2025年7月より、NTTコミュニケーションズは
NTTドコモビジネスに社名を変更しました
evangelist

エバンジェリスト

北川 公士Kooshi Kitakawa

AI/ロボティクス 生成AI

生成AI・AIエージェントの進化は非常に速く、私自身も常に最前線を追い続けています。一方で、その導入には既存の環境や業務を技術的に正しく理解することが不可欠です。ネットワーク・クラウド・セキュリティで培った経験を生かし、お客さまとともに業務に組み込まれたAIエージェントを実装し、AX(AIトランスフォーメーション)を前に進めていきます。

経歴

CAREER

2004年NTTコミュニケーションズ株式会社(現 NTTドコモビジネス株式会社、以下 NTTドコモビジネス)入社。ソリューション事業部e-Japan推進室にて、ICカードアプリケーションエンジニアとして法人・官公庁向けのSE・PMに従事する。
2011年にソリューションサービス部第三ネットワーク部門へ異動し、ネットワークエンジニアとしてWAN・LAN・グローバルネットワークの設計・構築を担当。2015年からはEnterprise Cloudを活用したインターネットゲートウェイ構築のPMを務めるとともに、ゼロトラスト・SASE(Secure Access Service Edge)ソリューションのモデル創出に貢献する。
2020年にNTT西日本へ出向し、西日本エリアのクラウドおよびゼロトラストビジネスの創出を推進。
2023年よりスマートワールドビジネス部ジェネレーティブAIタスクフォース(現:AX Design Office)に参画。生成AIを新たな収益の柱とすべく、CX (顧客体験)、EX(従業員体験)、CRX(サイバーレジリエンス変革)を軸とした戦略立案と実行を担い、AI SOC(AI Security Operations Center)・AI Advisorの立ち上げや電力業界向けLLM導入など、AIエージェント事業の創出を主導する。
2026年よりソリューションサービス部デジタルソリューション部門に所属し、セキュリティおよびAI-Centric ICTプラットフォーム®関連のビジネス創出に取り組んでいる。

趣味は登山やキャンプなどのアウトドアと、スポーツ観戦全般。ラジオやPodcastも好きで、「COTEN RADIO」をはじめ番組にメールを送るハガキ職人としても活動しており、採用を楽しみに聴き続けている。実家は岩手県の石手堰神社で、家族が神職を務めている。

活動履歴

PROFESSIONAL ACTIVITIES

Eva note

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インタビュー

INTERVIEW
  • エバンジェリストとしての得意分野とミッション

    私の専門領域は、AIエージェントによるビジネス創造です。市場調査から要件定義、開発主導、リリース判断までを一貫して推進し、生成AI/AIエージェントを企業の事業を動かす基盤として実装・定着させることに注力しています。

    生成AIの急速な普及により、多くの企業がAI活用を模索しています。しかし、概念や可能性を語るだけでは業務は変わりません。求められているのは、顧客の現場に入り込み、その業務を理解した上で「実際に動くもの」を作り、成果を示すことだと考えています。

    私が特に力を入れているのが、FDE(Forward Deployed Engineer)としての推進スタイルです。顧客環境に入り込み、課題定義から提案、PoC構築、ソリューションモデル化までを一貫して担います。この姿勢が最も端的に表れているのが、電力業界での取り組みです。高い専門性と厳格な要件が求められる業界の現場に入り込み、業務に特化したAIエージェントの導入、そしてtsuzumi 2を活用した電力向けLLMの導入を実現しました。汎用的なAIの説明ではなく、その業界の業務に根差した形で価値を出せたことは、FDEとしての実績そのものです。併せて、AI SOCの立ち上げでは市場調査からビジネスモデル設計、開発、リリースまでを主導し、市場が必要とし始める立ち上がりのタイミングを捉えて世に出すことができました。

    私の強みは、「動かした上で語れる」ことです。ICカード/アプリケーションエンジニアとしてキャリアをスタートし、その後ネットワークエンジニアとしてWAN・LAN・グローバルネットワークに携わり、さらにクラウド、ゼロトラスト・SASEといったセキュリティまで、SE・PMとして幅広い領域を経験してきました。アプリケーションからネットワーク、クラウド、セキュリティまで一つ一つ自分の手で動かしてきたことと、多様なお客さまとの対話で培ったコミュニケーション力が、私の強みの源泉です。

    私のミッションは、AIを「試すもの」から「事業を動かす基盤」へと変えることです。エバンジェリストとして技術動向を発信するだけでなく、自ら現場で実装し、成果として示すことで、お客さまと社内の双方にAIエージェント活用の道筋を具体的に描き、企業の価値創造と成長を支える社会の実現に貢献していきたいと考えています。

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  • これまでの活動を代表するプロジェクト

    私の活動を代表するプロジェクトは、LoB(Line of Business)領域へのAIエージェント導入です。

    生成AIの活用は多くの企業で進んでいますが、その多くは汎用的な文書作成や情報検索にとどまり、業界固有の専門業務にまでは踏み込めていません。専門業務にAIを組み込むには、技術を語るだけでは足りず、その業界の業務を理解し、現場の要件に合わせて実装し、動かして見せることが必要です。私はこの課題に、顧客環境に入り込んで課題定義から提案・PoC構築・ソリューションモデル化までを一貫して担うFDE(Forward Deployed Engineer)のスタイルで取り組んできました。

    最初の大きな成果が、電力業界での導入です。高い専門性と厳格な要件が求められる業務に入り込み、業界特化のAIエージェント、およびtsuzumi 2を活用した電力向けLLMの導入を実現しました。その業界の業務に根差した形で価値を出せたことは、FDEとしての実績そのものだと考えています。

    このアプローチは他の業界にも広げています。製造業では、特許出願を支援するAIエージェントを開発し、高度な専門知識を要する知的業務への適用に取り組みました。さらに現在は、熟練者のノウハウを次世代へ引き継ぐ技術継承エージェントの開発も進めています。これらと並行して、企画から市場投入までを一貫して担ったAI Advisorの開発を主導し、AI SOCの立ち上げにもメンバーの一人として携わってきました。

    これらのプロジェクトを通じて実現したいのは、AIを「試すもの」から「事業を動かす基盤」へと変えることです。電力、製造と積み重ねてきた業界特化の実装知見を、より多くのお客さまのAX推進へとつなげていきたいと考えています。

  • NTTドコモビジネスと共に描く未来

    今後、AI・AIエージェントは、お客さまの事業変革と社会変革の中心に位置づけられていくと考えています。

    NTTドコモビジネスが目指すのは、質の高い通信を基盤に、異なるコミュニティやビジネスをつなぎ、新しい価値を創造して社会を豊かにすること。そして、お客さまと社会にとって最適なパートナーであり続けることです。AI・AIエージェントは、まさにその中心にあるテーマです。

    一方で、AI・AIエージェントの進化は非常に速く、半年前の常識が通用しないことも珍しくありません。この速さについていくには、最新技術を追うだけでは不十分です。お客さまの既存環境や業務を正しく理解し、そこに最新技術をアジャストさせていく地に足のついた実装力が求められます。我々はお客さまのパートナーとして、この「理解」と「最新」の両立を担います。私自身は、ネットワーク・クラウド・セキュリティで培った経験を糧に、FDEとしてお客さまの現場に入り込み、業務に組み込まれたAIエージェントを実装することでAXの実現に貢献していきます。

    もう一つ、私が注目しているのがフィジカルAIの加速です。AIがデジタル空間を超えて現実世界で動き始めるとき、IOWNをはじめとする高速・低遅延なネットワーク、GPUリソース、そしてそれらを支えるデータセンターが不可欠になります。これらを自らの事業として持ち、一体で提供できることは、インフラ事業者であるNTTドコモビジネスにしかない強みです。AI-Centric ICTプラットフォーム®構想のもとで、AIが動くための基盤そのものを社会に提供していきます。

    AIを実装する現場力と、AIを動かすインフラ。この両方を持つパートナーとして、お客さまのAXを前に進め、AIが社会を豊かにする未来を、NTTドコモビジネスと共に描いていきたいと考えています。

    ※本記事の内容は取材時のものであり、組織名や役職などは取材時点のものを掲載しております。

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