インタビュー / INTERVIEWS

Newface Interviewニューフェイスインタビュー

フレッチャー・スミス フレッチャー・スミス

ニュージーランド屈指の司令塔が新加入!
スキルと戦術眼で牽引するラグビー王国の元U20代表
名門クライストチャーチ・ボーイズ高でも10番を背負い
25歳ながら南半球最高峰リーグ「スーパーラグビー」を5シーズン経験
プレーメーカーとして豊かな才を持つエリートに
新天地アークスでの日々、抱負を訊ねました。

年代別代表も経験したプレーメーカー
NZ仕込みのハイスキルでアタックを牽引

展開ラグビーの申し子。
仲間を活かすプレーにプライドあり

ニュージーランド出身ですが、生まれ育った街はどこですか?

(南島最北端の)ネルソンで生まれ育ちました。ただウェリントン、ダニーデン、クライストチャーチでも暮らしてきました。

家族が9年前から住んでいるクライストチャーチは、引っ越した2週間後に地震(2月22日発生)が起きました。

地震が起きた時、私はガソリンスタンドでちょうどスクーターに給油をしていました。本当に悪いタイミングでした。爆発音がして、周囲の建物が崩れ始め、地面が割れました。

私の父は当時、プールで仕事をしていたのですが、プールが真っ二つに割れ、子供達が地中に飲み込まれないように助けた、という経験をしています。あの地震を経験したほとんど人が、そうした忘れられない経験をしていると思います。

フレッチャー・スミス

これまでのラグビーキャリアについて教えてください。

ネルソンで6、7歳からラグビーを始めました。

その後地元のネルソン・カレッジ(Nelson College)の1軍で3年間プレーしました。年の離れた兄が2人いますが、彼らもネルソン・カレッジの1軍選手でした。

2011年にはクライストチャーチ・ボーイズ高(Christchurch Boys high school)に転校し、そこでも1軍でプレーしました。

2015年からはオタゴ州代表で3年プレーした後、ハイランダーズ(ダニーデン拠点のスーパーラグビーチーム)で2年半活動しました。

2018年からはワイカト州代表で3シーズン、2019年からの2シーズンはハリケーンズ(ウェリントン拠点のスーパーラグビーチーム)でプレーをしてきました。

ご自身のプレーの強みは?

これまで所属したチームの多くが展開ラグビーを重視していて、10番(スタンドオフ)としてパス、キックの精度を求められてきました。特にパスで仲間を活かすプレーにはプライドを持っています。

10番は指示を出すことが多く、ゲームをマネジメントしなければいけません。試合中はチームの勢い、試合展開、エリアなどの情報を理解し、判断することを重視しています。

アークスとNZラグビーの共通点「ハイテンポ、ハイスキル」

日本の印象はいかがですか?

日本を経験している選手はみな「日本は素晴らしい」と言います。そうした国に来ることができて感謝しています。

ニュージーランドではラグビーばかりだったので、異なる国の文化を経験できることは素晴らしいです。新型コロナウイルスの影響であまり移動できていませんが、富士山、大阪、ジャパニーズ・ハワイ(沖縄)には行ってみたいですね。

フレッチャー・スミス

シャイニングアークスの印象は?

スピーディーな展開ラグビーで、とても良い印象を持っています。ハイテンポ、ハイスキルという点ではニュージーランドのラグビーと似ています。

またチームメイト、関係者が素晴らしい人々が揃っています。そして施設がワールドクラスで素晴らしいです。

趣味はゴルフ。絵を描く才能も

プライベートで熱中できることは何ですか?

ゴルフですね!もしラグビー選手でなければ、難しいでしょうが――プロゴルファーになりたいですね。速い車が好きなのでF1ドライバーにも憧れます。

プライベートで取り組むことで言えば、あといくつか単位を取ればオタゴ大学(マネジメント専攻)の学位が取れるので、勉強もしたいと思っています。自分はスポーツだけやりたいタイプではなく、学生時代から勉強にも楽しみを覚えていました。

あとは絵を描くことも好きで、ときどき動物の絵などを描いています。鉛筆画です。

ファンがその絵を見ることができますか?

良い絵が描けたら、ですね(笑)。力作を描きたいと思います。

フレッチャー・スミス

楽しみながら日本語習得中。
今後は「フィールド内外で貢献できるような人間に」

初参戦となるトップリーグでの個人目標を教えて下さい。

まずは日本語を上手くなりたいと思っていて、そのチャレンジを楽しみながら取り組むことができています。

ラグビーにおいては、フィールド内外で貢献できるような人間になりたいです。私はこれまで幸運なことにお手本となる選手がそばにおり、ボーデン・バレット(サントリー)、ダミアン・マッケンジー、アントン・レイナートブラウン(いずれもNZ代表)をお手本にすることができました。

その人達から学んだことを発揮し、エキサイティングでポテンシャルが高いシャイニングアークスに貢献していきたいと思います。

トップリーグにはハリケーンズでチームメイトだったバレット選手も参戦していますね。

対戦が実現したら面白いですね。彼のような選手を相手に、自分を試す機会をとても楽しみにしています。

フレッチャー・スミス

今年の意気込みを一言で表すと…

今年の漢字1文字

フレッチャー・スミス

生年月日
1995/3/1
身長/体重
180cm/88kg(インタビュー時)
出身地
ニュージーランド
略歴
ニュージーランド・ネルソン生まれ。
名門クライストチャーチ・ボーイズ高で10番を背負い、年代別代表(U20)も経験。スーパーラグビーではハイランダーズで2016年から3季、ハリケーンズで2019年から2季プレー。
先住民マオリの血を引くトップ選手による伝統チーム「マオリ・オールブラックス」にも選ばれた。趣味はゴルフ、絵を描くこと。