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安全安心ソリューション

人為災害対策におけるさまざまな課題に対し、ヒヤリハットや人・環境・設備などのリスク関連データを自動で収集・統合分析することで、これまで気が付かなかったリスク要因の発見や、リスク傾向に事前に気が付き、対策が打てるようになります。

データ分析により、労災のリスクを可視化します。

作業者、設備、ヒヤリハット記録などのデータを収集・統合分析することで、工場内における人為災害の元となりうるリスクを可視化します。また、分析・可視化だけでなく、工場内の設備管理・制御や、作業者一人ひとりの作業支援まで一貫して安全対策をサポートします。分析に活用するデータや分析内容はお客さまの課題やご要望に応じてカスタマイズが可能です。

労災対策で、こんなお悩みありませんか?

  • そもそもどこに危険があるのか予測できないので対策も打てない…
  • 事故記録やヒヤリハットは作成しているが、紙に記録して各拠点で保管しているため十分に活用できず、同じような災害が繰り返し起こる…
  • 作業者への安全教育の効果は一時的で、不安全行動が減らない…

そのお悩み、安全安心ソリューションで解決します!

労災リスクの事前把握

作業者や設備、ヒヤリハットなどから傾向を分析し、どこに危険や労災のリスクがあるのかを可視化します。傾向をふまえた対策により事故を未然に防ぐことができ、事故後の対応にかかるさまざまなコストも削減できます。

事故記録やヒヤリハットの活用

事故記録やヒヤリハットが紙で保存されている場合は、手書き文字を読み取ってデータ化するステップからご支援します。さらに、データを各拠点で保管するだけではなく、全拠点横通しで活用、展開できるようサポートします。

作業員の危険感知力強化

日々の業務の中でも継続して緊張感を保つことができる遠隔支援や作業支援ツールをご紹介しています。作業者のスキルやノウハウの有無にかかわらず、全作業員が安全で効率の良い作業を行うことができ、安全対策と生産性向上を同時に実現します。

特長/メリット

ポイント1
オープンデータも含めた分析で、幅広いリスクを事前に把握

安全安心ソリューションでは、お客さまがお持ちのデータだけでなく、オープンデータも分析に活用しています。より多くのケースを分析の対象とすることで、これまで気が付かなかったリスクまで幅広く把握できます。分析に活用するデータの選択はお客さまのご要件や課題に応じてカスタマイズが可能です。

ポイント2
データ収集も、ユーザーご自身での手配が不要

安全安心ソリューションでは、分析機能のご提供だけでなく、IoTセンサーなどのデータ収集ツールもご用意しています。データを集める準備段階から、分析、可視化まで弊社ワンストップでの提供により、全体最適な実装が可能です。

ポイント3
スモールスタートで、効果を実感しながら導入が可能

安全安心ソリューションでは、まずはスモールスタートを実施し、効果を検証して頂いてから導入することが可能です。例えば一部の拠点で、すでに収集されているデータでは何ができるのか、小規模での分析を行います。さらにニーズに応じて分析の内容や対象を徐々に拡大することで、必要最低限のデータ収集でコストもカットできます。

製造業の労災対策における課題と本ソリューション効果

労災を低減・ゼロ化するには、リスクの把握、危険源の特定や過去事例の活用、作業員の危険感知力強化などさまざまな課題があり、本ソリューションではその一つひとつに対して解決策をご用意しております。

課題 解決策 導入効果
1

労災リスクの事前把握

工場設備の老朽化、高付加価値製品生産へのシフトによる工場運転の高度化の中で、事前に労災リスクの把握や危険源の特定をすることは困難になっています。

ダッシュボードでの
リスクスコア表示・アラート通知
  • 危険度に応じた事前の対策
  • アラート・自動機械制御によるリスク見落としの防止
設備・機械の自動制御
2

事故記録やヒヤリハットの活用

労災対策にはヒヤリハットなどの過去事例の活用が重要ですが、紙で記録・保管され、十分な分析や対策、活用ができていないケースが多くあります。また、拠点ごとにフォーマットや管理方法が異なっている場合、全社を通した対策実施が難しくなります。

紙データのデジタル化
  • 集計や分析にかかる負荷の軽減
  • 全社での迅速な展開・活用
全社統合安全データベースの構築
3

作業員の危険感知力強化

人手不足により技術継承が不十分なまま、ベテラン層が退職し、未熟練作業者が増加しています。さらに、作業者の高齢化や外国人労働者の雇用が進む中で、危険予知力が高く安全行動を守る人材の育成は急務です。

AIによる教育支援
  • 人材育成における人手不足の解消
  • 熟練度問わずスムーズかつ安全な作業
スマートデバイスを用いた作業支援

ダッシュボードイメージ

作業者、設備、ヒヤリハット記録などからデータを収集・統合分析し、工場内におけるリスクをスコアとしてダッシュボード上に表示します。さらに、リアルタイムで危険が検知された場合はアラートを発出し、事故を未然に防ぎます。

例:カメラによる異常検知アラート

運搬車や工場内の定位置に設置したカメラから取得した画像を、AIにより解析をすることで異常検知を行います。異常を検知した際はダッシュボードでの通知、管理者や作業者へのアラートを発出します。これまで見逃していた重大事故につながる事象の検知、注意喚起を行うことができ、さらにコストがかさんでいた工場内の目視巡回業務の削減も可能です。

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設備・機械の自動制御

各種センサーからデータを収集し、AIで最適なシナリオやスケジュールを算出することで、空調や機械を自動で調節・制御します。

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紙データのデジタル化

AI-OCRツールにより、紙で蓄積されたヒヤリハットや事故記録などのデータをデジタル化します。さらにRPAと連携し、PDFデータのAI-OCRへの投入、読み取り結果の他システムへの投入など、周辺業務を自動化することが可能です。

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全社統合安全管理データベースの構築

全社でのノウハウ共有や安全対策の検討・実行が早期に実現可能な、統合プラットフォームを提供します。拠点ごとのプロセスやフォーマットの違いを吸収し、リスクをリアルタイムに可視化することで、手を打つべき重篤なリスクへの対策や全社に展開すべき情報が早期に確認でき、また適切な形で拠点に展開が可能です。安全対策稼働を削減するともに、適切な安全対策の実行が可能になります。

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AIによる教育支援

作業姿勢を見える化することで教育支援を行います。モデルとなる姿勢の画像/映像との比較によるセルフチェックに加え、AIによる骨格推定を用いた姿勢の分析が可能です。これにより、例えばヒヤリハットが多い新人とヒヤリハットの少ないベテラン社員の姿勢の比較が可能となり、客観的なフィードバックを得ることができます。

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スマートデバイスを用いた作業支援

スマートフォンやタブレットなどの作業者が携帯するデバイスを通して、マニュアルの配信や遠隔支援が可能です。作業マニュアルや作業動画は、作業支援データとして一括統合管理することで、必要な時に必要なものを取り出すことができるようになります。

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ユースケース

災害データベースやリスクアセスメントなどのオープンデータと、お客さま個別のバイタルデータや位置データなどを分析し、ある製造業の現場におけるリスクを可視化しました。

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