試合日程・結果 / FIXTURES & RESULTS

2018年8月5日13時00分 KICK OFF練習試合

NTTコミュニケーションズシャイニングアークスNTTコミュニケーションズシャイニングアークス

vs

ヤマハ発動機ジュビロヤマハ発動機ジュビロ

57vs45

1本目31 - 21

2本目14 - 14

3本目12 - 10

昨季4強の一角・ヤマハ発動機に一度もリード許さず!
夏季キャンプ最終戦で成長見せた!

試合写真

快心のゲームに試合後、多くの選手、スタッフが充実した表情を浮かべていました。

北海道・津別町で夏季キャンプを行っていたNTTコミュニケーションズ シャイニングアークス(以下アークス)。

8月5日(日)は、北海道・北見市の東陵公園球技場で、ヤマハ発動機ジュビロ(以下ヤマハ発動機)と練習試合を行いました。

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この日は厳しい日射しの照りつける好天。しかし木陰に入ると過ごしやすく、会場には多くの家族連れの姿も見られました。

アークスは7月30日、キャンプ地である津別町で近鉄ライナーズと練習試合をしており、97-28(40分間×3本)と圧倒。

迎えたヤマハ発動機戦は、夏季キャンプでの最終試合。良い雰囲気でキャンプを締めくくりたいところでした。

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この日の試合形式は40分×3本。

通常、トップリーグ公式戦での試合登録メンバーは23人(先発15人、リザーブ8人)ですが、練習試合ではお互いの合意のもと、両軍が23人を上回る多くの選手を出場させる場合があります。

この日も1本目、2本目、3本目でお互いに多くの選手が出場。8月31日開幕のトップリーグへ向けて経験を上積みしました。

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対戦相手のヤマハ発動機は、昨シーズンのトップリーグ4強の一角です。

昨シーズンは3位(アークスは9位)。スクラムに強烈なこだわりを持つことで知られています。

昨季トップリーグでの対戦で、アークスは10-36で敗戦。

この日の1本目には、その試合に出場していたヤマハ発動機のFW第1列(PR山本幸輝選手、HO日野剛志選手、PR伊藤平一郎選手)という日本代表経験者が出場。

さらにヤマハ発動機は、NO8堀江恭佑キャプテン、FB五郎丸歩選手も登場させるなど、一本目はトップリーグを意識した布陣。

そして午後1時、アークスボールのキックオフで、注目の練習試合が始まりました。

(アークスのヤマハ発動機戦メンバーはこちら!)

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先制トライは、なんと開始直後の1分。

キックオフボールを確保したアークス。鋭く左右にボールを振ると、3年目のCTBシェーン・ゲイツが突破。

ボールを受けたのは、7人制代表として2016年リオ五輪を経験しているWTB羽野一志。そのまま快足を飛ばし、WTB羽野が左隅にトライ! 

ゴールは不成功も、幸先良く5点を先制します。

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ここからアークス陣内でヤマハ発動機が攻勢。

しかしアークスは粘り強いディフェンスと、日本代表を経験しているSO小倉順平のキックなどで、敵陣を目指します。

すると10分、アークスはキックカウンターからボールを継続。

ここでチーム7年目のベテラン、FBブラッキン・カラウリアヘンリーが、無人エリアへ絶妙なキック。

相手インゴールに転がったCTBゲイツが身体で押さえ、アークスが2連続トライ!SO小倉が角度のあるゴールキックも成功させ、12-0とリードを広げます。

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競技場のある北見市は、ヤマハ発動機の長年のキャンプ地。

負けられないヤマハ発動機は14分、アークス陣内でフォワードが攻勢をかけ、最後はバックスで取りきり右中間にトライ(ゴール)。スコアは12-7となります。

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ここでこの日最初のスクラムがやってきました。

アークスはフォワード8人が強力な塊となり、ヤマハ発動機のスクラムを相手に引かず。

良い雰囲気のなか、迎えたラインアウトからの攻撃。

ここで圧倒的なスピードを持つSH光井勇人が、相手の隙を突いてラインブレイク。フォローしていたルーキーのWTB池田悠希がトライ(ゴール)を挙げ、スコアは19-7に!

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負けられないヤマハ発動機は、24分にアークスのミスを突いて左隅にチーム2トライ目。19-14

しかしアークスの集中力は高く、その2分後、こぼれ球を北九州出身(小倉高)のCTB石橋拓也が確保。

フォローしていた東海大卒のルーキーWTB池田がボールを受け、右スミにトライ!すぐに引き離します。ゴール×24-14

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ところが、4強の意地もあるヤマハ発動機は37分、モール攻撃からトライ(ゴール)。

取られては取り返す、一進一退の展開で、スコアは24-19に。

ただトドメの一撃を放ったのはアークス。

39分、こぼれ球を確保し、FBカラウリアヘンリーが力強いハンドオフなどでエリア中央を突破。

掴まれながらも、決定打となるトライ(ゴール成功)を挙げ、1本目は31-21で勝利!スクラム戦でも奮闘するなど手応えを掴みました。

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続く2本目も先制トライはアークスでした。

ボールを確保したアークスは3分、フォワードの強力なボールキャリーと、ダミープレーを交えた素早い展開ラグビーで、ヤマハ発動機を翻弄。

素晴らしいテンポで、首の怪我を克服したLO中島進護、昨シーズン全試合出場のHO三浦嶺らがゲインを重ねます。

そして最後は、元キャプテンで今季からプレイヤー兼コーチとしての経験を積んでいるSO友井川拓が、ゴールポスト左にトライ!(ゴール成功)

素晴らしいスタートで38-21(7-0)とします。

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FW第1列を入れ替えるなどフレッシュなメンバーを2本目に投入したヤマハ発動機は、ここから攻勢。

8分には相手バックス選手が抜け出して失トライ(ゴール)。

アークスは金正奎キャプテンが十八番のジャッカル(密集戦でボールを奪い取るプレー)、SH光井の好タッチキックなどで陣地を挽回する場面もありましたが、自陣でガマンの場面が続きます。

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すると33分にはトライを許して、アークスのリードは5点差(38-33)。

しかしこの日のアークスは取られても引き離しました。

スクラムのこぼれ球をキックされ、一度は自陣へ戻ったアークス。

ところが相手が勢いづいたところで、強い足腰で確実にゲインするWTB小泉将が、会場をドッと沸かせるインターセプト!

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アークスはWTB小泉のインターセプトから敵陣で攻勢。

相手ゴール前ラインアウトから波状攻撃を仕掛け、最後は右サイドでライン突破の名手・CTB石橋がトライ!

今月新加入が発表された南アフリカ出身のスピードスター、FBガース・エイプリルのゴールキックも成功。

2本目のスコアは、お互いに2トライ2ゴールを追加し、スコアは45-35。

厳しい時間帯がありながらも最後はトライを取り、地力を見せました。

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アークスの充実ぶりは、3本目のスコアにも表れました。

序盤は自陣でのディフェンス時間が増えたアークス。

1本目、2本目の鬱憤を晴らすようなヤマハ発動機のアタックが続きますが、アークスも粘り強くディフェンス。

しかし5、8分と連続トライを奪われ、スコアはこの日初めて同点(45-45)となります。

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プレー時間の長い時間帯もあり、お互いに息の上がる厳しい展開に。

しかしここでアークスのアタックが閃き、自陣でボールを受けたタックラー・FL栗原大介の内返しのパスから、帝京大出身のFB小野寛智がラインブレイク。

フォローしていた2年目のSH湯本睦が快足を飛ばし、左中間にトライ!ゴール失敗もふたたび5点のリード(50-45)を得ます。

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給水を入れ、サイドチェンジして試合再開。

すると24分、相手ゴール前での相手ボールラインアウト。ここで、密集でボールを奪取し、昨シーズンはルーキーながら全試合出場だったLO牧野内翔馬がインゴールへ。

敵チームも驚くトライ。近畿大主将だったルーキー・SO喜連航平のゴールキックも成功で、スコアは57-45に。

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その後、アークスは敵陣でアタックを続けますが、ヤマハ発動機もラックでボールを奪取するなど、好守で応戦。

しかしヤマハ発動機はスコアを加えることができず。

こだわりを持つスクラム戦でも、アークスは一進一退がありつつもFW第1列(PR楢山直幸、HO白隆尚、PR平井将太郎)を中心に対抗します。

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新加入(追加)のHOアレックス・マフィ、LOロバート・クルーガー、FBガース・エイプリルの3選手も出場した40分×3本は、最終スコアで57-45。

多くのメンバーを入れ替えながら、一度もリードを許さない展開。チームの総合力を見せつけ、夏季キャンプを見事に締めくくりました。

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試合後、選手・スタッフで円陣を組んだアークスメンバーは、充実の表情。新加入の外国人選手がダンスを披露する場面もあり、終始和やか。

円陣は最高の雰囲気で締めくくられ、最後はポール下で、チーム全員で記念撮影を行いました。

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PR庵奥翔太選手の声

庵奥翔太選手

――1本目に最前線でスクラムを組むPR(プロップ)で出場しました。きょうの試合を振り返ってください。

ニュージーランド留学から帰ってきて、初めての試合でした。やっぱり良いチームだなとあらためて感じることができて、ラグビーをやっていて楽しかったです。

――どの瞬間に楽しいと感じましたか?

1秒1秒が楽しかったです。本当にファミリー、家族という感じでした。

試合中につらいときはもちろんあるのですが、みんなでそこをカバーして、みんなで勝ち取った勝利だと思っています。

――良いスクラムが多くあったように見えました。きょうのヤマハ発動機とのスクラム戦を振り返ってください。

スクラムだけのためにニュージーランドに行って鍛えていた、といっても過言ではないくらいでした。

去年のヤマハ発動機との試合は、向こうはスクラムで押したメンバーで、こちらは押されたメンバーでした。

課題は本当にまだまだいっぱいあって、最後に一本ペナルティも取られてしまいました。まだまだこれからです。

LO中島進護選手の声

中島進護選手

――1本目にフォワードのLO(ロック)で先発出場しました。きょうの試合を振り返ってください。

首を手術して(今シーズンは)怪我明けでした。トップリーグに向けて、ずっとチームが同じ方向を向いてやってきたので、それがゲームにも出たのかなと思います。

――現在の首の状況はいかがでしょうか?

5月に復帰しました。全然問題ありません!

――きょうのご自身のプレーについてはいかがですか?

去年は1年間、怪我で棒に振ってしまいましたが、今年は少しずつ体重も上がって、自分自身をしっかりコントロールできています。今年は調子が良いのでいけるかなと思っています。

――ファンの皆さまへメッセージをお願いします。

いつも応援してくださってありがとうございます。今シーズン試合に出たら、自分らしいプレーを出して、頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします!

HO白隆尚選手の声

白隆尚選手

――スクラムを最前線で組むフッカーですが、やはりスクラムにこだわるヤマハ発動機は、意識する相手でしたか?

去年の公式戦でもやられてしまっているので、譲れないところはありました。コントロールされている部分もあったので、そこはこれから乗り越えていきたいと思います。

――白選手が出場した3本目のスクラム戦は、良い結果で終わったように感じました。

そうですね。最後は良い形で終われました。練習していることがベーシックな部分で出ていると思います。

ただマイボールのスクラムにこだわっているのですが、反則を取られた場面もありました。しっかりドミネート(支配、制圧)すればそういうこともなるくなるので、そこは反省したいと思います。

それ以外は、2本目も3本目も練習していることが出ていると思います。スコアにも出ているし、スクラムにも出ています。

――きょうは快心のゲームという感触でしょうか?

やろうとしていることがしっかり出ています。ポジティブな結果だと思います。ぜひシーズンを楽しみにしていてください。

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*試合写真は、公式facebookページにも多数掲載しています。