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テレワークによるリモート作業で社内LANやインターネットを利用する際の一般的な構成として、インターネットを介したリモートアクセスでオフィスのネットワークに接続し、そこからインターネットに接続するといった形が挙げられます。ただ、こうした構成でネットワークに接続しているときに、インターネットが遅いと感じるケースが少なくありません。その理由はいくつか考えられますが、特にインターネットだけが遅い場合は、社内LANに接続されているインターネット回線がボトルネックになっている可能性が考えられます。業務を快適に進められるよう、テレワーク環境におけるインターネット渋滞対策をご紹介します。

テレワークで発生するネット渋滞の原因は?

テレワーク中にインターネット上のWebサイトにアクセスしたり、あるいはクラウドサービスを利用しているとき、「レスポンスが遅い」、「接続が切れる」といったトラブルが発生することがあります。リモートアクセスを受けるVPN装置のキャパシティオーバーなど、その原因が発生する理由はいくつかありますが、その1つとして考えられるのがインターネット回線の帯域不足です。

特に現在では、Microsoft 365やG Suiteといったクラウドサービスを利用するケースが増えているため、リモートアクセスで接続している各従業員がこれらを日常的に利用すれば、インターネット回線はつねに大量のトラフィックで占められています。またインターネット上で提供されるWeb会議システムを利用する機会も増えていることから、さらにトラフィックは増大していると言えるでしょう。

画像:インターネット回線の帯域不足によるネット渋滞の例

もう1つ、インターネット回線に影響を与えていると考えられるのがWindows 10のアップデート方法です。Windows 10では、バージョン1607、1703、1709、1803において差分更新プログラムであるデルタアップデートが提供されていましたが、2019年4月9日を最後にその提供が終了されることになりました。これにより毎月のWindows 10のアップデート時にダウンロードするファイル容量が大きくなり、これがインターネット回線に負荷を与えている可能性があります。
このように大量のトラフィックでインターネット回線が流れ込むと、ダウンロード速度の低下やレスポンスの悪化につながります。そこまで大きくない二車線道路に、四車線でもさばけないクルマ(トラフィック)が殺到している状態をイメージすればわかりやすいかもしれません。

また大型連休明けにPCを立ち上げたとき、ネットワークが遅く感じることもあるでしょう。この原因の1つもWindows Updateです。数百、数千のPCがいっせいに連休中に配信されたWindows Updateのファイルをダウンロードすることで大量のトラフィックが発生し、ネットワーク全体の通信速度が低下してしまうのです。

また、ただでさえネットが遅く、PCが使えない状況に追い打ちをかけるのが、読み込みが終わらない大量の迷惑メール。始業が遅くなるだけではなく、迷惑メールに埋もれた重要なメールを見逃してしまう、うっかりクリックしたばかりにウイルスに感染してしまう最悪の事態も起こりえます。

IPoE方式でインターネット接続回線を強化

ネット渋滞を解消する方法として、昨今注目されているのが「IPoE」(Internet Protocol over Ethernet)と呼ばれる方式を利用したインターネット接続サービスの利用です。

不特定多数の利用者が共用するインターネットは、たとえ大容量の「1Gbpsメニュー」だったとしても帯域が保証されるわけではありません(あくまで理論上の最大値が1Gbpとなっているだけです)。それならば、できる限り混雑しにくい設備構成となっているサービスを選ぶのがセオリーになります。

IPoE方式を使ったインターネット接続サービスは、従来のPPPoE方式より大容量化した設備を利用することで混雑しにくいネットワーク構成になっています。さらに混雑の原因となりやすい個人向けサービスのトラフィックを論理的に分離し、高速で安定したインターネット接続が可能になります。

画像:IPoEによるインターネット接続サービスの構成例

IPoE方式を導入する際には価格やスペックのみならず、サービスを提供するパートナーのサポート体制もチェックしておくべきです。もし自社の情シスが多忙、情シスが不在の場合には、すべておまかせできるパートナーを選ぶのも一手でしょう。先に挙げた迷惑メールなどのセキュリティ対策も同時に実施するなら、なおさらのことです。

ただIPoEだけで問題が解決するとは限りません。前述したとおり、リモートアクセス接続に利用するVPN装置の処理能力が不足し、それが原因でネットワーク速度が低下するといったことも十分に考えられます。ネットワーク改善を検討する際は、インターネット回線に加え、それ以外の部分でボトルネックが発生していないかチェックしましょう。

働き方改革にも貢献するIPoE

NTT Comでは、ビジネス利用に最適なインターネット接続サービスを複数ラインナップしており、ニーズに応じて選択することができます。

Arcstar Universal One ベストエフォートアクセス(IPoE)
NTT ComのVPNサービスである「Arcstar Universal One」では、豊富なアクセス回線を用意しています。その1つが「ベストエフォートアクセス(IPoE)」で、従来のベストエフォートアクセスよりも10倍も余裕がある設備構成を実現しています。トラフィックレポート機能も利用することが可能で、通信状況をチェックすることができます。また「インターネット接続機能(vUTM)」など、Arcstar Universal Oneを経由してインターネットに接続するオプションサービスも提供しています。

画像:「Arcstar Universal One ベストエフォートアクセス(IPoE)」の機能とオプションサービスの説明図

※ ACT:通常時通信ができるもの、SBY:ACT側が通信できなくなった時、経路を切り替えて通信可能なもの。

OCN光 IPoE vUTMセット
IPoEインターネット接続とクラウド化されたUTMをセットで提供。アップデートや保守はNTT コミュニケーションズが最新のセキュリティ対策を実施するためクラウドサービス利用時の安全性、信頼性を向上させる手立てとしても最適です。

画像:「OCN光 IPoE vUTMセット」によるクラウドサービス利用時の安全性、信頼性の向上

インターネットを快適に利用することができれば、テレワークでの作業も快適に進められるようになり、業務効率の向上にもつながります。また、こうした環境の整備は働き方改革を推進する上でも有効でしょう。

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