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2022.5.17

NTT Comハンドブックシリーズ第3弾!
チームビルディングハンドブックを公開!

コロナ禍においてニューノーマルな働き方が広がる中、リモートワークは世界的にも主流となりました。一方で、リモートワーク下でのコミュニケーションが取りにくいという声や生産性が下がっているという声も聞こえるようになっています。

NTT コミュニケーションズ(以下、NTT Com)では、2020年11月に新しい働き方のプラクティスをまとめた「リモートワークハンドブック」を作成。2021年5月には、新メンバーが素早く組織やチームになじみ成果を出せるように、受け入れるチームメンバーに向けた「オンボーディング ハンドブック」をリリース。そして2022年3月31日、NTT Comハンドブックシリーズの第3弾である「チームビルディング ハンドブック」を作成、公開いたしました。その一部を皆さまに紹介します。

なお、本ハンドブックはNTT Com技術顧問の及川卓也さん、第四ビジネスソリューション部、データプラットフォームサービス部、イノベーションセンター、ヒューマンリソース部(以下、HR)、NTTコムエンジニアリング(以下、NTTコムエンジ)の有志メンバーで制作しています。

チームビルディングおよびチームビルディング ハンドブックとは

「チームビルディング」とは、個人の能力を生かしながら強いチームを構築していくために行われ、チームメンバー一人ひとりが最大限のパフォーマンスを発揮し、同じ思いを共有しながら成果を出せる状態になるための取り組み全般を指します。朝会やランチ会など比較的ラフに参加できるものから、経営シミュレーションゲームなど実際のビジネスを想定したものまで、目的に応じてさまざまな形態のチームビルディングを実施します。世間的にもチームビルディングという言葉が一般化し、NTT Com社内でもチームビルディングについて多くの関心が寄せられています。

今回のハンドブックには、チームビルディングを企画・運営する方やファシリテーターが、より効果的に、よりよいチームビルディングができるよう、リモートかつイベント型のチームビルディングにフォーカスした内容がまとめられています。

チームビルディングに対して寄せられているNTT Comメンバーの声

チームビルディング ハンドブックを作成する道のり

制作のきっかけ

私たち有志メンバーの間には「リモート下でコミュニケーション不足を感じていながらも、チームの成果を最大化するために何をどうすれば良いのか分からない人が多いのではないか?」という課題感がありました。「良いサービスや高い成果は、共に働くメンバー同士が強い信頼関係と目標意識で結びつき、一人ひとりが高いパフォーマンスが出せているチームから生まれる」という共通認識がありつつも、リモートワークが主流となった昨今、対面でのコミュニケーションが減り、チームとしての絆を深める機会が減っていることも事実です。「もし、つながりが希薄化した人や組織を放置したら、この会社はどうなってしまう?」そんな不安がありました。

一方で、きちんとコミュニケーションを取れているチームは、リモート下でも高い成果を出せているはず。「そのノウハウを横展開することで良いチームがどんどん生まれれば、サービスも組織も会社も良くなるかもしれない」という仮説を持っていました。この仮説を検証するため、私たちはまず、ワークコラボレーションレビューを基に昨年9月に全社アンケートを実施。205人が寄せてくださった回答から、「メンバー同士で雑談をしたり、価値観を理解し合う機会を持ったりしているチームは、より高い成果を出している実感がある」という分析結果が出ました。さらに約15人に対してインタビューを行い、定性的なデータも収集して、実際の現場においても私たちと同じ課題感を抱える人たちがいることが明らかになりました。

新しい価値を生み出す要因に関する決定木分析

アンケートやインタビューの結果を受け、私たちは「チームビルディング ハンドブック」制作のモチベーションをますます強めていきました。

「NTTを復活させ、NTTが早く日本と世界を救う姿を見たい。企業を変え、企業として成果を挙げるためには、個人そして組織(チーム)が動くのが必須。そのため、個人とチームをエンパワーするこの活動に貢献したい」(技術顧問 及川さん)

「リモートワークが主流となっている働き方も相まって、チームマネジメントやチームビルディングに悩みを感じているマネージャーの声を多く聞き、何かできないか、力になりたい、と思うようになった。ハンドブックによってノウハウの展開やTipsを提供できれば、現業で忙しくてなかなか考えられていない、と悩む方々の役に立つのではないかと思った」(NTTコムエンジ 佐藤さん)

「チームビルディングを実施する前は、非効率だと分かりながら打破する手段を知らずに一人で闇雲に働いていた。チームの生産性向上のため、マネジメント層はじめとする全社と、過去の私のような人にチームビルディングの重要性が伝わってほしい」(HR安田さん)

チームビルディング ハンドブック制作メンバー

どのようにして作ったの?

本ハンドブックのプロジェクト発足時には、全員でインセプションデッキを作成し、ペルソナやVPC(Value Proposition Canvas)を基にしたブレスト・議論を経て、インタビューを実施。及川さんに伴走支援をしていただきながら、プロダクトマネジメントの手法を取り入れ仮説検証をしながら作成しました。私たちは読者をどんな状態にしたいのか? 読者はどんな情報を求めているのか? という視点に立ち返りながら作成ができたと思っています。

また本ハンドブックでは、「参加者が発言しやすいようにイベント冒頭で今の気持ちを一言話すような“チェックイン”が効果的」としていますが、自分たちが定例会を行う際にも必ず、チェックインをして議題に入っていました。私たち自身がチームビルディングを実施し、その効果を実感しながら作成できたことも非常によかったことの一つです。

<参考文献>

チームビルディングハンドブックの内容を一部シェア

本ハンドブックでは、さまざまなプラクティスを多く解説しております。その中で、「押さえておきたい4か条」を以下にご紹介いたします。

気負いすぎない

初めてチームビルディングを開催する際は、「よし、やってやるぞ!」と気合いが入ります。しかし、チームビルディングは人との関係性が大きく絡むため、最初から思い通りにいかないことが多いです。実施後、チームとして少しでも雰囲気が変化した、気づきがあったなど、目指すチームの姿に近づいたことを実感できれば成功だと思っておくとよいでしょう。

ファシリテーターとして、個々の発言量のバランスに気を配る

参加メンバーによっては、発言量が偏ってしまうケースがあります。発言量は、心理的安全性がとれているかを計る一つの指標になると考えます。自分の立場、役職に関係なく言いたいことが言える、その機会があるということが大切です。そのため、ファシリテーターは参加者を意識的に観察して、発言の少ないメンバーにも発言を促していきましょう。

参加者全員に主体性を持たせる

チームビルディングを自分ごととして捉えてもらい、モチベーションを上げるために、参加者の主体性を高める工夫をします。具体的には次の方法が有効です。

  • 個人ワーク時間を取り入れて、各個人が意見を考える時間を作る
  • ファシリテーターが参加者を指名して話を振り、適度な緊張感を持たせる

話の脱線を楽しむ

会話が盛り上がってくると遠慮や様子見が減り、本質的な話がしやすくなります。脱線や盛り上がりを(ある程度は)止めない、または最初からバッファーを持たせたタイムテーブルにしておくといった工夫が必要です。 企画者が考えていた課題から逸れる場合もあります。自分たちが考えたレールを走らなくても、新しい発見があったと喜びましょう。

社外の方々からの反響

チームビルディング ハンドブックが一般公開されてから、SNSなどで次々と拡散されました。一時はソーシャルブックマークサービス「はてなブックマーク」でトップに掲載され、公式アカウントでも人気エントリーとして紹介されるなど、非常に大きな反響を頂きました。以下、SNS上にあがっているコメントを一部ご紹介いたします。



本ハンドブックは、皆さんに認知され、皆さんがチームビルディングを実践し、効果を実感していただくことで初めて価値が生まれると考えています。まだ事例が少なく不十分な点があり、行動変容を起こすまでには至ってないかもしれません。そのため、読者の皆さんからフィードバックを頂き、一緒にブラッシュアップをして作り上げていけるとうれしいです。

そして、新入社員・新しいメンバーがチームに加わるタイミングに、本ハンドブックを活用しながらチームビルディングを実施していただけると幸いです。

社員メッセンジャー

NTTコミュニケーションズヒューマンリソース部

三村 正法

西日本営業本部にて京滋エリア企業様のアカウントセールスを担当したのち、現在はヒューマンリソース部で全社の人材開発を担当しております。NTT Comが行っている、新たな人材開発における挑戦を皆さんにお届けします。

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