インタビュー / INTERVIEWS

CloseUp Interviewクローズアップインタビュー

クリスチャン・リアリーファノ選手が、
競泳・池江璃花子選手と対談

2020年12月22日

クリスチャン・リアリーファノ × 池江璃花子

クリスチャン・リアリーファノ選手が、テレビ番組企画で競泳の池江璃花子選手と対談しました。両選手には“白血病との闘いから競技に復帰した現役トップアスリート”という共通点があります。
収録は11月下旬にアークス浦安パークで行われました。

白血病からのカムバック

白血病に関しては『先輩』であるリアリーファノ選手は、「入院中にアスリートとしてモチベーションをどう保ったのか」「白血病を患ったことの意味を今、どのように考えているか」「今の自分の状態をどう捉えているか」など、池江選手からの問いかけに答えていきました。

リアリーファノ選手は闘病中の気持ちの持ちようについて、「毎日、小さなゴールを設定して頑張った」「病気になる前よりも、自分を信じることでもっともっと上のレベルに戻ることができると思ってやり抜いた」「とにかくポジティブでいようという心構えだった」と振り返りました。

また、復帰後の心境に関しては、次のように語りました。

「病気になって感謝の気持ちが強くなった。毎日、起きて大好きなことができるだけで幸せ」

「トレーニングは肉体的に辛いけど、こんなハードなことができる(健康状態)と思えば、もっと幸せ」

「苦しい体験であっても誰かと共有することによって、自分が強くなることができる」

「最初はなんで私なのか…って、犠牲者っぽい感じだったけど、自分がこの病気を克服できれば、他の人にも可能性を示すことができる。それからこういった大変な試練を乗り越えると、やはり強くなる。人生観も変わった。やはり人間として本当の苦悩を知ると、より良い人として、より良い父として、より良い夫として、よりよい兄として、という感じで、すごく強くなれた」

「本当に経験というのは、多くの学びを得る機会。たくさんのハードだったことやマイナスだったことも自分自身で認めて、そこからプラスに持っていくことができた」

池江選手も「病気になったことで、自分の使命や、これから自分がどうあるべきかを学ばせてもらった」と闘病経験をポジティブに捉えていると説明。「気分が沈む日もあったけど、それも自分だと認めたら気持ちが軽くなった。アスリートとしても一段と強くなれたと思う」などと、人生観の変化を語っていました。

クリスチャン・リアリーファノ × 池江璃花子

通訳を介して30分ほどの短い対談ながら、2人は時折、目を合わせたり微笑み合ったりすることもあり、対談の終わりには「何時間でも話していたい」「本当にまた話したい」と口をそろえました。
記念撮影やプレゼント交換の際になると、池江選手はリアリーファノ選手に「オーストラリア大好き」「英語、聞き取れなかった(笑)」などよりフランクに話しかけ、リアリーファノ選手も池江選手に家族の写真を見せるなどして、すっかり打ち解けた様子で交流を楽しんでいました。