Select Language : English 日本語

南北アメリカ

ブラジル: English / 日本語 / Português do Brasil
アメリカ: English

ヨーロッパ、中東、アフリカ(EMEA)

EMEA:
(ベルギー, フランス, ドイツ, オランダ, スペイン, アラブ首長国連邦, イギリス)
English / 日本語 / Español / Deutsch / Français
ロシア: English / 日本語 / русский

アジアパシフィック

日本(法人のお客さま): English / 日本語
日本(個人のお客さま): English / 日本語
オーストラリア(NTT Com ICT Solutions): English
中国本土: English / 日本語 / 簡體中文
香港/マカオ: English / 日本語 / 繁体中文 / 簡體中文
インド: English / 日本語
インドネシア: English
韓国: English / 日本語 / 한국어
マレーシア: English
フィリピン(DTSI): English
シンガポール: English / 日本語
台湾: English / 日本語 / 繁体中文
タイ: English / 日本語
ベトナム: English / 日本語

ニュース

2008-R054
平成20年10月9日

携帯電話へ各種ポイントカード、会員証を大量かつ簡単に集約するシステム
「ぎゃざポ(仮称)」の開発および共同実証実験の検討開始について

NTTコミュニケーションズ株式会社(以下 NTT Com) は、携帯電話に各種ポイントカードや会員証を集約するシステム「ぎゃざポ」を開発しました。

それに伴い、平成21年2月の実証実験開始を目途に、株式会社ビックカメラ(代表取締役社長:宮嶋 宏幸)、株式会社ノジマ(代表取締役社長:野島 廣司)、および株式会社ランシステム(スペースクリエイト自遊空間 代表取締役社長:山本 実)と共同で、「ぎゃざポ」の実証実験について検討を開始します。 

また、実証実験にあわせて、「ぎゃざポ」に対応するリーダー/ライターを複数企業と共同で開発する予定です。

1.システム開発の背景

ポイントカードや会員証を利用するお客さまより、店舗ごとにカードを所有しなければならず財布へ収納できないケースもあり、使いたい時に使えないという問題点が指摘されています。

また、店舗にとっても、せっかく発行したポイントカードを紛失されたり、持ち歩いてもらえないなど、有効活用されていないことが課題になっており、さらにはポリエステル(PET)カードを大量に消費することで環境への悪影響も考えられます。

このようなことから、PETカードを発行せずに、ポイントカードや会員証を常に持ち歩ける技術が求められておりました。

2.システムの概要(別紙1参照)

「ぎゃざポ」では、NTT Comが開発したアプリケーション技術「Key-Shuttle」(国内・国際特許出願済み)を利用して、携帯電話に各種ポイントカードおよび会員証を安全かつ効率的に収容することが可能です。

本システムによる会員証は、携帯電話に簡単に登録できる一方、偽造・変造などが困難なため既存のポイントカード、会員証の代替として安心して利用できます。

一度携帯電話へ「Key-Shuttle」アプリをダウンロードすれば、専用のリーダー/ライターへかざすだけで携帯電話の中にポイントや会員証情報を保存できます。従来のように、店舗毎にアプリケーションをダウンロードする必要はありません。

<店舗での利用方法>(別紙2参照)

(1) 既存リライト式カードリーダー/ライターとの併用利用

現在PETカード用リライト式カードリーダー/ライターをお使いの店舗でも、「ぎゃざポ」との併用利用ができます。 

「ぎゃざポ」専用リーダー/ライターをPOS端末に直接接続、またはリライト式と両方を接続できる分配器へ接続し、携帯電話をかざすことでポイントカード・会員証の情報を携帯電話に蓄積・照会・上書きが可能です。 

今後、PETカードと、「ぎゃざポ」の両方を使えるリーダー/ライターも開発する予定です。

(2) バーコード式

バーコード情報登録用パソコンと「ぎゃざポ」専用リーダーが必要です。

「ぎゃざポ」を利用する際は携帯電話をリーダーにかざして、バーコード画像を携帯電話の液晶画面または「ぎゃざポ」専用リーダーに表示させます。

表示されたいずれかのバーコード画像を、POS端末のバーコードリーダーで読み取るとることで、バーコードを印刷したカードを利用するのと同じ運用が可能になります。

3.「ぎゃざポ」の特長

・専用のリーダー/ライターに携帯電話をかざすだけで、1台の携帯電話へ多数のポイントカードや会員証(顔写真などの画像情報も登録可能)を集約できます(約100枚以上)
・リライト式カードを利用している店舗の場合、分配器を利用することにより既存システムをそのまま利用して「ぎゃざポ」に対応することが可能です。また、バーコード式カードを利用している店舗であれば、既存システム(管理サーバー、POS端末など)へ全く手を加えずに、「ぎゃざポ」に対応出来ます。
・今回の実証実験では、「ぎゃざポ」システム新規登録時にユーザー情報を登録していただきます。各店舗で個人情報を把握していなくても、「ぎゃざポ」システムセンターが店舗に代わってeメールやダイレクトメールを送ることが出来、店舗の売上げ増加に貢献します。

4.実証実験について

(1) 実施概要(別紙3参照)

本実証実験は「ぎゃざポ」活用により、店頭でのポイント対応に関連する稼動の変化や、集客効果などを測定し、商用化を目指して実施します。

(2) システム設置店舗

・株式会社ビックカメラ 有楽町店

・株式会社ノジマ トレッサ横浜店

・株式会社ランシステム スペースクリエイト自遊空間 BIGBOX高田馬場店

(3) 対応機種

実証実験で利用可能な携帯電話の機種は以下を予定しております。 

NTTドコモ:

N903i, F903i, D903i, D903iTV

N904i ,F904i, D904i

N905i, N905iμ,P905i, F905i, D905i, SH905i, P905iTV, SH905iTV

N906i, N906iμ, P906i, F906i, SH906i, SH906iTV

F703i

F704i, D704i

N705i, N705iμ, P705i, P705iμ, P705CL, F705i, D705i, SO705i

N706i, N706ie, P706ie, P706iμ,F706i

NTTドコモ以外のキャリアなどへの対応に関しましては、今後検討予定です。

(4) 実験実施期間

平成21年2月~6月(予定)

5.今後の予定

実証実験の終了後、その結果をふまえて商用化について検討予定です。

また、「ぎゃざポ」のポイントカード、会員証以外の分野への応用についても検討してまいります。

6.その他

「ぎゃざポ」を下記のイベントにて展示します。各イベントの詳細や参加申込みについては公式Webサイトをご覧ください。

平成20年10月30日(木)、31日(金)

NTT Communications Forum 2008(東京・帝国ホテル)

URL: http://www.ntt.com/forum/

*:リライト式カード

リライト式カードとは表面の印字を書き換えることが可能なカードです。ポイント残高を表示するポイントカードとして活用されている他、次回の予約日時を印字することで、病院の診察券などにも利用されています。

<本件に関するお問い合わせ先>





このページのトップへ