後半立て直して逆転勝利。
10月31日土曜日、愛知県刈谷市豊田自動織機グランド。快晴ですが、風が強く肌寒い天候。開幕を2週間後に控えて、できるだけ多くの選手を起用する意図で34人が出場メンバーに登録されています。
12時、シャイニングアークスボールでキックオフ。
前半14分、自陣35m付近での相手ボールラインアウトを起点に連続攻撃を受けてしまいます。最後はゴール前で左から右へと大きく展開されて大外にトライ。ゴールも決まり、0-7。
前半22分、自陣10mでの相手ボールラインアウト。モールが崩れてラックになったところからフェーズを重ねられてトライ。G○0-14。
前半24分、選手入替。9番 光井勇人→西橋勇人。10番 川本祐輝→エルトン・ヤンチース。
前半27分、またしても自陣での相手ボールラインアウトを起点に、今度はキックパスで逆サイド大外ゴール前に出されたボールをキャッチされてトライ。G×0-19。
試合の入りは意識していたはずなのですが、この日も立ち上がりから相手ペースのラグビーになってしまいました。タックルがやや甘く、そこにできた綻びから少しずつ前へ前へと出られて自陣ゴール前へとボールを運ばれてしまい、連続攻撃を受けトライされてしまう――その悪循環からなかなか抜け出せません。
しかし前半38分、ハーフウェイライン手前から抜け出した13番 鶴谷知憲から大外の11番 菊池功一郎にパス。スピードに乗って相手選手と1対1になったところで絶妙のスワープ(※マークに来た相手選手の手前で一瞬止まり、瞬時の加速で相手を振り切ること)で相手を交わし、そのままインゴールまで走り切ってトライ。G○7-19。
前半40分、自陣25m付近でターンオーバーしたボールを持った10番 エルトン・ヤンチース選手が大きく抜け出してサポートしていた14番 小泉将にパス。そのまま約40mを走り切ってトライ。G○14-19。ここで前半終了。
後半開始、選手入替。2番 須藤拓輝→三浦嶺。7番 小林訓也→金正奎。8番 ヴィリー・ブリッツ→山下弘資。9番 西橋勇人→西村渉。10番 川本祐輝→小野寛智。11番 菊池功一郎→佐藤晴紀。12番 溝口裕哉→石橋拓也。13番 鶴谷知憲→諸葛彬。14番 小泉将→ブラッキン・カラウリアヘンリー。15番 小川優輔→沼尻大輝。
後半5分、選手入替。1番 上田竜太郎→秋葉俊和。
後半10分、選手入替。3番 佐藤勇人→斉藤展士。4番 栗原大介→石神勝。5番 馬屋原誠→杉浦直人。
後半15分、自陣ゴール前での相手ボール・ラインアウトモールからトライ。14-26とまた引き離されます。
後半16分、選手入替。6番 小峰徹也→中島進護。9番 西村渉→鶴田諒。10番 小野寛智→小倉順平。
後半15分の相手のトライ以降、風上の陣地も生かして敵陣に攻め込む回数が増えていきました。相手陣内でのマイボールラインアウトを起点に何度もゴールライン前まで迫り、チャンスを重ねていきます。
後半21分、敵陣左サイドで展開し、最後は大外でパスを受けた11番 佐藤晴紀がスピードに乗って走り切りトライ。G○21-26。
後半27分、ハーフウェイ手前でのマイボールスクラムを優勢に押し込んで7番金正奎が縦に大きく抜け出し孤立しかけましたが、サポートしてきた12番 石橋拓也につないでトライ。G○28-26と逆転。
終了間際にはまた相手の反撃を受けて危ないところでしたが、このまま得点は動かず試合終了。
相変わらず試合の入りの悪さを露呈してしまいましたが、移動の疲れもある中で勝ち切ったことはシーズン本番に向けて収穫でした。
11月5日(木)にサントリー戦、6日(金)にNEC戦と、それぞれ練習試合を行い、いよいよ開幕に向かいます。
グランドで会いましょう。