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株式会社スタジオアリス

こども専門写真館を全国に約340店舗展開する株式会社スタジオアリス。
写真のデジタル化による納期短縮、デジタルデータの一元管理を可能にしたのが「OCNビジネスパックVPN」だ。

業務でスマートフォン利用

課題

  • すぐに写真を見たいと言うお客さまのニーズに応えるために、納期短縮は重要な課題であった
  • 全国の店舗をコストを抑えつつ一括で管理し、接続したい
  • 安全、確実に写真データを集積するため、通信の安定性を確保したい

効果

  • デジタルデータの一元管理とワークフローの自動化により作業効率が上がり、納期短縮を実現
  • コストを抑えながら、全国の店舗をネットワーク接続することができた
  • データサイズの大きい写真データを高速かつ安定して伝送できるようになった

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受付時間:9:00~17:00
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写真:生産管理部 部長 古村 裕 氏

株式会社スタジオアリス
生産管理部 部長

古村 裕 氏

納期を一週間以上短縮し顧客対応の質を向上

課題

スタジオ撮影からアルバム制作までの納期短縮が課題

全国に346店舗に及ぶこども専門の写真館を展開する、株式会社スタジオアリスは、スタジオでの写真撮影に加えて、でき上がった写真でオリジナルのアルバムを作成したりするなど、特別な思い出を残すにふさわしいサービスや商品を提供している。

以前より、サービスの向上に取り組み続けてきた同社は、いくつかの課題を抱えていた。同社 執行役員 生産管理部 部長で、同社グループのデジタル業務を担当する古村 裕氏は、次のように説明する。

「まず、納期の短縮です。以前は、写真の質感を出すためにアナログカメラを使用していましたが、フィルムの現像や写真を加工するための物流とデジタル化作業に時間と手間がかかり、撮影から納品まで約3週間かかっていました。デジタルカメラに慣れたお客さまは、すぐにでも完成品を見たいですから、納期短縮は重要な課題でした」(古村氏)

アナログカメラによる撮影時の事故を防ぐことも課題であった。デジタルカメラは、撮影したその場で写真の出来栄えを確認できるが、フィルムは現像するまで確認ができない。そのため、「例えば、撮影済みのフィルムを誤って感光させて画像が消えてしまっても、現像するまでわかりません。さらにフィルムは物理的な管理や運搬が伴うため大変です。」(古村氏)という問題が稀に生じていた。

写真:株式会社スタジオアリス
写真:株式会社スタジオアリス

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対策

写真をデジタル管理するデータセンターと店舗をつなぐネットワークが鍵

納期短縮、撮影事故の防止、フィルム管理の改善など、さまざまな課題を抱えていた同社は、これらを一気に解決するための施策を検討。その要望に応えたのが「デジタルコンテンツ管理システム(DCMS)」だった。DCMSとは、店舗のデジタルカメラで撮影した写真を、NTTコミュニケーションズのOCNを使ったVPNを介してデータセンターのサーバーに伝送し、写真を一元管理するシステムだ。

データセンターで一元管理される写真は、ネットワークを介してやり取りされる注文書に従って画像が加工された後、アルバムなどの商品を制作して店舗に納品する。写真の管理がデータセンターで一元化されるうえ、商品制作に伴う注文・請求など、店舗と制作部門間のワークフローも自動化される。さらに、従来の現像やフィルムの物流が不要となり、納期の大幅な短縮も見込める。

このDCMSの開発において、最大のテーマとなったのが、ネットワークの選択だった。スタジオアリスの全国の店舗には、七五三などのピーク時、1日に1万組程度の顧客が来店し、1組あたり数十枚の写真を撮影する。つまり、1日に最大20万枚もの写真を、データセンターのサーバーに伝送しなければならない。しかも、写真は高画質で撮影されているため、データサイズも大きい。

同社の子会社でDCMSの運用管理を行う株式会社ジェイヴィス 開発部 課長 殿村泰宜氏は、「DCMSには、膨大な量の写真を確実かつ高速に伝送できるネットワークが不可欠でした。いくら優れたシステムがデータセンターで運用されていても、店舗から写真が届かなければ制作工程が止まってしまい、納期が遅れてしまいますからね。ですから、通信の安定性を重視してサービスを評価しました」と説明する。

サービス選定の経緯について殿村氏は、「320以上もの店舗を接続するため、導入および運用にかかるコスト負担も重要な要件でした。コストを抑えつつ、全国の店舗を一括でサポート・管理することができ、さらに大容量バックボーンで通信の安定性を確保できるOCNを採用しました」と語る。

写真:株式会社スタジオアリス

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効果

納期を1週間以上短縮し顧客対応の質を向上

2006年5月現在、すでに137店舗がOCNビジネスパックVPNに接続されている。古村氏は、「DCMSに接続した店舗では、フィルムの現像やフィルムのやり取りがなくなり、撮影後、翌日から制作作業が始められるようになったことで、制作時間を大幅に短縮できました。現在は、DCMSに接続していない店舗もあるため、納期を約2週間としていますが、将来的には、サービスや商品によって、大胆な納期短縮ができると期待しています」と、システム導入後の効果について説明している。

さらに古村氏は、写真をデジタルデータで一元管理できるようになったことで、「写真の検索が容易になり、焼き増しの注文にもスピーディに応えられます」と続ける。

数字には表れない効果も得られているという。古村氏は、「店舗では、フィルム管理の業務負担が軽減されたこと、現像所や制作部門への発注業務が効率化されたことで、時間的なゆとりが得られ、顧客対応の質が向上したという声も聞かれます」と語る。

システム導入において懸案だった通信の安定性については、「DCMS稼働後、すでに膨大なトラフィックがネットワーク上を行き交っていますが、通信の安定性、速度ともに満足しています」(殿村氏)と、OCNビジネスパックVPNの導入を高く評価している。

写真:株式会社スタジオアリス

ネットワークの双方向性を活かした新サービスを提供

DCMSを開発し、すでに期待した効果を得ている同社にとって、当面の優先課題は全店舗展開だ。古村氏は、「2007年中には、400店舗をネットワークに接続して、DCMSを完成させたいと考えています。NTTコミュニケーションズには、弊社のスピーディなシステム展開、および店舗展開に応えてくれることを期待しています」と語る

導入当初の課題解決にとどまらず、DCMSの利点を活かした新しいサービスの提供にも積極的だ。古村氏は、「例えば、Webサイトを通じて焼き増しを注文したり、これまで弊社で撮影した写真をWebサイトで閲覧できたりするサービスが考えられます。現在、具体的に話を進めているのは、お客さまがお持ちの写真をネットワークで弊社にお送りいただき、オリジナルのアルバムを作成するといったサービスの提供です」と説明する。

新しいサービスを支えるのも、やはり快適で安定した通信環境。OCNビジネスパックVPNを選択した同社ならば、その不安はない。

写真:株式会社スタジオアリス

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株式会社スタジオアリス

株式会社スタジオアリス

本部所在地
大阪府大阪市北区梅田1丁目8番17号 大阪第一生命ビル12F

TEL
06-6343-2600

創業
昭和49年5月30日

資本金
18億8595万300円

従業員数
2,500名

店舗数
346店舗

業種
サービス業

URL
 http://www.studio-alice.co.jp

※いずれも2006年5月末現在

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