安定したディフェンスで相手を抑え、勝利。
7月4日(土)、千葉県印西市松山下公園陸上競技場。第25回千葉県ラグビー祭りのメインイベントとして、対NECグリーンロケッツ戦が行われました。毎年のように春のオープン戦に組まれるこの対戦。チーム状態を確かめる上でも、毎年同じ時期に同じ相手との試合を通して、その年のトップリーグシーズン本番を占う一戦ともなります。心配されていた雨もほぼ上がって、大勢の千葉県ラグビーファンが見守るなかで試合は行われました。
12時40分、風下のシャイニングアークスボールでキックオフ。先週のドコモ戦とは出場メンバーが大分入れ替わっています。
前半2分、敵陣ゴール前10m付近での相手の反則にFBブラッキン・カラウリアヘンリーがクイックスタートを仕掛け、そのまま縦に突進してトライ。SO小野寛智選手のゴールも決まり、7-0と先制。
その後一進一退となりますが、相手の早いディフェンスに差し込まれることもあり、また攻めている中でのミスも多く、トライまで持ち込めません。
逆に前半20分、自陣ゴール前10mでの相手ボールラインアウトがイーブンボールになり、ギャップができてしまったところを突かれてトライされてしまいます。G×7-5。
ディフェンスラインは安定して破綻をきたすことはありませんが、スクラムをなかなか優位に組むことができず、自分たちの流れを掴むことが今一つできません。また前半残り5分では、敵陣ゴール前でセットプレーから粘り強く攻撃を仕掛けますが、トライまでは至らず前半終了。
後半0分、 PR秋葉俊和OUT、種本直人IN。 HO 須藤拓輝OUT、白隆尚IN。 PR 甲斐尚哉OUT、斉藤展士IN。 SH 鶴田諒OUT、西村渉IN。 SO 小野寛智OUT、小倉順平IN。 WTB 菊池功一郎OUT、友井川拓IN。 CTB 石橋拓也OUT、溝口裕哉IN。 CTB 諸葛 彬OUT、佐藤晴紀IN。 WTB 小川優輔OUT、小泉将IN。
後半13分、敵陣ゴール前のマイボールスクラムから近場を連続攻撃。最後はラックからWTB友井川拓が相手をフェイントで交わして飛び込んでトライ。SO小倉順平のゴールも決まり、14-5。
後半13分、LO 石神勝OUT、馬屋原誠IN。
後半はスクラムも安定して相手にプレッシャーをかけていきます。
■後半15分、ハーフウェイ手前からボールを持ったWTB友井川が敵陣22m付近まで大きくゲイン。フォローしていたSH西村渉にパスをつないでトライ。G○21-5。
後半21分、 PR 斉藤展士OUT、佐藤勇人IN。 SH 西村渉OUT、光井勇人IN。 FB ブラッキン・カラウリアヘンリーOUT、小川優輔IN。
後半27分、LO アイザック・ロスOUT、須藤拓輝IN。
後半39分、敵陣22m付近中央でのラックからWTB友井川が持ち込み、パスを渡したNo.8山下弘資が縦に突破してトライ。G○28-5。ここで試合終了。
終わってみれば終始得点をリードして、危なげなく勝利を収めることができました。前半は相手の出足の早いディフェンスに差し込まれた部分もあり、またセットプレーで優位に立つことができませんでしたが、試合を通してディフェンスラインが安定して相手に隙を与えませんでした。先週のドコモ戦に引き続き、いい流れでトレーニングの成果を出すことができています。しかし、まだミスが多くトライを獲り切れないこともあり、課題も残りました。
来週7月11日(土)は、千葉ホームグランドにキヤノンを迎えて春のオープン戦最後の試合が行われます。
皆さま、グランドで会いましょう。