

2025年8月7日
NTTドコモビジネス株式会社
NTTドコモビジネス、米Gartner®社「Competitive Landscape: NaaS Communications Service Providers」に掲載
~日本国内に本社を置く企業で唯一、NaaS分野の通信事業者の1社として掲載~
NTTドコモビジネス株式会社(旧 NTTコミュニケーションズ株式会社、以下 NTTドコモビジネス)は、Gartner社が発行した「Competitive Landscape: NaaS Communications Service Providers」(以下 本レポート)において、Network as a Service※1(以下 NaaS)分野の世界通信事業者8社のうちの1社として掲載されました。本レポートでは、NTTドコモビジネスが提供する「docomo business RINK®」が紹介されています。
1.Gartnerが示すNaaS市場の主要トレンド(Gartner社 該当レポートより)
- AIと機械学習(ML)のネットワーク運用への統合は、network-as-a-service(NaaS)プラットフォームを変革し、運用コストの削減とダウンタイムの最小化を実現するスマートで柔軟なネットワークを可能にしています。
- ネットワークとセキュリティの統合をsecure access service edge(SASE)を通じて実現することは、ハイブリッドおよびリモートワーク環境における安全で柔軟なアクセスを可能にするため、ますます重要になっています。
- ネットワークサービスにおいて、伝統的な資本支出(capex)モデルから運営支出(opex)モデルへの意味のある需要シフトが起きており、企業はサブスクリプションや使用量ベースの料金体系を通じて財務の柔軟性と拡張性を追求しています。特にハイパースケーラーのクラウド接続においてこの傾向が顕著です。
2.docomo business RINK®の特長
「docomo business RINK®」は、企業のICT環境に必要な多様なセキュリティ機能を統合し、SASEを実現するセキュリティ統合型ネットワークサービスです。ネットワークを柔軟かつ効率的に提供するNaaSとして、お客さま拠点との接続も含めたエンドツーエンドのネットワークがSD化(Software Defined)※2されている点が特長です。
Webポータルからは回線の追加や設定変更が可能で、分単位の課金により、IT設備投資のコストを抑えつつ、必要な機能を必要なタイミングで利用・支払うことができます。働き方の多様化、AI・DXの推進、サイバー攻撃の高度化など、企業の抱えるIT課題に対して、即時かつ柔軟に対応できる仕組みを提供します。
また、オフィスや自宅、店舗など利用環境に応じて選べる、多様なネットワークアクセス(固定回線/モバイル回線など)を備えており、通信帯域をオンデマンドで変更可能です。これにより、AIモデルのトレーニングデータを集中的に使用する業務にも柔軟に対応でき、AI時代に適したネットワーク環境を構築できます。さらに、クラウド型セキュリティ機能や各種クラウドサービスとのダイレクト接続により、安全なデータ流通環境を提供するとともに、AIを活用した運用オペレーションによって、お客さまのICT環境の最適化を実現します。
NTTドコモビジネスは、企業がAIを活用して、生産性の抜本的改善、競争力強化やビジネスモデル変革を進めるAI時代に最適な次世代ICTプラットフォーム(AI-Centric ICTプラットフォーム)構想の実現に向け、今後も「docomo business RINK®」のサービス機能の継続的な拡充を行い、お客さまがAI導入の際に必要とするセキュアで柔軟なICT環境を提供し続けていきます。
Gartner®, Competitive Landscape: NaaS Communications Service Providers, Dennis Stevens et al., 11 July 2025
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「NTTコミュニケーションズ株式会社」は2025年7月1日に社名を「NTTドコモビジネス株式会社」に変更しました。私たちは、企業と地域が持続的に成長できる自律分散型社会を支える「産業・地域DXのプラットフォーマー」として、新たな価値を生み出し、豊かな社会の実現をめざします。
※1:Network as a Service(NaaS)とは、ネットワークや付随するセキュリティ機能等をクラウドサービスのように提供するもので、ユーザーはサブスクリプション型で利用できます。
※2:SD化(Software Defined)とは、ネットワークを仮想化し、高度な柔軟性を実現する技術です。
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2025-R091