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常時接続できるLTE/5G対応PCとは?
Wi-Fi対応PCとの違いも解説

常時接続できるLTE/5G対応PCとは?<br>Wi-Fi対応PCとの違いも解説

テレワークでインターネット通信がすぐに切れてしまうなど、小さなストレスを抱えていませんか?こうした問題を解決するのがLTE/5G対応パソコンです。

目次

1.テレワーク、ワーケーションなど場所に制約のない働き方が普及

東京都によると、2021年8月の都内企業のテレワーク実施状況は、65.0%という結果になり、前月の61.9%から上昇して過去最高の実施率になりました。2020年12月までは実施率が低下傾向にありましたが、2021年になってから緊急事態宣言が3回断続的に発令されたことにより、再び上昇しています。最初は緊急避難的に導入されたテレワークも、現在では定着しており、オフィスワークと組み合わせてテレワークを継続して取り入れていこうというムードが高まっています。

導入率の遷移
※東京都「テレワーク実施率調査結果」(2021年8月)

また同調査では、テレワークの実施回数が週3日以上の企業は51.6%を占めています。週の半分以上を家で仕事をするということで、環境の良い郊外に転居する人や、観光地やリゾート地で宿泊しながら働くワーケーションを楽しむ人もいます。仕事もしっかりこなしながら、仕事以外の生活も楽しむことを重視するようになったと言えるでしょう。

2.テレワーク、ワーケーションで課題になるインターネット環境

しかし、テレワークやワーケーションで必須の条件となるインターネット環境には、いまだに課題が残されています。厚生労働省が発表した「テレワークを巡る現状について」によると、在宅勤務・テレワーク運用の課題として「自宅にインターネット環境が整備されていない」が大企業で34%、中小企業で36%となっています。スマートフォンの普及により、自宅に固定回線がない世帯が多くなっています。

在宅勤務・テレワーク運用の課題(企業調査)
※厚生労働省「テレワークを巡る現状について」(2020年8月)

またテレワークで不便な点として 「通信費の自己負担が発生」「テレビ通話(Web会議)の質の限界」が挙げられています。

自宅にインターネット環境が整備されていない場合は、自宅に固定回線を引く、またはモバイルWi-Fiを配布するという方法が考えられます。しかし、固定回線は工事が必要なため、インターネットに接続できるまでに時間がかかるだけでなく、毎月の通信費が自己負担になるケースが多いでしょう。モバイルWi-Fiの場合は工事が不要で、自宅だけでなく外出先でも利用できるという利点がありますが、持ち運びの荷物が増えたり、小型であるがゆえに外出時に持ち出し忘れやすいといったデメリットもあります。

自宅に固定回線がある場合でも、Web会議で音声が途切れたり、映像が乱れたりする場合は、自宅の通信環境が安定していない可能性もあります。また、外出先ではWi-Fi環境を探さなければなりません。

3.接続が簡単なLTE/5G対応PCとは

今やテレワークは特別な働き方ではなく、普通の働き方として認識されつつあります。生産性やコミュニケーションを阻害しないためには、テレワークでもオフィスでも同じように快適に仕事ができる環境を整備する必要があります。

自宅にインターネット環境を構築するのにおすすめしたいのが、LTE/5G対応PCです。LTE/5G通信が可能なモジュールを標準搭載しており、工事なしですぐにインターネットに接続できます。インターネットに常時接続されるため、Wi-Fiの設定をしなくてもすぐに仕事を始められるのが魅力です。また、通信傍受が困難なため、セキュリティの観点からも高く評価されています。

最近ではLTEだけでなく、次世代の通信規格である5G対応モデルも登場しています。LTEと比較して5Gは高速・大容量で安定した通信が可能となり、ストレスフリーな作業環境を実現します。5Gは現在対応しているエリアは限られていますが、今後は順次拡大されていきますので、近い将来5Gが主流となることを見据えたモデル選びが今後広がっていくでしょう。

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4.LTE/5G対応パソコンのメリット・デメリットは? Wi-Fiモデルとの比較

従来のWi-Fiでの接続は、無線で接続したWi-Fiアクセスポイントを経由して固定回線に接続します。それに対してLTE/5G通信では、通信業者が独自に構築したキャリア網からインターネットに接続します。

それでは、従来のWi-FiモデルのPCとLTE/5G対応PCのメリット・デメリットを比較してみましょう。

●LTE/5G対応PCのメリット

  • インターネット接続設定に手間取らない
  • 通信傍受が困難なため、セキュリティを評価されている
  • 屋内・屋外とも電波がつながりやすく、接続が安定している

●LTE/5G対応PCのデメリット

  • コストが割高になる場合がある
  • プランによっては、データ通信容量に上限があり、上限を超えると通信速度が制限される
  • 他の機器と一緒に接続できない

●Wi-FiモデルPCのメリット

  • 施設や公共機関が提供するWi-Fiを利用できる
  • 利用できるデータ通信容量に上限がない
  • 他の機器と一緒に接続が可能

●Wi-FiモデルPCのデメリット

  • Wi-Fiは障害物があることで電波が届きにくい場合がある
  • 毎回Wi-Fi接続設定の手間がかかる
  • フリーWi-Fiを利用すると、通信傍受されるリスクがある

5.新たな働き方の恒久化に向けて快適に仕事ができる環境整備を

テレワークについては恒久化を検討している企業も増加しており、今後も働き方の多様化に貢献していくと見られています。快適に仕事を行うためにも、安定したインターネット接続は必須と言えるでしょう。LTE/5G対応PCは、通信に関するさまざまなストレスをなくし、生産性向上やコミュニケーションの活性化を実現します。

ドコモでは、主要メーカーのLTE/5G対応PCを取り揃えており、お客さまの用途に応じて最適な製品をご提案します。また、一括購入、レンタル、リースなど豊富な導入プランもご用意しています。お気軽にご相談ください。

また、2021年4月には、LTE/5G対応PCの市場拡大に向けて、インテル社と連携協定を締結しました。ウィズコロナ、アフターコロナ時代のニューノーマルとして、LTE/5G対応PCが場所にとらわれない働き方の実現に貢献できるよう、力を注いでいきます。

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