規律を崩さずに粘り強く守り切り、逆転勝利
10月24日土曜日、練習試合 vs クボタスピアーズ戦が行われました。会場となったクボタ京葉グランドは、シャイニングアークスのホームグランドであるNTT千葉総合運動場から歩いても行ける場所にあります。レギュラーシーズン開幕を控え、両チームとも勝負にこだわるというよりは様々なシミュレーションを試すといった側面を持ち合わせる試合でもあります。秋晴れの空のもと、両チームの多くのファンの方々が見守る中ゲームは行われました。
11時、シャイニングアークスボールでキックオフ。優勢ぎみに進めながらも、一進一退の展開が続きます。スクラムも、やや優勢に組めています。
前半23分、敵陣30m付近でのマイボールラインアウトを起点に連続攻撃を仕掛けます。そしてグランドいっぱいを使って展開して、最後はこの日ゲームキャプテンを務める8番 栗原大介が大外で相手をスピードで振り切ってトライ。10番 小野寛智のゴールも決まり、7-0。
前半30分、6番 小峰徹也が自陣ゴール前での反則でイエローカードをもらい、10分間の退場。この後に続く自陣ゴール前での相手の攻撃は粘り強く耐え切りましたが、なかなか自陣から抜け出すことができません。ハーフウェイ付近まで押し戻すも相手選手へのタックルが甘くなってディフェンスラインを破られてしまい、再び自陣22m内で釘付けになってしまいます。
そして前半36分、自陣ゴール前で相手のラックからの近場を突く連続攻撃でトライを奪われてしまいます。G×7-5。ここから得点は動かず、前半終了。
後半開始、選手入替。9番 西橋勇人→西村渉。10番 小野寛智→川本祐輝。12番 溝口裕哉→小倉順平。11番 佐藤晴紀→菊池功一郎。13番 小泉将→ブラッキン・カラウリアヘンリー。14番 小川優輔→鶴谷知憲。
後半4分、自陣ゴール前でのシャイニングアークスの反則に、相手はショットを選択。PG○7-8。
後半12分、選手入替。1番 種本直人→秋葉俊和。4番 八藤後裕太→馬屋原誠。
後半に入ると、相手のFW一列にメンバー入替があったせいか、スクラムが押され気味になってしまいます。双方とも、トライを獲り切るまでには至らず、時間は過ぎていきます。
後半20分、選手入替。2番 白隆尚→三浦嶺。3番 楢山直幸→佐藤勇人。7番 小林訓也→ヴィリー・ブリッツ。15番 沼尻大輝→小川優輔
後半39分、敵陣5m右での相手ボールラインアウトに反則が出ると、スクラムを選択。このスクラムをしっかりと組んで、ゴール前で右から左へと素早く大きく展開。そして、大外で11番 菊池功一郎がひとり余ってトライ。12-8。10番 川本祐輝のゴールも決まり、14-8と逆転。試合はこのままフルタイムに。
ロースコアのゲームでしたが、規律を崩さずに粘り強く守り切り、最後は逆転で勝利をもぎ取ることができました。この時期の練習試合で勝敗が全てでは無いと言いつつも、勝ち切ることも大切。良い形で試合を終えることができました。
次戦は、豊田自動織機シャトルズと敵地での試合になります。
引き続き応援よろしくお願いします。