアークス(以下アークス)。

9月22日(土)の第4節は、宮城・ユアテックスタジアム仙台で、おなじく1勝2敗の日野レッドドルフィンズ(以下日野)と対戦しました。

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仙台市の地下鉄南北線「泉中央」駅から、徒歩5分の立地にあるスタジアム。

午前中に降っていた雨はすっきりと上がり、キックオフの午後4時には青空が広がりました。

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対戦相手の日野は、東京・日野市を拠点とする今季初昇格のチーム。

移籍選手を中心としたフォワードは強力。好勝負が期待されました。

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一方のアークスは先週、豊田自動織機シャトルズに10トライ64得点で快勝。調子は上向きです。

その先週から、先発メンバーは3名変更。

2年目のPR(プロップ)三宮累、9月28日で23歳になるNO8(ナンバーエイト)ラーボニ・ウォーレンボスアヤコ、3年目のCTB(センター)シェーン・ゲイツが入りました。
 
(アークスの出場メンバーはこちら!

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快晴、無風の好条件のなかキックオフ。

序盤の試合展開について、昨季から全試合出場を続けているHO(フッカー)三浦嶺は「入りは自分たちのスキルを100%出すことができたと思います」。

アークスはキックを使ったアタックで攻勢をかけると、前半7分でした。

4年目のCTB石橋拓也、日本国籍を取得した8年目のLO(ロック)ロスアイザックが突進を重ねると、FB(フルバック)小倉順平が防御ラインを突破。

内側をフォローしていたCTBゲイツにつながり、幸先良く先制トライ。入れば2点のゴールキックは決まらず、5-0となります。

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さらに素晴らしいトライは続いて前半12分。

相手ボールのラインアウトが乱れてマイボールに。攻守交代が起きた直後の混乱を突き、今季新加入のSO(スタンドオフ)ガース・エイプリルの抜群のパスから、CTBゲイツがハンドオフで突破!

ボールはWTB(ウイング)羽野一志へつながり、最後はFL(フランカー)金正奎キャプテンがインゴールへ。ゴールキック×10-0

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勢いの止まらないアークス。

その2分後にはNO8ボスアヤコ→PR上田竜太郎→SH(スクラムハーフ)鶴田諒へ次々にパスがつながり、難なくトライを決めたのはWTB石井魁。ゴールキック×15-0

さらに前半18分にはCTBゲイツが、自陣でこぼれ球を拾うとそのまま独走トライ(ゴール失敗)。一方的な展開で20-0とリードを広げます。

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日野のゲームキャプテンを務めたNO8ニリ・ラトゥ選手が「立ち上がりで4トライを取られたことは大きな反省」と語った通り、前半の約20分間は、エリアの両サイドを攻略してトライを量産。

しかし前半の残り20分間は反則が増えたこともあり、日野の反撃に遭います。

前半25分に失トライ(20-5)。さらにペナルティーゴールで3点を失って、20-8とじわり差を詰められます。

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アークスも前半終了前の38分、FB小倉のペナルティーゴール成功で3点追加。

23-8とリードして後半へ向かいました。

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後半もアークスはロケットスタート。

後半2分、相手の反則から敵陣ゴール前ラインアウト。ここでモールを組んだアークスは、FL金キャプテンがひと塊のままインゴールへ。後半最初のトライを挙げます。

しかしSOエイプリルのゴールキックが決まらず、これで5本連続のゴールキック失敗。28-8となり、試合後には本人も「ゴールキックは調子が悪かったです」と語っていました。

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ただアークスは、日野に3点を追加された後半10分、LOロスが豪快な突進で、ゴール下にこの日チーム6トライ目。

FB小倉のゴールキックは成功し、24点(35-11)のリードを得ます。

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【途中入替/後半10分】PR三宮累→レイルアマーフィー/LOロスアイザック→ロバート・クルーガー
【途中入替/後半11分】PR上田竜太郎→庵奥翔太

残り約30分で24点リード。このまま完勝ペースか――。

そう思われた後半13分、CTBゲイツが危険なプレーによりレッドカードで退場処分に。

残り約30分間を14人で戦うことになると、さらに後半19分、LO中島進護がラインアウトでの危険なプレーによりシンビン(10分間の一時退場)。

それまでラインアウトでの反則が重なっていたことが加味されたと思われるシンビンにより、後半19分からの10分間、アークスは13人で戦うことになりました。

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【途中入替/後半17分】NO8ラーボニ・ウォーレンボスアヤコ→栗原大介

日本最高峰リーグであるトップリーグにおいて、13対15は圧倒的な不利。

13人のあいだに2トライ(後半22分、27分)を奪われ、24点あったリードは12点(35-23)に減少。

快勝ムードは胡散霧消し、観ている側の胃が痛むような窮地が続きます。

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【途中入替/後半28分】SH鶴田諒→湯本睦/FL金正奎→鶴谷昌隆

しかし13人のアークスは後半31分、なんと15人の日野から3点を奪取します。

ボールを懸命に保持し、必死にボールキャリーを続けたところで、相手が反則(ホールディング)。

ここで3点を得られるペナルティーゴールを選択。

FB小倉がHポールを射抜き、ペナルティーゴール成功(38-23)。リードを2トライ2ゴールでも届かない15点に広げました。

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【途中入替/後半36分】HO三浦嶺→白隆尚

直後にLO中島が帰ってアークスは14人に。

それでも14人の不利は変わらず。しかし後半36分、途中出場のSH湯本睦がスクラムから持ち出してビッグゲイン。

ここからフォワードが連続攻撃を続けて、こちらも途中出場、日本語堪能なPRレイルアマーフィーがトライ(ゴール成功)。

このトライにより試合時間残り4分で、リードは22点に。勝利が決定的となります。

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【途中入替/後半37分】CTB石橋拓也→池田悠希

後半ロスタイム、日野はトライを挙げますが、アークスがチーム一丸で逃げ切り。

一時はヒヤヒヤ展開の熱闘は、45-28で決着しました。

アークスは今季2勝目。勝ち負けを2勝2敗の五分とし、マン・オブ・ザ・マッチにはアークスのFLヴィリー・ブリッツが輝きました。

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さらに、日野が3トライに終わったため、7トライを挙げたアークスは「3トライ差以上」に与えられるボーナスポイント「1」を手にしました。

これでアークスは4試合連続でボーナスポイント「1」を獲得。

トップリーグで勝利チームに与えられる勝ち点は「4」であり、アークスは実に1試合分の勝ち点「4」を、ボーナスポイントの積み上げにより獲得したことに。

着実な積み重ねが奏功し、アークスの総勝ち点は「12」。所属グループにおける順位も4位に浮上しました。

(所属グループの順位表はこちら!

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ロブ・ペニーHCの声

ロブ・ペニーHC

良いスタートを切れて、最初は良いトライも生まれていました。しかし規律の面でもどかしい展開になりました。後半も規律、あとは自分たちの力を過信しているところもあり、きれいには勝てませんでした。

ただ(ボーナスポイント付きの勝ち点5を加え)12ポイントを取ることができ、シーズンの前半は良いスタートが切れていると思います。

これからバイ・ウィーク(休みの週)もあり、NEC戦へ向けて良い自信になっていると思います。それを作ることが目的だったので良かったです。

HO 三浦嶺選手の声

三浦嶺選手

今日のゲームですが、入りは自分たちのスキルを100%出すことができたと思います。ですが特に後半、自分たちの規律の部分でゲームを崩してしまい、相手を勢いづかせてしまったところは大きな反省だと思います。

良かったところは勝って反省できるところです。次のNEC戦へ向けて、規律の部分をチームで改善して臨みたいと思います。

――14人になってからどう戦うか、選手間でどんな話をしましたか?

レッドカードが出てしまい、そのときに14人になって、しっかりインテンシティ(強度)を上げていって、「プラスワン」(今季のチーム行動指針のひとつ)を意識しようということでした。

――今日のスクラムについてはいかがですか?

スクラムについては納得できるものではありませんでした。自分たちのスクラムを組めたかというと、そうではありません。この結果は納得できていないので、今後厳しい練習をしていかなければいけないなと思います。

 

SH 湯本睦選手の声

湯本睦選手

――後半から途中出場しました。試合で意識したことを教えてください。

チームが展開的には良くない雰囲気になっていたので、そこはガラッと変えるイメージで、良いエナジーをもって臨めたと思います。

――スクラムからボールを持ち出し、防御を突破してのビッグゲインがありました。

しっかり前を見て判断するということは常日頃からやっています。そこを意識していたら前が空き、良いランができたのではないかなと思います。

――走りのスピードが増しているように感じました。

スピードトレーニングを積んでいたり、NZ留学もさせて頂いて、良い効果が生まれています。

――2年目を迎えて自分のプレースタイルがチームに合ってきましたか?

そうですね。チームが目指しているところにフィットすることもそうですし、あとは自分の持ち味を出すところは、常日頃から磨いているところです。チームにフィットできているんじゃないかなと思います。

SO ガース・エイプリル選手の声

湯本睦選手

――今日のゲームを振り返ってください。

今日の試合は良かったです。スタートも良かったですが、相手も良い反撃をしてきました。ゴールキックは調子が悪かったです。しかしそういう日もあります。それ以外は良かったと思います。

――トップリーグでの手応えはありますか?

良い手応えはあります。トップリーグのスタンダードも高いです。スーパーラグビーと比べると(試合展開の)速さがあります。(アークスのラグビーは)自分のプレースタイルにも合っていると思います。

――パスの判断、精度が素晴らしいように見えます。

ファーストレシーバーなので、誰がきてもパスができるようにしています。外からのコミュニケーションも大切ですね。

――トップリーグを楽しんでいるように見えます。

スタートとして出たい気持ちはみんな一緒です。出場することができるのは光栄です。この2週間は良い調子でプレーできていると思います。

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