安定したセットプレーと「Arcs ATTACK」で勝利!
6月27日(土)、NTT千葉総合運動場グランド。
今シーズンのオープン戦初戦は、伝統の「NTTラグビー全国大会」メインゲームの対ドコモレッドハリケーンズ戦。毎年激しい攻防が繰り広げられ接戦となるこの試合。春からのトレーニングの成果を確認する上でも、注目の一戦。昨シーズンに課題となったセットプレー、フィジカルの強化がどう向上しているか。目が離せない試合となります。
心配された雨も上がり、予定通り14時50分にシャイニングアークスボールでキックオフ。試合前の円陣で溝口キャプテンが「立ち上がり10分、今シーズンの立ち上がりでもあるから激しく行こう」とメンバーに伝えていた通り、敵陣で展開していきます。
そして前半5分、敵陣ゴール前でのマイボールラインアウトからモールで押し込み、最後は中央でのラックからFL金正奎が拾い上げてトライ。G○7-0。
安定したスクラムでプレッシャーをかけ、相手の反則を引き出していきます。またそのスクラムから素早いサインプレーを仕掛けて、攻撃の手を緩めません。
▲前半12分、ドコモの2番がシンビンで10分間の退場。
前半18分、SH鶴田諒OUT、西村渉IN。
前半24分、自陣25mからLOアイザック・ロスがラインブレイクから敵陣まで大きく抜け出し、フォローしていたSO小倉順平→FBブラッキン・カラウリアヘンリーへとつなぎトライ。G○14-0。
前半34分、ドコモがキックカウンターからトライ。G○14-7。
▲前半37分 ドコモ8番オフサイドによりシンビン。
前半37分、敵陣ゴール前スクラムからSH西村→SO小倉→WTB小川優輔へとつなぎトライ。G×19-7。ここで前半終了。
後半0分。PR上田竜太郎OUT、秋葉俊和IN。 HO須藤拓輝OUT、白隆尚IN。 PR楢山直幸OUT、甲斐尚哉IN。 LO馬屋原誠OUT、石神勝IN。 SH西村渉OUT、光井勇人IN。 SO小倉順平OUT、小野寛智IN。 CTB溝口裕哉OUT、石橋拓也IN。 CTB諸葛 彬OUT、鶴田諒IN。
後半9分、相手の反則からHO白がクイックスタートを仕掛け、FWの連続攻撃からPR秋葉がトライ。G○26-7。
後半21分 WTB菊池功一郎OUT、西村渉IN。 WTB小川優輔OUT、川本祐輝IN。 FBブラッキン・カラウリアヘンリーOUT、佐藤晴紀IN。
後半25分、敵陣センターラックからつないでFL金→WTB西村へとつなぎトライ。G×31-7。
後半28分 LOアイザック・ロスOUT、馬屋原誠IN。
後半31分、 LO石神勝OUT、須藤拓輝IN。
後半39分、自陣ゴール前マイボールスクラムをターンオーバーされてトライ。G○31-14。ここで試合終了。
立ち上がりから終始試合を優位に展開し、危なげない勝利を収めることができました。懸案のスクラムも安定して相手にプレッシャーをかけ続け、春先から取り組んでいるフィジカル強化の成果も垣間見ることができました。また今シーズンのチームスローガン「Arcs ATTACK」の通り、左右に大きく展開してスペースを突くアタックを随所に見せて、トライを重ねていきました。
次戦は、7月4日(土) vs NECグリーンロケッツ。千葉ダービーになります。
グランドで会いましょう。