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事業継続の生命線、万一の災害に備えて守るべき情報資産とは?

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「情報の視点」から見たBCPとDR

情報を守るという観点で、よく用いられるのが「DR」という言葉です。DRはBCPとのセットで「BCP/DR」と併記されることもよくあります。「DR」はDisaster Recoveryの略であり、いわゆる「災害復旧」です。BCPとの対比でDRP(Disaster Recovery Plan:災害復旧計画)、あるいはDR対策と記載されることもあります。ただしDRは、「災害復旧」全般を指すのではなく、「システム復旧」というIT寄りの意味で使われることが少なくありません。なぜでしょうか?

そもそもBCPという言葉が注目されるようになったのは、ニューヨーク同時多発テロ(2001年9月)や東日本大震災(2011年3月)以降のことです。とはいえ、金融機関や大手メーカーなどでは、基幹系システムの予期せぬ停止やデータ消失に備え、システムの二重化やバックアップシステムの構築といった対策を長年実施してきています。こうした対策を「DR対策」と呼んでいたため、BCPが一般化した今日でも、「システム復旧」という意味合いでDRが使われ続けていると思われます。つまり、「DR対策」や「DRP」は、ITに特化したBCPと考えてもらうのがいいでしょう。

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