2025年7月より、NTTコミュニケーションズは
NTTドコモビジネスに社名を変更しました
evangelist

エバンジェリスト

戸畑 洋介Yousuke Tobata

セキュリティ サイバーセキュリティ

サイバーセキュリティは、一部の専門家だけのものではなく、企業経営そのものを支える重要な基盤です。20年以上にわたりネットワーク、システム構築、コンサルティング、サービス企画に携わった経験を生かし、複雑化するセキュリティを分かりやすく伝え、お客さまのDXと事業成長に貢献していきます。

経歴

CAREER

2000年、NTT東日本に入社。東京支店にてネットワーク系のシステムエンジニアとしてキャリアをスタートし、大規模ネットワークの設計・構築に従事する。
2007年にNTTコミュニケーションズ株式会社(現 NTTドコモビジネス株式会社、以下 NTTドコモビジネス)へ移り、大企業向けのプロジェクトマネージャーとして数多くの導入プロジェクトを担当。その後、ヒューマンリソース部人材育成部門において技術者育成や組織開発に携わったほか、NTT Com Indiaへの海外赴任を経験し、グローバルビジネスの推進や異文化マネジメントにも取り組む。
2018年からはICTコンサルティング本部に所属し、セキュリティコンサルティングチームの立ち上げを主導。企業のDXを支えるセキュリティ戦略策定や、ゼロトラスト、SASE(Secure Access Service Edge)をはじめとする次世代セキュリティ基盤の導入支援を数多く手がける。
2020年よりマネージドセキュリティサービス「WideAngle」のサービス企画を担当し、事業戦略策定、新サービス開発、ビジネス拡大をリード。現在はAIと自動化の活用を含む次世代セキュリティサービス(AI SOC)の企画・推進にも取り組んでいる。
社外活動として情報処理技術者試験委員を務めるほか、多数の講演活動も行う。

趣味は世界各国のクラフトビール巡り。海外赴任時代にさまざまな国を訪れ、現地のローカルフードやクラフトビール文化に魅了される。帰国後も全国各地のブルワリーやビアバーを訪ね歩き、新しい味との出会いを楽しんでいる。

1977年、神奈川県横浜市生まれ。上智大学理工学部卒業。 CISSP、CISM、情報処理安全確保支援士。

活動履歴

PROFESSIONAL ACTIVITIES
主な所属団体
  • IPA 情報処理技術者試験委員会
  • IPA 10大脅威選定委員
  • IPA セキュリティプレゼンター
  • IPA 中小企業向けサイバーセキュリティ対策支援者
  • CompTIA SME
  • 流通ISAC 事務局
主な講演活動
主な執筆活動・論文など
記事掲載
過去のメディア対応実績

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インタビュー

INTERVIEW
  • エバンジェリストとしての得意分野とミッション

    私の強みは、「技術」「現場」「経営」の3つの視点を持っていることです。

    ネットワークエンジニアとしてキャリアをスタートし、大規模案件のプロジェクトマネジメント、人材育成、海外ビジネス、セキュリティコンサルティング、そしてサービス企画と、多様な経験を積んできました。NTT Com Indiaでの事業推進、セキュリティコンサルティング組織の立ち上げ、AI SOCのサービス化など、新たな組織やビジネスをゼロから創り上げる役割を数多く経験してきました。

    また、IPA情報処理技術者試験委員やIPA 10大脅威選定委員としての活動に加え、多くの企業に対する経営層向けコンサルティング、セキュリティ研修、インシデント対応訓練を通じて、サイバーリスクマネジメントの高度化やセキュリティ人材育成を支援してきました。経営層がどのようなリスクを懸念し、何を基準に意思決定を行うのかを理解した上で、技術対策だけでなく、組織・人材・ガバナンスを含めた総合的なセキュリティ強化を支援できることが私の強みです。

    私はエバンジェリストとして、技術動向や脅威情報を発信するだけでなく、経営・組織・人材育成の観点から企業のサイバーリスクマネジメント高度化とセキュリティ変革を支援したいと考えています。セキュリティを単なる防御策ではなく、企業価値向上と事業成長を支える経営基盤として捉える社会の実現を目指しています。

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  • これまでの活動を代表するプロジェクト

    私の活動を代表するプロジェクトは、AIを活用した次世代セキュリティ運用サービス「AI SOC」の立ち上げです。

    2019年からMicrosoft Sentinelを活用したSOAR(Security Orchestration, Automation and Response)の開発に着手し、セキュリティ運用の自動化に取り組んできました。しかし、サイバー攻撃の高度化や人材不足の深刻化に伴い、従来のアナリスト中心のSOC運用モデルだけでは持続的なサービス提供が難しくなるという課題が見えてきました。

    そこで2024年から生成AIの活用を本格的に検討し、長年SOCで培ってきた分析ノウハウをAIエージェントで再現する仕組みづくりに挑戦してきました。技術検証だけでなく、運用モデル、サービス提供方式、ビジネスモデルの設計まで一貫して推進し、2026年にAI SOCとしてサービス化を実現しました。

    AI SOCは、セキュリティアナリストの高度な知見と生成AIを融合させることで、従来は人手に依存していた分析業務の効率化と高度化を実現しています。多数のメディアにもAI SOCは取り上げられ、お客さまのセキュリティ運用高度化や人材不足解決の手段として多くの企業で注目・活用されています。

    このプロジェクトを通じて、AIは人を置き換えるものではなく、人の専門性を拡張し、新たな価値を生み出す存在であることを強く実感しました。今後もAIと人が協働する新たなセキュリティ運用の実現に挑戦し続けたいと考えています。

  • NTTドコモビジネスと共に描く未来

    今後、AIはセキュリティ運用のあり方を根本から変えていくと考えています。

    サイバー攻撃は年々高度化し、生成AIの登場によって攻撃者のスピードや巧妙さはさらに増しています。一方で、日本では深刻なセキュリティ人材不足が続いており、多くの企業が十分な防御体制を構築できないという大きな社会課題に直面しています。

    私は、この課題をAIによって解決したいと考えています。AIを活用して脅威の検知、分析、対処を自動化し、人だけでは対応しきれない攻撃に対抗する。さらにSOCだけでなく、インシデント対応や再発防止を担うCSIRT業務についてもAIを活用し、誰もが高度なセキュリティ運用を実現できる世界を目指しています。

    AIは人を置き換えるものではありません。AIが膨大な情報処理を担い、人が意思決定や高度な判断に集中する。そんな「AIと人が協働するセキュリティ」の実現こそが、私の描く未来です。

    NTTドコモビジネスが持つネットワーク、クラウド、AI、セキュリティの強みを結集し、サイバー攻撃のMachine Speedに対抗できる新たな防御モデルを社会へ提供したい。そして、日本のセキュリティ人材不足という大きな社会課題の解決に挑戦していきたいと考えています。

    ※本記事の内容は取材時のものであり、組織名や役職などは取材時点のものを掲載しております。

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