ラスト20分で4トライを奪う猛攻、勝点5を獲得
11月29日、日曜日。神戸総合運動公園ユニバー記念競技場。トップリーグ第三節の相手は、ホームグランドを同じく千葉県内に構えるクボタスピアーズ。ここまで2連勝、勝点10で来ているシャイニングアークスは、前節に引き続きアウェーの戦い。前節までとは先発メンバーを大幅に変更して試合に臨みました。
11時40分、クボタボールでキックオフ。
前半4分、敵陣30m付近でマイボールのファーストスクラム。相手がコラプシングの反則を犯し、ショットを選択。キッカーSO小倉順平がPGを狙いますが、失敗。
その後も敵陣で攻撃を続けるシャイニングアークス。
前半10分、敵陣35m付近での相手のノットロールアウェーの反則に再びショットを選択。小倉のPG成功。3-0。
前半17分には今度はクボタがPGを選択しますが、これを外します。しかし、このあたりからクボタのペースにゲームは流れていき、徐々に自陣で受けに回る時間が増えていきます。
前半26分、クボタのPG成功、3-3。
前半33分、クボタのPG成功、3-6。
前半はお互いに決定的なトライチャンスを迎えることなく、このまま終了。しっかりとディフェンスシステムが機能していましたが、アタックでは決め手を欠き、相手のスペースを突くことができませんでした。
シャイニングアークスボールのキックオフで後半開始。メンバーの入替はありません。
後半4分、敵陣35m付近でのスクラムで相手がコラプシングの反則。PGを選択して、これを小倉が決めます。6-6。
しかし後半11分、今度はクボタがPGを決め、6-9。
後半12分、選手入替。LO鶴谷昌隆→アマナキ・レレイ・マフィ。CTBブラッキン・カラウリアヘンリー→石橋拓也。
この選手入替をきっかけに、試合の流れは大きくシャイニングアークスに傾いていきます。自陣20mのマイボールラインアウトから、替わって入ったNO.8アマナキ・レレイ・マフィとWTB小泉将の二人で一気に敵陣ゴールライン手前までボールを持ちこみます。たまらず相手がオフサイドの反則を犯すとスクラムを選択。このスクラムを相手が崩してしまいコラプシングの反則。そしてまたスクラムを選択。
後半23分、そうして相手の反則に執拗にスクラムを選択し、相手の4度目のコラプシングの反則に遂にレフリーから認定トライの宣告。G○13-9。
後半25分、選手入替。PR上田竜太郎→種本直人。HO須藤拓輝→三浦嶺。PR甲斐尚哉→斉藤展士。
後半26分、リスタートキックをキャッチすると、そこから連続攻撃を仕掛けます。最後は敵陣左サイドでボールを持ったFL山下弘資からオフロードパスで外に余ったマフィに渡り、余裕をもってトライ。G○20-9。
後半28分、選手入替。NO.8ヴィリー・ブリッツ→栗原大介。SO小倉順平→エルトン・ヤンチース。
トライ後の相手のリスタートキックからさらに波状攻撃を仕掛けます。一気に敵陣に持ち込んで展開。敵陣22m内で相手を釘付けにします。
後半34分、選手入替。WTB小泉将→菊池功一郎。
そして後半37分、敵陣5mでのマイボールラインアウトからラックになり、近場を攻め続けて最後は山下がピック&ゴーでインゴールに飛び込みトライ。SOエルトン・ヤンチースのゴールも決まり、27-9。
後半39分、敵陣ゴール前15mでの相手反則にヤンチースがクイックスタートを仕掛けて自らボールを持って縦に突破してトライ。G○34-9。ここで試合終了。
後半の選手入替後、60分を過ぎてからの約20分で4トライを奪う猛攻を見せ、ボーナスポイントを加えた勝点5を獲得。開幕3試合を終えて勝点15でグループ2位につけるロケットスタートを切ることができました。
そして次節の相手は、現在勝点15で並び得失点差でグループ1位のパナソニックワイルドナイツ。今シーズンのチームの真価が問われる試合となります。
熊谷での試合となります。是非とも応援よろしくお願いします。
共に戦い、共に喜びを。
グランドで会いましょう。