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2014年ダイアログ

私たちは、さまざまなステークホルダーとの対話の機会を設け、コミュニケーションを深めるべくダイアログを実施しています。
・ダイアログ一覧はこちらをご覧ください。

ダイアログ

グローバル人材育成を推進し、
キャリア形成支援と事業を通じた社会貢献を強化する

株式会社クレイグ・コンサルティング 代表取締役 小河 光生/エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 常務取締役 CSR委員長 森 清
第一部

現場のプロフェッショナルとして、
グローバル人材の育成をめざしたキャリア形成を
推進しています。

NTTコミュニケーションズグループがグローバル人材育成の要とする「海外トレイニープログラム」。この制度を利用した海外経験者たちは何を得たのか?今 後のキャリア形成にどう活かすのか? 株式会社クレイグ・コンサルティング代表取締役小河光生氏と海外トレイニーを経験した2人の若手社員、CSR委員長の森常務取締役とで意見交換を行いまし た。

小河:
NTTコミュニケーションズグループでは、“Global One Team”をキーメッセージとして、グループ各社が一体となってグローバル人材の育成を推進していると伺っています。本日は、その代表的な施策である「海外トレイニープログラム」により、実際に海外に赴任された若手社員の方々に集まっていただきましたので、まずは、それぞれの体験談を伺いたいと思います。
一色 紗智
一色:
私はNTTシンガポールで新しく立ち上げたセキュリティサービスについて、現地でのサービス展開に向けた準備を担当しました。まずは営業部やエンジニア、オペレーション窓口など、現地の関係部署に新サービスの価値を理解してもらう必要があり、その一環として、営業担当者向けの勉強会を企画し、自分が講師を務める機会がありました。
シンガポールは転職が盛んなため、自社サービスに対しても第三者的な目線をもっている方が多く、競合する現地サービスとの差異や、日本企業が現地でセキュリティサービスを展開する意義などを厳しく問われました。うまく納得していただけるような説明ができず、開発者からの受け売りの情報だけではなく、自分で調べて、自分でしっかりと考えてなければ、現場の人には納得してもらえないということに気づかされました。
小河:
なるほど。海外勤務といえば語学力が問われるという印象がありますが、それだけではないコミュニケーションの難しさがあるということですね。
一色:
はい。もともと私が海外トレイニーを希望したのは、配属された部署がグローバルなチームで、日常的に英語でコミュニケーションをするような環境でしたので、「英語を身につけなければ」という危機感を感じたからでした。ですが、実際に海外での経験を通じて、語学やコミュニケーションスキルの重要性を再認識する一方で、現地の方々の気持ちや価値観を理解することが不可欠だと痛感しました。これは、社内の現地スタッフだけでなく、お客さまに対しても当てはまりますので、今後は立場や価値観の異なる方にも、弊社サービスの価値を正しく伝えていけるようになりたいと思っています。

 

森本 將太
森本:
私はNTTヨーロッパでクラウドサービスのコントローラー部分の開発を担当しました。約40人のイギリス人に対し、日本人赴任者は2人だけという環境でしたので、チームのコミュニケーションはすべて英語でした。また、日本では意思決定に際して会議を開いたりしますが、現地では必要な時にアドホックに意見が交わされるため、技術的なバックグラウンドもさることながら、議論に対する“瞬発力”も求められました。
マネージャー陣も現場の意見を尊重していて、たとえばマネージャーに「これは間に合うのか」と聞かれ、自分が「イエス」といったら、それが決定事項になるになるなど、個人の裁量が大きかったように思います。
小河:
なるほど。そうした海外ならではの「現場主義」は、今後、貴社の事業がグローバル化するなかで有効に活用できるのでは?
森本:
そうですね。帰国後は日本とインド、アメリカ、イギリスの混成チームで次世代クラウドの開発に取り組んでいますが、日本のエンジニアが初めて海外エンジニアと一緒に開発する場合、「この手続きは踏まなくていいのか」など日本との違いに面食らうところがあるので、自分が両者の架け橋になれればと思っています。
小河:
皆さん、非常に逞しい経験をされてきたようですが、森常務からご感想やアドバイスをいただければと思います。
森:
皆さんが世界各地でいろいろな苦労を経験されたことに、敬意を表したいと思います。現在も多くの方が皆さんと同様に海外で苦労されて、さまざまなことを身につけていることを考えると、非常に頼もしいと思います。今、伺ったような経験を、今後の仕事に活かしていただくのはもちろん、皆さんに続く海外トレイニー志望の方々に良いアドバイスを与えて欲しいと思います。
弊社がさらなる発展を目指すうえで、社員一人ひとりがグローバルマインドを持つことが非常に重要です。私はCSR担当ですが、弊社の基幹事業であるICTそのものがCSRであり、CSVだと考えています。CSVとは「クリエーティング・シェアード・ヴァリュー」。企業の利益と社会的課題の解決を両立させることによって、社会貢献を目指していこうという考え方です。皆さんには、培ったグローバルマインドを活かして、世界中でCSVを実現する役割を担っていただきたいですね。

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第ニ部

国内外でグローバル人材を育てることが、
グローバル市場での存在感を高め、
社会貢献の強化につながる。

ここからは、ヒューマンリソース部人事・人材開発部門の加藤課長も交えて、NTTコミュニケーションズがグローバル企業として、人材育成の観点で目指していくべきものは何かをテーマに意見交換を行いました。

小河:
御社グループは昨今、積極的なグローバル事業展開を進めており、グローバル人材の育成にも注力されていると伺っています。具体的には、どのような取り組みをされているのでしょうか?
森:
弊社は、経営環境の急速な変化を踏まえ、2011年に【事業ビジョン2015】を策定し、“Global ICT Partner”というスローガンを掲げて事業構造の転換に取り組んできました。それに合わせて、グローバルシームレス、すなわち国内外を問わずに活躍する人材の早期育成を図っています。
加藤 志穂子
加藤:
弊社の人材育成の基本方針は、業務を通じて専門性を高め、プロフェッショナルな人材を育てるということです。グローバル人材とは、自らが持つ専門的なノウハウを、グローバルに展開・発揮できる人材だと考えており、その育成に向けた施策の一つが「海外トレイニープログラム」です。事業ビジョンを策定した2011年以降、徐々に人数を増やしており、現在は毎年7~80人が1年間の海外派遣を経験しています。このほかにも補完的な研修を提供していますが、あくまで業務を通じた育成を中心に考えています。
小河:
なるほど。先ほど常務が言われた「グローバルシームレス」という視点は、人材育成のなかでどのように捉えているのでしょうか?
加藤:
グローバルシームレスを実現するためには、グローバルシームレスな事業を推進できる人材育成が必要だと感じます。そのためには、先ほども言ったように、各人の専門性を海外でも展開できることがポイントになります。そうした力は、教室の授業で教えられるものではなく、自分で経験してみなければ身につかないものですから、早い段階から海外で経験を積むことが、人材育成の要だと思っています。
小河:
御社だけでなく、日本企業ではいずれもグローバル化が大きな課題となっていますが、さまざまな企業の方と話していると、組織が「専門性」という横軸と、「地域」という縦軸によるマトリックス型にならざるを得ないと感じます。ただし、こうした組織では、専門性をグローバルに展開する一方で、地域ごとのローカル性にどう対応していくかという難しさがあります。こうしたグローカルな経営を実現するための鍵となるのが、ローカル性に対応できるように現地で働く社員への権限移譲ではないでしょうか。
森:
同感です。現地のことは現地に任せて、なるべく若い人に権限委譲していくようなことが大切であり、その必要性が、グローバルな時代になってより高まったということだと思います。
小河:
先ほどの海外トレイニー経験者の方々のお話の中にも「グローカル」な話がふんだんに出ていて、非常に頼もしいなという印象を受けました。海外派遣についての御社の考えを伺ったとき、「派遣中は失敗したり、つらい思いをしたり、恥ずかしい思いをすることを奨励する」と伺ったのが印象的でしたが、そこにはどんな意図があるのでしょう?
対談中の森 清、小河 光生、加藤 志穂子
加藤:
そうですね。海外トレイニーとしての1年間を無難に過ごすのではなく、いろいろ失敗をしてこそ学ぶものが多いと思いますので、せっかく機会を有効活用するためにも、失敗を恐れずいろんなことに挑戦してほしいですね。
小河:
そのためには、組織の「風土」が大切ではないでしょうか。失敗を批判するのでなく、成功や挑戦を認めて、互いに褒め合うような風土づくり、雰囲気づくりが、人材育成の重要な鍵ではないかと思います。
加藤:
実は今、おっしゃられたような取り組みを弊社でもやっておりまして、プロフェッショナル人材のレベルを「マイルストーン」という形で設定し、一定レベルに到達した社員を年1回表彰し、社内サイトで経験談を交えて発表しています。プロフェッショナルを育成しようという風土づくりに向けて、今後もこうした地道なアピールを続けていきます。
小河:
わかりました。先ほどCSVという話題が出ましたが、その基本は企業と社会とのwin-winな関係づくりではないかと思っています。CSVを実現するのは、やはり人材ですので、まずは社員一人ひとりが社会課題を実感する必要があります。たとえば、海外には水不足で苦しんでいる地域がありますが、日本は水が豊かですので、実際に海外に出て自分の目で見ないことには実感できません。現地の社会的な悩みを実感することが、貢献への第一歩になりますので、その意味では、グローバル人材を育成していくプログラムは、CSVの実践に通じるものだと思います。
森:
おっしゃる通りで、CSVとは企業の経済的価値と社会的価値を両立させていこうという考え方です。弊社グループでも、ICTの世界におけるCSVについて研究していますが、私なりの暫定的な結論は「ICTそのものがCSVである」ということ。たとえば電話やインターネットの存在が、人の移動を削減してエネルギーの節約につながっていますので、ICTを活用するほど社会貢献になります。最近ではデータセンターが有効事例の一つです。自分たちがこうした社会貢献度の高い事業を担っていることを、社員に浸透させるタイミングを図っているところです。本日のダイアログも、CSVへの興味を高める一つのきっかけになればと思います。
対談中の小河 光生
小河:
御社の場合、日本の若手社員を海外に派遣するだけでなく、海外の若手社員が日本に学ぶ機会もあり、まさにグローバルシームレスな人材交流が実現しています。最後に、日本の若手、海外の若手を含めて、今後の御社グループを担う若手社員へのメッセージをお願いします。
加藤:
トレイニーを経験して終わりではなく、その経験を活かした活躍を期待しています。弊社は転換期を迎えていますので、若手社員の皆さんにも、専門性とグローバルな経験を活かして、会社を変えていくような貢献を期待しています。 先ほどの体験談からも、周囲に好影響をもたらせていることが窺えましたが、そこが私たちの期待するところであります。海外でさまざまな仕事のやり方を学び、それぞれの特性を理解した上で、これからの仕事に還元していく。そうしたサイクルの積み重ねが、やがて会社を変えるほどの大きな波になるのだと思っています。
対談中の森 清
森:
かつてクラーク博士は若者たちに「Boys, be ambitious!」との言葉を贈りましたが、現在の若者には「Be ambitious and aggressive but also be appreciative and respectful」とお伝えしたいと思います。
小河:
大志を抱いて、意欲的に、互いを認め合い感謝しながら行動してほしいということですね。素晴らしい言葉だと思います。本日はありがとうございました。

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