熊本県玉名市さま

「モバイル空間統計」の活用で観光戦略をパワーアップ

モバイル空間統計

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導入前・導入後の比較

導入前の課題 導入後の成果
1 誘致活動のメインターゲットにする国・地域を決めるために、外国人観光客の居住国・地域別の人数などを把握したかった。 1 「モバイル空間統計」を活用して、外国人観光客の情報を把握。メインターゲットをこれから増える余地の大きい台湾と香港に決めた
2 魅力的な旅行プランを立案するために、玉名市に来た外国人観光客がほかにどの観光地を訪れ、どのように移動しているのか把握したかった。 2 「モバイル空間統計」で玉名市に来た外国人観光客の立寄り先や周遊状況を把握。玉名市を九州旅行の中継地点にする旅行プランが立案できた
3 政府が地方創生のために開発した分析システムRESASを利用していたが、玉名市を訪れる外国人観光客の居住国・地域別の人数までは把握できなかった。 3 「モバイル空間統計」は調査エリア粒度を詳細にできるので、玉名市に訪れた外国人観光客の居住国・地域別の人数を把握し、説得力のある誘致活動ができた

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お客さまの声

【導入のきっかけ】
地域産業の活性化のために効率的かつ効果的な外国人観光客誘致を行いたい

熊本県玉名市  市長 藏原 隆浩  氏 玉名市 産業経済部 ふるさとセールス課 和田 耕一 氏 株式会社よかネット (兼 アルパック九州事務所) 原 啓介  氏 株式会社ホテルしらさぎ 総支配人 手島 栄治 氏

玉名市は「活力とにぎわいのある産業のまちづくり」という目標を挙げ、地域産業の活性化をめざしています。観光振興計画もその施策の一環で、玉名市の状況をよく知っている民間コンサルタント会社と協力して、平成26年度から外国人観光客の誘致活動をはじめました。

誘致活動を実施するにあたり、玉名市の地域産業により大きな効果をもたらしたいということで、メインターゲットにする国・地域を決め、魅力的な旅行プランを重点的に提案しようということになりました。そのためには、どこの国・地域から何人来ているのかという情報が必要でしたが、政府が地方創生のために開発した分析システムRESASは国・地域別の人数把握における調査エリア粒度の最小が熊本県全体でしたので、玉名市を訪れる外国人観光客の居住国・地域別の人数までは把握できませんでした。

【導入効果】
外国人観光客の動態情報を参考に旅行プランを立案具体的な情報で誘致活動時の説得力もアップ

外国人観光客の動態情報を参考に旅行プランを立案具体的な情報で誘致活動時の説得力もアップ

「モバイル空間統計」を活用して、2時間以上玉名市に滞在した外国人観光客の居住国・地域別の人数が把握できました。人数が多かったのは中国や韓国でしたが、これから増える余地の大きい台湾と香港に注目しました。台湾や香港の方は一人1回あたりの旅行消費単価が高いということもあり、誘致活動のメインターゲットに決めました。

「モバイル空間統計」では、玉名市に来た外国人観光客がどこに行き、どう移動しているのかも把握できました。その情報を参考に立案したのが玉名市を九州観光の中継地点にする旅行プランです。新幹線で新玉名駅まで来ていただき、その日は玉名市の温泉で宿泊、翌日はフェリーで長崎に移動するプランや在来線で大分に向かうプランです。台湾や香港の旅行会社にそのプランを提案する際、「モバイル空間統計」で把握した外国人観光客の周遊状況を提示しますと、旅行会社の担当者は関心を示してくれます。おかげで、徐々に外国人観光客が増えています。

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導入システム

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導入サービス

モバイル空間統計

ドコモの携帯電話ネットワークの仕組みを利用して作成される、人口統計情報を提供するサービス

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熊本県玉名市さま

業種 公共機関
エリア 九州・沖縄
従業員数 301名~1,000名

事業概要

熊本県北部に位置する玉名市。人口は約67,000人。市内中央を菊池川が流れ、稲作やトマト栽培などが盛んに行われている。また、市内には1300年以上の歴史を誇る玉名温泉や有明海を臨む小天温泉があり、九州のお湯どころとしても知られている。

※ 画面はイメージです。
※ 掲載内容は2022年7月以前の情報です。


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