試合日程・結果 / FIXTURES & RESULTS

2018年9月15日17時00分 KICK OFFジャパンラグビートップリーグ 第3節

NTTコミュニケーションズシャイニングアークスNTTコミュニケーションズシャイニングアークス

vs

豊田自動織機シャトルズ豊田自動織機シャトルズ

64vs26

前半45 - 7

後半19 - 19

今季リーグ最多得点で勝利!
“ウラヤスフェスティバル2018”会場にも届けた今季初勝利。

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叩き出した1試合64得点は、ここまで全チームを通じて今シーズン最多得点。

指揮官のロブ・ペニーHC(ヘッドコーチ)が「特に良かったのはアタック」と語れば、LO(ロック)で先発出場した中島進護も「ウチらしいアタックができました」と手応えアリの様子。

今シーズンの攻撃力を広くアピールしました。

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ジャパンラグビートップリーグは第3節。

我らがNTTコミュニケーションズ シャイニングアークス(以下アークス)は、9月15日(土)、京都の西京極総合運動公園(陸上競技場兼球技場)に登場。

今シーズン初勝利を懸け、2勝0敗の豊田自動織機シャトルズ(以下豊田自動織機)と対戦しました。

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豊田自動織機は昨シーズン12位ですが、今年は開幕2連勝と好調。

さらにアークスは昨シーズン2度対戦していますが、いずれも8点差(32-24)(27-19)という僅差の勝利でした。

昨シーズン2度にわたり接戦を繰り広げ、さらに開幕2連勝中の豊田自動織機――。決して簡単なゲームではありませんでした。

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一方のアークスは、昨シーズン5位の神戸製鋼、同1位のサントリーと連敗しましたが、「7点差以内の負け」によるボーナスポイントを連取。今シーズンの地力は見せました。

リーグ戦は、すでに残り5試合です。

今シーズンは、所属する赤組(レッドカンファレンス)の上位4位以内に入らなければ、優勝決定トーナメントに進出することはできません。

残り5試合でひとつでも勝ち星を重ね、まずは赤組の上位4強に入らなければなりません。

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アークスの先発メンバーは、先週から2人変更。

PR(プロップ)にレイルアマーフィー。CTB(センター)にブラッキン・カラウリアヘンリーを起用。

リザーブメンバー8人には、新たにFW(フォワード)のラーボニ・ヴォーレンボスアヤコが入りました。

今回は オフィシャル応援店舗『HUB新橋銀座口店』のほか、『IRISH PUB CELTS(ケルツ) 新橋烏森口駅前店』でも試合を放映。

そしてウラヤスフェスティバル2018では、新浦安駅前で試合を生中継!京都から新浦安へ、アークスの戦いを届けることができました。

コンディションは曇天、無風。

照明の灯された午後5時、アークスのキックオフで試合開始を迎えました。

豊田自動織機は積極的にボールを展開するチーム。しかし序盤はアークスが堅陣を敷き、得点を許しません。

するとアークスはSO(スタンドオフ)ガース・エイプリル、SH(スクラムハーフ)鶴田諒の突破で敵陣へ。

そして敵陣での最初の連続攻撃から、成蹊大卒のHO(フッカー)三浦嶺が先制トライ!SOエイプリルのゴールキック(2点)も決まって、7点を先制しました。

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しかし試合後、ペニーHCがラインアウトを課題に挙げるなど、この日はマイボールラインアウトの成功率が不安定。3回連続でラインアウトボールを失い、得点機を逃します。

すると前半10分、相手にラック中央の突破を許し、最後は相手15番にインゴールを奪われて失トライ。同点(7-7)に追いつかれてしまいます。

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しかしここからアークスの攻撃力が大爆発。

蒸し暑い気候ながら、鍛え抜かれたパススキルを駆使して、なんとここから6連続トライ。

前半12分は、SOエイプリルのキックオフボールをLO中島が見事にタップしてボール確保。

WTB(ウイング)羽野一志が右隅で力走し、最後はパスを受けたNO8(ナンバーエイト)ヴィリ-・ブリッツがトライ。精度の高い一連のプレーが、見事なトライを生み出しました。12-7。

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その2分後でした。

まずキックオフ直後、WTB石井魁が、エリアを大きく挽回するスーパータッチキック。さらに大きく前進して迎えたラインアウトで、NO8ブリッツが相手ボールを空中で奪う最高の展開。

そこからすぐに右展開し、6つのパスをつなげて最後はWTB羽野が右隅にトライ!

電光石火の猛攻で、チーム3トライ目を挙げます(19―7)。

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アークスのアクセルは全開。3分後の前半17分には、ラインアウトからのサインプレー攻撃が見事に決まり、WTB羽野が突破。

WTB石井につなげてチーム4トライ目を挙げます。(ゴールキック不成功で24-7)

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アークスはハイペースでトライを重ねて主導権を掌握。

FLロバート・クルーガーのビッグゲイン、LOロスアイザックのキックチャージ、LO中島の好タックルなど、それぞれが見せ場を作るなか、前半31分にはSH鶴田がサポートランからトライ(ゴール成功で31-7)。

さらに前半36分にはFL金正奎キャプテンにもトライが生まれました。(ゴール成功で38-7)。

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6連続トライの締めくくりは、FB(フルバック)の小倉順平。

攻撃権を奪ってからNO8ブリッツが快足を飛ばし、さらにこの日絶好調のWTB羽野がゲイン。フォローしていたFB小倉につながりインゴールへ。(ゴール成功で45-7)。

前半は正確なパスを小気味よくつなぎ、生み出した数的優位からきっちりトライを取るという、精度の高いアタックでトライを量産。

ラインアウトは不安定だったものの、コラプシング(スクラムを崩す反則)を誘発するなど、スクラムは好調。前半で38点差をつけ、勝負をほぼ決定的としました。

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【途中入替/後半0分】PR上田竜太郎→庵奥翔太

38点差で後半がスタート。

勝負はほぼ決定的となりましたが、トップリーグでは勝ち点で並んだ場合に“得失点差”で順位を決めるため、得点を重ねて損をすることはありません。

しかしペニーHCが「ディフェンス面では不十分でした」と語ったように、アークスは後半8分、11分に失2連続トライ。点差を26点(45-19)まで詰められてしまいます。

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【途中入替/後半13分】NO8ヴィリー・ブリッツ→ラーボニ・ウォーレンボスアヤコ

ハンドリングミスや反則で自陣に後退していたアークスですが、ふたたびアタックが再点火。

後半14分、入ったばかりのラーボニ・ウォーレンボスアヤコが、自慢の快足を飛ばして右タッチライン際を疾走。

ラインギリギリでのパスがCTB(センター)ブラッキン・カラウリアヘンリーへつながり、見事トライが生まれます。

SOエイプリルのゴールキック成功で52-19。ついに50得点の大台に乗せます。

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【途中入替/後半16分】HO三浦嶺→白隆尚/PRレイルアマーフィー→三宮累/SOガース・エイプリル→池田悠希

さらにスクラムでは、途中出場したPR(プロップ)庵奥翔太、HO白隆尚、PR三宮累のFW第1列でもコラプシングを奪って見せるなど、セットプレーも盤石に。

後半23分にはCTB石橋拓也が突進し、今シーズン自身初トライ。(ゴールキック成功で59-19)

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【途中入替/後半24分】FL金正奎→栗原大介/SH鶴田諒→湯本睦
【途中入替/後半25分】LO中島進護→鶴谷昌隆

しかしアークスはここから2連続で反則を犯し、豊田自動織機にこの日最後となる4トライ目を許します。59-26。

しかし後半33分、相手の連続攻撃を途中出場のHO白がファイトしてターンオーバー。

直後のCTB石橋の好キックから敵陣でアタック機会を得て、最後は連続攻撃から途中出場のSH湯本睦がインゴールへグラウンディング!(ゴール不成功で64-26)。

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そしてノーサイド。

アークスは待望の今季初勝利。しかも「3トライ差以上」のボーナスポイント「1」を獲得して、勝ち点は一気に「7」に。

第3節を終えて、1勝2敗で赤組(レッドカンファレンス)の5位に浮上しました。

そしてこの日のマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)は、FL金キャプテンが受賞!笑顔で今季初勝利を飾りました。

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ロブ・ペニーHCの声(記者会見)

ロブ・ペニーHC

神戸製鋼戦、サントリー戦とすごくタフな試合でした。しかしサントリー戦は勝てなかったものの、自分たちのパフォーマンスに満足していました。

今日は自信をつけるという意味で、とても重要でした。特に良かったのはアタックです。とても良いラグビーができました。

――ディフェンスについての評価はいかがですか?

ディフェンス面では不十分でした。すごく悪かったわけではありませんが、自分たちのやりたいレベルでの正確性は出せませんでした。ラインアウトを解決することができたらセットピースは良いと思います。

――以前にペニーHCは「調子に波のあるチームだった」と仰っていましたが、今シーズンはいかがですか?

毎週良くなっています。メンタルでの強さなど、コンスタントに自分たちの実力を出せていると思います。

FL 金正奎キャプテンの声(記者会見)

金正奎選手

この2試合、神戸製鋼とサントリーにすごくフォーカスしていました。

その2試合が終わった中で、大きな山を越えた中でのメンタルの保ち方というか、そういった面がすごくタフな一週間でした。

今までであれば、油断ではないですが――そういったものが出てしまう状況があったのですが、前半にまず相手をドミネート(制圧、圧倒)しにいくという準備をしてきて、それが結果に結びついたところが、勝利につながったと思います。

全員が自信を持ってプレーしていました。全員のハードワークに感謝しています。

――開幕2試合は勝ちにつながりませんでしたが、チームに影響はありませんでしたか?

結果は勝ちか負けかしかありません。ただ、そこのプロセスは上手くいっていました。

結果は残念でしたが、結果に左右されることなく、プロセスにこだわることができました。今日はその結果が出たと思います。

LO 中島進護選手の声

中島進護選手

――先週のサントリー戦では頭部から落下してしまいましたが、その後はどんな状況ですか?

特に問題なく、プレーに支障はありません。

――今日はLO(ロック)で先発し、ディフェンスやラインアウト、キックオフなど、さまざまな場面で好プレーが目立っていたように見えました。今日の試合を振り返ってください。

やっとウチらしいアタックができて、一人ひとりがインテンシティ(強度)高くできました。(自分というよりは)チーム全体のプレーが目立っていたのだと思います。

――ご自身の好調の理由を挙げるとすると?

去年はケガなどでトップリーグに出ることができなかったのですが、「今年は絶対に出たい」という想いが強く、少しずつ無理せず積み重ねていきました。その結果、プレーが好調になったのかなと思います。

――スタッフの方からお子さんが生まれたと聞きました。

そうですね、今年の2月に生まれました。家族が増えて支えるもの、守るものができ、自分自身ももっとしっかりしないといけないということで、それもプレーに影響しているのかなと思います。

――来週の日野レッドドルフィンズ戦へ向けて、ファンへメッセージをお願いします。

チーム全体として勝ち続けていきたいと思います。応援よろしくお願いします。

WTB 羽野一志選手の声

羽野一志選手

――WTBで先発し、良いプレーがたくさんあったように見えました。試合を振り返っていかがですか?

立ち上がりが結構悪かったので、自分のプレーでトライにつながったことは良かったと思います。

――正確なパスがたくさんあったように感じました。

毎日毎日パスの練習をしているので(笑)。余った状態で僕がボールをもらっていたので、そこは思いきり走ってやろうと。ゲインは結構できたので良かったと思います。

――体型はスリムですが、ものすごくコンタクトが強いと思います。なにか秘訣はあるのですか?

それは高校から言われています。僕にタックルした人いわく、他の人よりも堅いみたいです。あとは気持ちの部分でぶつかっていっているので。その分ケガも多いのですが。

――今週のチームの雰囲気はいかがでしたか?

神戸さん、サントリーさんと惜しい試合をしていました。(豊田自動)織機さんも2勝していたのですが、今週も練習の始めから「自分たちのゲームをしよう」とずっと言ってきました。

それでも最初の立ち上がりは悪かったので「すこしやばいな」と思ったんですが、バックスが引っ張ってトライを取れていたので良かったと思います。

――次週の日野レッドドルフィンズ戦へ向けてメッセージをお願いします。

ようやく1勝を取れたので、続けて2勝取れるように、チーム一丸となって頑張っていきたいなと思います。

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