IT用語集

WPAとは

WPA(Wi-Fi Protected Access)とは、無線LAN機器がWi-Fi Allianceが策定したセキュリティプロトコルに準拠していることを示す認証プログラム、あるいはセキュリティプロトコルを指します。

物理的なケーブルを使って通信を行う有線LANと異なり、無線LANでは電波を受信できれば通信内容を容易に盗み見ることができます。そのため、無線LANで安全に通信を行うには、通信内容を秘匿するためのセキュリティプロトコルが必要となります。無線LANが普及し始めた当初、そのセキュリティプロトコルとしてWEP(Wired Equivalent Privacy)が策定されましたが、容易に暗号を解読できることが分かり、新たなセキュリティプロトコルとしてWi-Fi AllianceがWPAを策定しました。その後、安全性の強化などを行ったWPA2がリリースされ、2018年6月にはWPA3が発表されています。

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