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マルチクラウド環境をスムーズに構築。
Flexible InterConnect導入のメリットと
活用例

マルチクラウド環境をスムーズに構築。Flexible InterConnect導入のメリットと活用例

ビジネスにおけるDXの実現には、データの有効的な活用が重要です。特に複数のクラウドサービスを利用している場合は、データの管理や運用の手間、システムの複雑化は無視できない問題です。本記事では、それらのニーズや課題への対応策を活用モデルケースを交えながらご紹介していきます。

目次

DXの本質はデータ活用にある

DXの本質は、データを効果的に活用することにあります。ビジネスに直結するDXの実現には、まずデータがどこにあるのかを把握し、そのデータをどう活かすべきか、何を使って処理すべきかを明確にすることが重要です。

そのためには、どのネットワークが適しているか、どうやってセキュリティを確保するか、どのように管理を行うかといった要素を考慮しなければなりません。これらの要素を総合的に加味し、適切な判断を下すことは、高いハードルとなりがちです。

今後も多くの企業が、複数のクラウドサービスを利用する、マルチクラウド環境を採用することが予測されますが、その管理や運用の手間システムの複雑化は無視できない問題といえるでしょう。

マルチクラウド環境をスムーズに構築するなら
「FIC」が良い

こうした課題は、NTTコミュニケーションズの次世代インターコネクトサービス 「Flexible InterConnect」(以下、FIC)で解決できます。

FICは、オンプレミスやデータセンターで稼働するユーザー側のシステムとAWS、Azure、Google Cloud、クラウドサービス(IaaS/PaaaS/SaaS)を閉域網で一元的に接続・管理するサービスです。これまでマルチクラウド環境を構築するためには、接続先ごとに異なる回線やセキュリティ機器を個別に用意する必要があり、サービスの利用開始までに多くの手間と時間がかかるのが一般的でした。

しかし、FICでは、ポータルやAPIを通じて、接続先、接続方法、セキュリティ設定を指定するだけで、すぐに論理的な経路が設定され、データの通信が可能となります。これによってデータの最適な配置とともに、迅速なビジネス展開を実現することができます。

マルチクラウド環境をスムーズに構築するなら「FIC」が良い

FICが応えることができるニーズのひとつに、「ビジネスのデジタル化の加速」があります。FICを導入すれば、迅速かつ安価にマルチクラウド環境の構築を実現し、統合管理ポータルから一元的に運用管理できるため、IT管理者の負担も軽減され、業務のデジタル化と効率化をスムーズに進めることが可能です。

さらにFICを導入することで、回線や機器の管理をアウトソースできるため、社内のIT人材を適切な場所に再配置でき、コスト効率の高い運用が可能になります。

そして、FICは全てのIT資産を可視化し、シャドーITのリスクを軽減します。統合管理ポータルにより、非公式なシステムやデータも把握・統制できるため、ブラックボックス化を防ぎ、セキュリティリスクやコンプライアンス問題を未然に防ぐことができます。

このほか、安全性の高い、安定した接続の実現にも貢献。閉域網を通じた安定した接続で、インターネットを介さずに安全にクラウドサービスを利用できます。最大10Gbpsの広帯域に対応し、安全性が高い、安定したデータの流通を確保します。

FICはどのような課題に有効なのか?

それでは、FICはビジネスにおけるどのようなシーンで活用できるのでしょうか。いくつかのケースを紹介します。

ケース1:
クラウドへ移行したいが、セキュリティと管理体制が不安

たとえばクラウドへ移行したいけれどセキュリティと管理体制が不安といった場合です。FICであれば、オンプレミスを併用しながら閉域網で複数のクラウドに接続できるため、セキュリティと管理の複雑さを軽減しながら、段階的なクラウド移行が可能です。

ケース2:事業部門のSaaS利用が増えてIGW通信が逼迫している

事業部門のSaaS利用が増えてIGW(インターネットゲートウェイ)通信が逼迫し、業務に支障が出ている場合でも、SaaS向けの通信をFICに集約し閉域網経由で利用することで、IGWの逼迫を緩和し、業務への影響を最小限に抑えることができます。

ケース3:
自宅のインターネットからの接続増加でガバナンスが不安

安全かつ快適なテレワーク環境を確保したいというケースでも、FICを利用すれば、閉域網経由で社内システムや SaaS に接続できるため安心です。従業員の自宅のインターネット環境を対策なく利用するよりも、セキュリティリスクやガバナンス低下のリスクを軽減することができます。

ケース4:データ分析の効率化

「AWSのデータを、リアルタイムにGoogle Cloudで分析してほしい」という場合も、FICはAWS、Azure、Google Cloud などと直結しているため、管理画面から連携環境を容易に構築することができます。これにより、異なるクラウドサービス間でのデータ転送と分析がスムーズになります。

FICは、オンプレミスからクラウドまでオンデマンドで安全性が高く接続できるため、企業がDXを進めるうえで直面しがちな上記の課題に対し最適な解決策を提供することができます。すでにFICを導入し、業務の効率化を進めている企業もあります。ダウンロード資料ではモデルケースごとの解決策を具体的にご紹介しています。ぜひご覧ください。

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