1月25日月曜日、「トップリーグ2015-2016 年間表彰式」が行われました。
そして本年度の「ベストフィフティーン」に、FL金正奎選手とNO.8アマナキ・レレイ・マフィ選手が選出されました。シャイニングアークスからは、初の受賞です。
マフィ選手は都合で出席できませんでしたが、金選手が出席して表彰を受けました。
壇上の錚々たる選手たちと並んだ金選手は眩しく、誇りに思えました。
また最終受賞には至りませんでしたが、SOエルトン・ヤンチース選手、CTB石橋拓也選手、FB羽野一志選手もノミネートされました。
チームにとっても励みとなる受賞とノミネート結果になりました。
金正奎選手の受賞後コメント

――まずはベストフィフティーンに選ばれた感想を。
とてもうれしいです。最初に受賞の知らせを受けた時には驚きでいっぱいでした。こういうメンバーの中で選ばれたということは、すごく誇りに思えますし、チームメイトやスタッフの皆さん、そして家族やサポーターの方々に感謝したいです。
――自分のどんなところが評価されたと思いますか。
低くプレーし続けたところや、ひたむきなプレーが高く評価されたのかなと思います。あとはリーダーシップの部分でしょうか。
――フランカーとしては小さな体ですが。
自分のようなサイズの選手でも表彰されたことは、小さな選手代表として、勇気を与えることも少しできたのかなと思います。上のステージでやれるかどうかと、自分の体のサイズで今迷っている学生の選手に向けても、サイズは関係無いということを証明したいですし、そういった選手たちに少しでも勇気を与えられるようなプレーをしていきたいと思っています。身体が小さいことを言い訳にせず、逆に強みと思うことが大切だと考えています。
――どうしてこの小さな体でフランカーのポジションを選びましたか。
自然の流れでそうなっただけで、特に理由はありません。自分にとってフランカーが最高のポジションだという考えに行きついた結果が、このステージに立てている理由だと思います。もし他のポジションをやっていたら、トップリーグという舞台に立てていなかったのかもしれません。
――この体で無理かなと思ったことは。
それは無いです。できないと思った時点で、引退だと思いますので。またできないと考える前に、やるべきことがたくさんありますので。
――昨シーズンは試合に出られないことも多かったのですが、今シーズン変わったことは。
タックルの部分やボール周りの部分でしょうか。あとラグビーに対する考え方であったり、リーダーシップの取り方は大きく変わったと思います。
――シーズンを通して怪我が無かったことも良かったですね。
そこは、丈夫な体に育ててくれた親に感謝ですね。
――来シーズンに向けて。
今シーズン達成できなかったトップ4入りをまずは目標にして、必ず実現しないといけないと思っています。そのためにはどのチームよりも練習しないといけないですし、日々の生活の仕方から見直して、自分たちの目指すラグビーができるように努力していきたいと思っています。
NO.8アマナキ・レレイ・マフィ選手の受賞コメント(※都合により欠席)

今シーズンのトップリーグベストフィフティーンに選ばれたことを光栄に思います。そして、私のラグビー人生の中のハイライトとも言えます。皆さまからはたくさんの応援をいただきました。今シーズンを通しての多大なる皆さまのサポートに感謝いたします。