A社(金融)
お客さまが持たれている課題
顧客情報など非常に機密性の高い情報を取り扱うため、システムにおける情報セキュリティ確保は最重要課題です。特に業務端末を保護するエンドポイントセキュリティの担保は、必要不可欠でした。
従来製品は、動作が重いことが大きな問題で、スキャンにも長時間かかるため、フルスキャンをスケジュールしてしまうと、ユーザーの業務が停止してしまう状況が発生します。また、ウイルス定義ファイルの更新が集中してネットワーク負荷が高まり、逼迫した状態になることも考えられました。
サービス導入
ウイルス定義ファイルの更新が不要である点、オフライン時の保護される点など、軽さやツールとしての使い勝手の良さを実感できます。クライアントに与える負荷を低く抑え、ウイルス定義ファイルの更新における手間やネットワーク負荷の低減が可能になりました。
導入後の効果
ネガティブな反応はなくフルスキャンを行ってもPCのパフォーマンスが落ちないので今では毎日、始業時間前にスキャンをかけるようになったとのこと。セキュリティという視点で考えれば、より望ましい状況になりました。
- ●
- スキャン時におけるクライアントへの負荷がほとんどない
- ●
- 軽さを実現の上、以前と比較してもセキュリティレベルが落ちない
- ●
- 管理サーバーの設定、ウイルス定義ファイルの更新作業などが不要
- ●
- オンライン/オフライン双方でのエンドポイント保護が可能
- ●
- 使用リソースが少ないため、今後の仮想化環境移行にも有効
- ●
- 既存のセキュリティ製品との共存ができるため、評価プロセスの実施が非常に容易
B社(コンサルティング)
お客さまが持たれている課題
業務に必要な端末を確実に保護するエンドポイントセキュリティの課題があり、社外業務が多いと、社員個人が持つ端末のセキュリティも確保することが難しい状況でした。
お客さま先などで、会社で用意したVPNに繋がない社員も存在し、各エンドポイントのセキュリティステータスの管理やプッシュインストールができず、集中管理ができない状況で、定義ファイルのダウンロードやスキャンなど、アンチウイルスソフトがもたらす動作負荷により、既存のアプリケーションの動作に影響を与えることが課題となっていました。
サービス導入
VPNを必要とせずクラウドベースでリモート管理でき、クライアントやネットワークへの負荷を低減できるセキュリティソフトウェアとして導入。既存のアンチウイルスソフトをアンインストールせずに稼動できるということが大きな特長のひとつで、高速かつ軽量なため、インストール作業が楽で、定義ファイルの更新が不要であり、フルスキャンが早いなどクライアント環境にほとんど影響を与えない“サイレント”保護を実現しました。
導入後の効果
現場からは苦情や不満の声はなく、クラウドのビッグデータを活用し、負荷を与えない迅速な脅威検出を実現しました。
- ●
- クラウドベースの管理
- ●
- ウイルス定義ファイルの更新不要
- ●
- 高速なフルスキャンによる脅威検出
- ●
- グレー判定による監視機能
C社(ビルメンテナンス)
お客さまが持たれている課題
ITサービス構築を含むビル支援に関わる業務では、お客さま先に常駐して業務を行うため、そこで使用するPC端末には万全なセキュリティ対策が必要でした。
まずインストールに時間がかかること。社内で使用しているPCのスペックが低いこともあり、スケジュールスキャンを始めると業務を停止しなければならず、定期的なスケジュールスキャンを実施していない状況で、十分な対策ができておらず、お客さまの信用にもかかわるため、セキュリティには万全を期す必要がありました。
サービス導入
マイセキュア ビジネスを従来製品と比較しながら共存させることができる点において、非常に有意義な検証ができました。お客さまの各施設にバラバラに置かれたPCに順次導入を進めています。今後はマイセキュアビジネスのクラウドコンソールで一元管理をしていく予定です。
導入後の効果
インストールが非常に高速だったことに加え、使用されるPCのリソースが非常に小さかった点もポイントです。バックグラウンドで動くサービスなので、社員から特別大きな評価があったわけではありませんが、意識されずに問題がないのがなによりの効果だと思います。
- ●
- わずか数秒の超高速インストールによる展開作業効率の向上
- ●
- 高速なフルスキャンによるパフォーマンスへの影響が軽減
- ●
- システム遅延やパフォーマンス低下の軽減
D社(アウトソーシング)
お客さまが持たれている課題
取引先には金融機関が多く、しかもその多くがグローバルにビジネスを展開しています。そのため、個人情報の管理などセキュリティ意識がとても高いといえます。そんな顧客からBPOとして仕事を引き受けるわけですから、最低限でも委託元と同等レベルのセキュリティは確保していなければなりません。ハイレベルなセキュリティをグローバルで一律に実現を求める一方で、他社製のセキュリティソフトウェアを利用していたのですが、挙動が不安定だったり管理コンソールが使いにくかったりなど、問題を抱えていました。
サービス導入
拠点や端末の数が多いことから、管理者が直接拠点に足を運んで管理することは非効率であると判断し、リモートでの一元管理による管理体制を確立することにしました。リプレースは、部署ごとに一部導入してみて、問題がなければ入れ替えるといった形で進め、最終的にすべてがマイセキュア ビジネスに入れ替わりました。
導入後の効果
管理上の負荷が激減しただけでなく、エンドユー ザーにとっても、フルスキャン時のPCの待ち時間が大幅に減少 し、業務への支障を払拭できました。またクラウドのメリットとして、グローバルで一律のレベルのセキュリティサービスを提供できました。
- ●
- マルチリンガル対応
- ●
- 挙動安定と管理コンソール操作性向上により、管理上の負荷軽減
- ●
- エンドユーザーは、フルスキャン時のPC待ち時間が大幅に減少
- ●
- 既存インフラに依存しないグローバル環境統一